今日はラリーに使うペースノートの説明を。
ラリーを知らない人が見たら「なんだこの記号は?」と感じますよね。
これはSS(スペシャルステージ、タイムトライアル区間)を速く、安全に走るための重要なノートです。
ラリーは知らない道を走るわけですが、本番の前に2回下見をする事ができます。 その下見の時に「ペースノート」を作成します。
実際どんな事が書いてあるかというと、 左3の角度のヘアピンコーナ
ー ストレート30メートル 右コーナー6の角度から3の角度長めのヘアピン ス
トレート30メートル 右4の角度のコーナー 左7の角度のコーナー ストレート
50メートル丘を越えて開けてる右5の角度のコーナー すぐに左3の角度のヘ
アピンコーナー と言った感じです。 (よく分かりませんよねw)
少し説明しますと、コーナーの角度を数字で表します。
人にもよりますが、7段階くらいに分けて使います。 僕は1がきつく、7が緩いコーナーです。
これを作るのはドライバーです。 コドライバーに口頭で伝え、それを聞いて書き留めます。
車を運転しながらノートを作るのは大変で、少しコーナーの角度などで迷ってるとすぐに通りすぎてしまいます。
コドライバーは、ゆれる車の中でノートを書くのでタイヘンな作業です。
頭も使うので、(苦手です)1日中ペースノートを作った後はクタクタになります。
ラリーはまたやりたいですが、ペースノートを作るのは正直あんまりやりたくないですねw
ちなみにこのノートはギリシャであった「アクロポリスラリー」のとあるSSです。 「イノホリ」という地名です。
実はペースノートを作ってる時に大失敗したなつかしのSSですw
問題とは・・・ 秘密w ですよね! 某ひっぱりだこコドライバーさん。
私もノートを作り始めてから10年が経とうとしていますが、
未だに100%満足!という域に達していません・・・
ミュージシャンが楽譜を見て、曲のイメージを思い浮かべられるように、運転手がノートを聴いて、コースの状況をはっきりとイメージし、ドライビングを組み立てられるよう、これからも改良を重ねていきます!
ノート作成に際し、有益な情報がありましたら、ぜひ教えてください!
ヨロシクオネガイイタシマス!
僕は英語がいいと思います。 ノート作るのが全然楽勝です!
英語で作るのに慣れたら、日本語には戻れません。
聞き取りもノープロブレムだと思います。
コドライバーさんは日本語の方が読みやすいんですかね?
PD廃刊ですか。 とてもお世話になった雑誌なので残念です。
PDに写真載るのがBライモータースポーツの皆の一つの目標だった事は確かだと思います。
こないだ実は全日本ジムカを名阪まで見に行ってきたのですが、
関係者以外のギャラリーなんてほとんどいなかったと思います。
現行車もほとんど走ってないし・・・ 参加型モータースポーツが曲がり角に来ている事はたしかでしょうね。
とりあえず、ホンダワンメークレースと全日本ラリーが残れば僕的にはOKですが。