ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

「当たり前のことを当たり前にすることは難しい」②

2007-09-15 | ISO外論
最近,製品ばかりか企業の品質が悪くなっている。
組織に対して品質という言葉が馴染まないなら,品格と言い直してもいい。
経営に利益の追求は当然のこととしても、品格を落としてまで利益を追求するのは考えものである。
人間いかなる状況になっても守りたい一線がある。うまい言葉が見つからないが、常識,教養、人生観、主義などといえるものがこれにあたる。これを蔑ろにしてまで利益に飛びつくのは品格を汚すことになる。
以前の企業には職人芸とも言える品質を大切にする風土があった。
品質経営という品質重視の理念があった。
これが崩れている。品質についての常識が通用しない。基本を通そうとすると「理想的にはそうだが」と聞き入れられない。忙しさのあまり,基本を忘れている。
企業教育でも基本や教養にふれず,即物的なことのみ教える。

このようなことのないように今回から、品質管理の基本や教養をまとめていきたい。
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