滋賀県の彦根城の近くに「お多賀さん」と親しまれている多賀大社があります。古事記に、名前が記されるほど由緒のある神社でイザナギ、イザナミが祀られています。彦根駅から近江鉄道で20分ほどの距離ですが、雨模様の日曜日の朝ということもあり、2輌列車には誰ぁれも乗っておらず、貸切状態でした😊
参道には昔ながらの土産物屋があり、店先には大きな杓子が飾られて目を引いていました。
由来は奈良杓子と神社には古くから関係があるようで奈良時代に元正天皇の病気に際し、多賀大社の神主が強飯を炊き「シデの木」で作った杓子を献上すると天皇はたちまち治癒されたと伝えられていることからです。何とも雰囲気がありますね😊 参道入口には「笑門」の文字が掲げられていました。
「笑門」飾りは伊勢神宮でよく見かけるとのことですが、お多賀さんでもおなじ伝統があるのでしょう。「笑うカドには福来たる」の意味でしょうか縁起が良いです。参道の家々の軒先にも笑門の絵馬が掲げられていました。心が安らぎました😊
多賀大社は延命長寿・縁結びの御利益があるそうです。