くるま走ってたの!

小田急線を中心とした鉄道写真と電車に関する色々な話題、カメラの話、などなど、ゆるーく書き散らしています。

ソニーα99の印象

2012-09-15 23:00:00 | カメラについての雑記帳
α99が発表されました。
ソニーの公式リリースから。

2つの位相差AFセンサーを同時に使い、高性能なAFを実現する世界初※1「デュアルAFシステム」採用
35mmフルサイズCMOSイメージセンサー搭載 デジタル一眼カメラ“α”Aマウント最上位機種を発売


全体的な性能はさておき、第一印象。

なにもりもまずデザインがインパクトありますね。いい格好です。
伝統のエルゴノミックデザインで『ジャミラ』などと呼ばれるEOS-1Dシリーズが霞んでしまうようなエグさ。
こういうアグレッシブで攻撃的なカタチは、αシリーズのハイエンド機に相応しいと思います。

一方、どうかなぁと思うのは、ソニー入魂の「XGA OLED Tru-Finder」というファインダーです。
ソニーらしさをそこに求めているのか、あるいは光学ファインダーで二強に挑んでも勝てないと踏んでいるのか、事情は知りませんが、どうしてもエレキの力でファインダーを作りたいみたいです。
それだけに色々な技術を投入して高度に作り込まれているようですが、しょせんEVFの一種、一眼レフのファインダーとしてはあまり好ましくないモノです。こういう路線ならば、NEXの高性能化で実現すれば良いと思うのですが。

以前にα55を触ってみた事がありますが、正直いってイマイチな印象でした。
フルオートで使うのならば性能的にも操作性的にもこれで充分ですが、一眼レフはそういうカメラではないです。
あれこれ考えてイジりながら撮るわけで、そういう観点に立って見るとα55のファインダーは許容範囲外でした。
解像度やレスポンス的に「撮る側の意思どおり」に使えるものではなかったし、さらにいえば見え具合に「気持ちよさ」がないのも残念なところでした。
下手をするとα99のセールスポイントの1つである「デュアルAFシステム」の良さをこのEVFがスポイルしてしまうのではないか?...などと要らぬ心配をしてしまいます。

α55の時には、同じデジタル部にコンベンショナルな光学ファインダーを組み合わせたα580という派生モデルを海外向けに売っていました。
α99でも同じように光学ファインダー搭載の派生モデルが出てくるような気がします。
それを国内で併売したら、どちらが数多く売れるんでしょう...?
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