昨年末の最終戦に色々と不幸な出来事が重なりw クラッシュしてしまったトゥディです。
自慢じゃありませんが、僕はインテグラレースで板金が必要なクラッシュは一度もした事がありません。
ところが、トゥディではこのザマです。
自惚れてはいけませんね。 反省です。
約2ヶ月放置状態が続いていたのですが、今日エンジンを降ろして明日板金屋さんへフレーム修正に出します。
いよいよシーズンも始まるので、そろそろ手を付けておかないと準備がギリギリになる、いつものパターンにはまってしまいます。
FCR41パイもまだほとんど試してないですしね。
今シーズンは予定ではオートポリスに遠征しようと計画中です。(中山サーキットもでますよ)
参加予定のレースはエンジョイプロジェクトさんの2時間半耐久レースです。
昔、一度参加したことがあるのですが、その時は普通のトゥディ(JA4ポシェットでした。その時はMトレの存在なんか知りませんでしたw)
だったので確か2分37秒くらいでした。 とにかくメチャクチャ遅かったのだけ覚えていますw
さすがに、今回のトゥディはその時よりは速いと思います。
どれくらいで走れるかとても楽しみです。
やはり一番のライバルはレース前日の中洲の夜だと思いますw
これには特に注意が必要ですね。
対策としては前日からオートポリス付近に止まる事かと思いますが、菊池温泉もなかなか手ごわいライバルな気がします・・・・・
ああ、どうしよう 困ったなぁ。 誰か名案を教えて下さいw
S2000のクスコLSDをOHしました。
最初にトルクを測定してみると、約3キロ位です。
中古デフなので以前の仕様は分かりませんが、 一般的には少し利きが物足りないと思います。
とりあえず、分解して点検&洗浄します。
インテグラレース車では頻繁にOHや仕様変更していたので、懐かしいです。
一枚目の写真はケース単体にしたものです。 よくこのプレートが引っかかる溝の部分にそり返りができて、プレートが出てこないことがレースで使用したデフにはあり、 よくヤスリで研磨しましたw
このデフは全く問題ありません。 とてもキレイです。
スポスポとプレートを抜く事ができました。
ギアやカムも以上ありません。(ギアが割れてた事もレース車ではありました)
そして今回はトルク10キロ位を狙って組み付けます。
インテグラ(DC5)のデフプレートとS2000は共通なので、約30枚のストックがあります。
厚さも色々な種類を持っているので、まずは1枚だけ少し厚いものに変えて組んでみます。
測定すると約6キロ・・・
もう少しかな?
ここで、もう一枚厚いものにすると大体いきなりデフロック状態になることが多いです。
そこで、今までの経験でこれならイケルと思う組み合わせで、再度測定します。
う~ん・・・・・ 約8キロかな?
なかなか、デフのトルクを狙った数値にもっていくのは大変です。
同じ車種でも、デフケースの個体差などでだいぶ変ってきます。
なんどか同じ作業をモクモクと繰り返します。
そして、やっとこさ12キロ位で落ち着きました。
これくらいだと、しばらく乗ると10キロ程度に落ち着くと思います。
何度やっても、なかなか一発で決めるのは難しいです。
今日、某ブレーキメーカーの方とお話していて、興味深い話を聞くことができました。
ブレーキパッドは熱との闘いです。 サーキットを連続走行するとブレーキパッドの温度は1000度近くになります。
とくにストップアンドゴーの多いサーキット(美祢、茂木、岡国など)は特にブレーキに厳しいサーキットとして有名です。
僕もインテグラレースをしている時は、美祢で練習する事が多かったのですが、ブレーキには色々悩まされましたし、勉強にもなりました。
なぜ、ブレーキに厳しいかというとコースレイアウトによるものです。
ストレート後のコーナーがヘアピンなどのキツいコーナーが多く、ハードブレーキングを繰り返し、冷える間が無いのです。
そして、どんどん発熱し温度が高くなります。
そこで少しでも冷やすように色々なパーツや工夫を施します。
ブレーキダクトなどもそうです。
スリットローターもそうだと思われがちですが、 単純にスリットを入れただけのものはスリットの間にパッドのカスが溜まり、それが悪影響を及ぼし逆に温度を上げてしまうらしいです。
もちろん、きちんとそこまで考えられた物は大丈夫でしょうが、単純にスリットを入れただけの安いローターはまずダメだと思います。 それだとスリット無しのノーマルローターの方がよっぽど良いそうです。