子産(しさん)という名をご存知でしょ
うか?子を産むとは書きますがれっきと
した男性で、古代中国の偉人なのです。
ご存知の方は相当な中国通です。この名
の小説を読むまでは全く知りませんでし
た。多くの国に分かれていた春秋時代、
約2500年前、弱小国の鄭(てい)の
宰相でした。大国であった晋(しん)と
楚(そ)に挟まれていたので国の運営は
苦労した事でしょう。小さな国の宰相が
歴史に名前を残したという事はすごい事
です。孔子が尊敬した人物で子産が亡く
なった時に大変悲しんだそうです。日本
の弥生時代の事です。子産を知ったのは
15年ほど前に読んだ宮城谷昌光さんの
小説でした。最近、読み返したのですが
面白いものでした。但し、長編小説です
ので一気には読めません。少しずつ読ん
だのですが、これが大変でした。何しろ
子国、子孔といった『子』がつく人物が
10人以上現れます。続きを読む度に、
登場人物を忘れ『これは誰だった?』と
読み戻るので結構大変でしたが、それが
また面白いのです(笑)。
うか?子を産むとは書きますがれっきと
した男性で、古代中国の偉人なのです。
ご存知の方は相当な中国通です。この名
の小説を読むまでは全く知りませんでし
た。多くの国に分かれていた春秋時代、
約2500年前、弱小国の鄭(てい)の
宰相でした。大国であった晋(しん)と
楚(そ)に挟まれていたので国の運営は
苦労した事でしょう。小さな国の宰相が
歴史に名前を残したという事はすごい事
です。孔子が尊敬した人物で子産が亡く
なった時に大変悲しんだそうです。日本
の弥生時代の事です。子産を知ったのは
15年ほど前に読んだ宮城谷昌光さんの
小説でした。最近、読み返したのですが
面白いものでした。但し、長編小説です
ので一気には読めません。少しずつ読ん
だのですが、これが大変でした。何しろ
子国、子孔といった『子』がつく人物が
10人以上現れます。続きを読む度に、
登場人物を忘れ『これは誰だった?』と
読み戻るので結構大変でしたが、それが
また面白いのです(笑)。