ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

外国人労働者と派遣を徹底教育せよ

2007-09-21 | ISO外論
多くの製造メーカでは、コスト競争力をつけるという名目で外国人労働者と派遣を使っている。これらの雇用条件や契約内容はコスト競争を前提とした人の使い捨てを前提としているため問題点が多い。組織は社員、派遣、外国人労働者と階層が明確になっており、信頼関係や業務内容に差異が多い。
教育訓練は最悪の状況で第一線の労働者を派遣が指導する状況だから、限界がある。

日本のものづくりの現場は「教育に始まり教育に終わる」といわれたくらい教育に力をいれていた。これが日本の品質を支えていたことから考えても、今の品質レベルは推して知るべしである。

従来の日本の品質レベルを取り戻すための最重要課題は「外国人労働者と派遣を徹底教育せよ」である。幸い優秀な派遣は社員になる道が残されているのでその人材を教育訓練の専門家に仕上げるべきである。社員になるためのフィルターは明示し厳しくすべきである。
現に社員より優れた能力の派遣はいくらでもいる。

定着率の少ない労働者や派遣に教育をするのは無意味とも考えがあるが、品質や改善を推進する教育は不良による損失で十分まかなえるはずである。
この不良の損失を正しく把握できてないのが問題かもしれない。
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