ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

外論の外:改善のコツ

2008-11-19 | ISO外論
 ものごとを肯定的にとらえるだけでは、問題の発見はできない。批判的に考えるから問題は見つかる。なんでも肯定的に考えるため、批判するなということを良く聞くが、正しい批判は必要である。
また改善に取り組み始めると、制約を言い訳に「できない理由」を並べる癖がある。否定と肯定という能力も切り替えて、使い分けないと役に立たない。逆の能力を出すと解決できない。まして、組織の問題である。制約をはずすことは、方針に逆らうことになりかねない。
内から外へ、まず障害になるのは、内の力である。大きな効果が期待できる改善は生涯も大きい。経営者の支援が必要である。

1.現状打破、経営革新のための具体的テーマを設定する。
2.肯定、否定とり混ぜた人材を集める。
3.制約をはずして考える権限を与える。
4.テーマに関する潜在的問題、慢性的問題をリストアップする。
5.問題について原因の深堀が必要。原因の原因という追究をくり返し行う。
6.具体的な実施のためのプログラムを作成する。
7.方針管理、改善活動、システムの整備(不要なシステムを整理する)の実践。
8.よい点の方向づけのための経営者によるヒヤリング(内部監査)の実施。
9.1にもどりPDCAを繰り返す。
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