MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

青いランタン

2011-06-24 22:56:49 | 小さなおはなし

青いほおずきの ランタンに

そろそろ

夏の灯を ともしましょうか?


真っ赤に染まった 夕焼けの空から

火種を もらってきておくれ

雲雀


雲雀が落とした 夕陽のかけらを

アマガエルが 拾い

そろりそろりと 灯をともす


南からの熱い風に 

彷徨う心たち

さあ 灯火の周りに 集まっておいで

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12 コメント

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夕焼けの火種 (kanon)
2011-06-25 05:51:39
はじめまして。
素敵な写真と文章に魅せられて、
毎日楽しみに読ませていただいています。
今日のような詩は本当に大好きです。

>あ青いほうずきの ランタンに

という書き出しで、あっ、MONAワールドの始まりだ、
とワクワクしました。

MONAさんの想像力、私もあやかりたいです。

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おはようございます (鎌ちゃん)
2011-06-25 06:58:26
>雲雀が落とした 夕陽のかけらを
 アマガエルが 拾い
 そろりそろりと 灯をともす
いいですね、いつもながらの、このメルヘンチックな創造力、
私に分けて欲しいです。
>彷徨う心たち
 さあ 灯火の周りに 集まっておいで
遠くからですが、心だけそちらに行かせていただきます。 
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鬼灯 (ば~ば)
2011-06-25 07:47:58
1ヶ月先には赤くなってるかな?、夏の風物詩ほうずき市ですね。

鬼灯なんて書くけど、彷徨う心たちが集い憩う優しい灯火のほうがいいわね。
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夕焼けの欠片、ひとつ (malumalusikaku)
2011-06-25 07:57:02
お早うございます!
惜しかった、今朝未明に蛍が来てくれた。それも床しい平家蛍。暑くないほんまの自然の発光ダイオード。青いホオズキの中に入れたら。暑い熱帯夜に映るその灯、平家の落人たち集まってくるかな。竹生島で琵琶が奏でられたりして私家版・青ほおずき平家蛍「湖国百物語」。

「夕日の欠片」をお次はパプリ・カランタン。熱帯夜の紅灯なんていかがでしょうか。臣下のおそるおそるの進言でございます。
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Unknown (ぱふぱふ)
2011-06-25 08:57:04
こちらでもずいぶん大きくなって膨らんできました
赤くなるまでにはまだ少し時間がかかりそうですが・・
でももうすぐ七月ですね~~早い気がするね
自然界は着々と準備してますね・・・
何もしないうちに憑き日だけが進んで行ってしまう
まるで回転ずしのテーブルに座ってるだけのような毎日
月日や物事が・・ぐるぐる回ってゆきます
思いきって手を伸ばさなくてはね
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しびれる (ケイコ)
2011-06-25 20:36:39
MONAさんワールド
しびれました

本当に素敵

夏ですね
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kanonさん (MONA)
2011-06-25 23:14:16
こんにちは!
見ていて下さるのですね。
ありがとう。
私も楽しんでます。
時々眠ってしまい、気がついたら朝という事もあるけど・・・
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鎌ちゃん (MONA)
2011-06-25 23:19:19
鎌ちゃんの句からは、想像力が溢れているのに~
欲張りですね。
同じ題で句作すると、個性が出て面白いでしょうね。
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ばーば様 (MONA)
2011-06-25 23:22:26
鬼は、私たちの中に住んでいるものだから・・・
きっと夜になると、子鬼たちがいろいろな色のランタン持って飛び出してきそう。
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malumalusikakuさん (MONA)
2011-06-25 23:28:26
未明に現れる平家蛍というのが想像力を掻き立てます。
宵のうちに見るよりも、もっと儚い。
パプリカ・ランタン、これはカーニバルにぴったり?
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