くるま走ってたの!

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■閑話休題
ちなみに私は見た感じこんなヤツ↓です。

冴えねーなぁ。
手前のデカ頭は次男坊、撮ったのは長男坊。
7004Fは何度見ても美しい...

撮り鉄の話 [08/10/18 小田急ファミリー鉄道展2008 その1]

2008-10-19 23:33:40 | 撮り鉄の話 [小田急編]
昨日(2008/10/18)、小田急ファミリー鉄道展に行ってきました。

残念ながらあまり時間が取れず、第2会場の3000形SE車を見学して物販コーナーをちょっと散歩しただけで終わってしまいましたが、SE車の御尊顔が拝めたので私的にはそれなりに満足でした。


案内看板が何ヶ所か。
私は駅南側の陸橋を渡るルートから現地入りしたので、いきなり第2会場入りです。
11:30頃に通りすがりに覗いた時にはたいして並んでいなかったのですか、13:30頃に家族で向かった時には多少の行列状態になっていました。
とはいえ昨年の猛烈な人混みとは比べものにならないガラ空きでした。
やはり昨年の人出はちょっと考慮の枠外と考えるべきでしょうね、なんといっても展示内容が凄すぎましたから。
待つことわずかに15分ほどで庫内に入場することができました。

御尊顔その1。
引退時の顔。

状態良いですねぇ!
私はこの顔の現役時代を知っていますので、とても馴染み深いです。目玉が愛嬌があって、遠くから眺めるとイモムシが走っているように見えて楽しい列車でした。

御尊顔その2。
復元顔。
そうだ、私はこれが見たかったのだ!
いや去年見損ねてしまったのですよ。
会いたかったぜベイビー。

うーむ、素晴らしい!!!
よくぞ復元保存してくれたものです。
喝采モノです。
これが本線上を特急として走っていた姿を想像すると背筋がゾクゾクしますね。そんな漏れは変態ですかそうですか、放っておいてくれ!(笑)
どうせなら冷房まで取り払って忠実に登場時の姿を再現して欲しい気もしますが、これ以上の贅沢は言いません。
ぜひこのグッドコンディションを維持し続けてくださいよ、小田急のエラい人!!!

ちなみに階段にいる子はよその子です、どうしても人が...(^_^;
車庫内である上に、ひっきりなしにお客さんが出入りする関係でマトモな写真が撮れる条件ではなかったのでこんなものです。
“撮った”というだけで十分ですよ、ええ。
くそう、去年屋外で復元顔を撮りたかった。

それにしてもSE車、もっと落ち着いて見られる機会が欲しいです。
SE車だけは拝観料を取ってでもマニア向けの特別展示をやったらどうなんでしょうか?
私なら500円くらいなら喜んで払いますけどね。
言い方は悪いですけど、有り難みの分からん一般客にこんな素晴らしい文化遺産をタダ見させることはありませんわな(笑)。
ウチの奥さんも当然ながらさっぱり意味が分からなかったらしく、「何なのこれ、古臭~い!」という程度の感想でした。まあ一般人の典型的な反応だとは思いますが、もうちょっと見せる客層を選べんのか?(笑)
マニアな皆さん、いかが思われます?

あと、展示内容にもひと工夫欲しいなぁと思ったり。
大袈裟に保存公開されている割に、解説らしい解説はこれ↓だけです。
年季が入って黄ばんでます(^_^;


実はこのタテカンの右側に貼ってあるA4ペラ1枚の紙にもう少し書いてありますが...

うーん、なんとなく寂しいじゃありませんか。
必要最低限の事は書いてあるんですけど、もうちょっと華を持たせる事は出来ないのだろうか?

せっかくなんですから、もっと積極的にSE車の意味を解説して欲しいなぁ。
ロマンスカーの歴史とか、高速鉄道の発展史とか、SE車のナニが偉かったのかとか、普通の人にも面白く見て貰えるエッセンスがある筈で。
いやホントに基本的な話、たとえば「“乙女”って何?」とかいうのも説明したら面白いと思うんですよ。ウチの奥さんにそう聞かれたので、「大昔そういうロマンスカーがあったんだよ、箱根に“乙女峠”ってあるじゃん?」なんて話をしていたら、脇にいた人が「へぇ」といった感じでこっちを見てました。
そういう一般の人が興味を引くような内容は、簡単なパネル展示でいくらでもできると思うんですけどねぇ。

...なんて事を小田急の中の人に言っても、きっと「マニアが趣味でやっている事ではないからそんな事は無理だ!」と怒られてしまいそうですが。ロマンスカーが大好きな旧世代鉄道ヲタクとしては、ちょっと寂しい気持ちです。
コメント (2)
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EOS 30Dを中古で買ってみたのですが...

2008-10-19 02:14:49 | カメラについての雑記帳
ものの弾みで?EOS 30Dを手に入れてみました。
ちょっと顛末を書いてみたいと思います。

キャノンEOS 30Dの主要スペックはこちらのキャノン公式サイトをご覧頂くとして。

EOS 30Dとは、現在のキャノン製品に蔓延する「出し惜しみ」の原点とされているモデルです。キャノン中級機の黒歴史はここからスタートしたと言っても過言ではありません。
あ、ユーザーさん、ご覧になっていたらごめんなさい、でもWebでは一般的にそう言われてますし...(笑)

実はEOS 30D、客観的に見ると決して悪いカメラではありません。
基本的な構成は20Dを踏襲し、主に使い勝手に関する部分に小改良を加えてブラッシュアップを図ったモデルです。
でも、逆にいえばしょせん小改良、20Dの焼き直し。
どう贔屓目に見ても新型名を付与できるような代物ではありません。
正直いって私もこの機種の発表には (゜Д゜)ハァ? でした。
口の悪いキャノンファン(...あ、私?)からは『EOS 20D MarkⅡ』なんて呼ばれていますが、さもありなん。

繰り返しになりますが、冷静に見たら悪いカメラではないのです。
基本性能はあの歴史的名機20Dと同等の内容、悪い訳がありません。
APS-Cサイズ820万画素というのはたいへん実用的ですし、5コマ/秒の連写も動体に使えるレベルだし、低速連写も選べるのは意外にもユーザー目線の改良点。20D譲りの高感度特性も魅力大です。
20Dからの主要な改善点としては、液晶モニターの大型化(2.5インチ/23万画素)、「ピクチャースタイル」搭載、スポット測光対応、等々...要するに現在(2008年)の水準で要求されるような基本アイテムはひと通り網羅。
よくよく考えてみたら、サブ機用途に実に良い具合なんです。

じゃ、実際どうなのよ? “使える”カメラなの?(笑)
なんて考えながら、買う気もなくヤフオクを眺めてみたところ、たくさん出回っていてしかも安いんですねぇこれが! ボディのみなら美品が5万円以下で取引きされています。縦グリップ付き極上品も散見。
そんな中から私は、縦グリ付き元箱付きをターゲットにチョイス。さしたるバトルもなく、5万円以下で落札に成功しました。
近年希に見る失敗作として名高いキスデジFより安いっすよ、ダンナ!(^-^)v

手元に届いたので、さっそく手持ちのレンズを付けてEOS-1Dsと記念撮影。


30Dの型名ロゴが白飛びしてしまいました(^_^;
比較対象がEOS-1Ds+EF28-70mmF2.8Lだから余計かも知れませんが、30Dがとてもコンパクトに見えます。
縦グリが取って付けたようなのは仕方ないんでしょうね。
むしろこの小ささを考えたら、大口径レンズを使わない限りは縦グリなしで使うのが正解だと思いました。


似ているようでいてよく見ると全然似ていないボディデザインです。
小さくて軽い。
それはそれで良いことだと再認識しました。


背面から見ると大きさの違いが際だつ感じです。
液晶サイズの違いやサブディスプレイの有無が目立ちますが、それ以上に縦位置グリップ部の考え方の違いを顕著に感じました。
縦グリ一体で考えられたデザインの1Dsは、上から下までボタンやダイヤルを万遍なく配置してスペースを使い切っています。対する30Dは最小限度で済ませようと努力している様子。

で、こんな写真をアップしてはみたものの。
...実は既に手元にありません(^_^;
3日ほど使って売却してしまいした。

正直なところ、私が30Dを使うと常に「我慢」が付きまとう感じで、長く使える気がしなかったのです。
趣味で使う道具なのに、我慢しながら使い続けるのは無理でした。
だっら値のある内に手放してしまおう、と。

もちろん写りに関しては評判通りの優等生。試し撮りを100枚ほどした限り写りは満足行くものでした。「そんな枚数で何が分かる!?」とお叱りを受けそうですが、ここは敢えて聞き流します(笑)。
特に高感度性能は驚きました、ISO 400でさえそれなりに覚悟の要る1Dsと違い、800までならまったく問題なく、1600でも十分使える画質。これは素晴らしいです。
AF性能に関しては、家族のスナップ写真を撮る感覚なら可もなく不可もなくと言った感じ。中古とはいえ5万円で買えるカメラとしたらあり得ないハイレベルです。ただし発売当時15万円以上の高級機種だったことを考えると微妙な気もしましたが。

そんなわけで写りには満足したのですが、デジタル部を除いたカメラ部分がどうにも納得しかねるところでして、やはりカメラオタクとしてはお付き合い出来ない、という結論に至りました。
シャッターフィールやボディの質感もイマイチ納得出来ませんしたが、決定的に我慢出来なかったのがファインダーです。
いくらなんでも15万円オーバーの高級カメラでこのファインダーはないんじゃないでしょうか? 皆さんこれで納得して使われているのですから私が我が儘なだけかも知れませんが、フィルム一眼レフ時代からのファインダーサイズに慣れきった目には耐えられません。
喩えていえば、昔ゲームセンターにあった潜水艦ゲームの潜望鏡を覗き込む感じ?です。
実は店頭で売っていた頃にも現物を見て「見づらいなぁ」と薄々思っていましたが、実際自分でお金を出してみると気になる度合いが全然違うのです、消費者としては当たり前の話ですが(笑)。
他社との比較はいわずもがな、40D/50Dでも改善されているのがよく分かりました。

EOS 30Dは、デジタルカメラとしての写りの良さでは初代1Dsを確実に上回ると思います。
でも、カメラとして大事なものが何かごっそりと欠けています。
もっと気持ち良く撮れないと、私的には全然ダメです...趣味の道具なんですから。
「カメラなんて写りが良ければ万事OK!」という方もいるでしょう。
でも私はそうは思いません。
カメラという機械は“写り”の性能が全てではないのです。
写りも大事だけど、気持ちよく撮影できることもとても大事。
仕事じゃなくて趣味ならなおさらそうだと私は考えます。
...なんて書いていてつくづく思うのですが、隣の芝は青いといいますか、ニコンのカメラにはそれがあるんですよねぇ(笑)。

そんなわけで、EOS 30Dオーナーの方にはたいへん申し訳ない文章で失礼いたしました(^_^ゞ
蛇足ですが、私みたいな変なこだわりがない方で(笑)、なおかつ中古を厭わない方あれば、高性能で低価格の手頃なデジタル一眼レフとしてオススメできるカメラである事を申し添えておきます。
キスデジとかニコンD40を買うよりも写真を楽しめると思いますよ!
少なくとも、理解不能な高画素路線にシフトしたEOS 50Dより遙かにリーズナブルで良いカメラだと思います。
コメント
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