先日、雑誌の記事を読んでいて、『すごい人』の話がありました。
比叡山の住職で天台宗大阿闍梨(あじゃり)酒井師という方。
むかし、NHKでこの方が荒行の『千日回峰行』をされている
様子がドキュメンタリーで放映された記憶があります。
『千日回峰行』とは比叡山の山中や京都市内を7年がかりで
1000日間、のべ4万km歩き、終盤は不動堂に9日間こもり、
不眠、不臥、断食、断水でお経を唱える。まさに、命をかけた
修行のことです。『大阿闍梨』とは、こうした荒行を成し遂げた
方に贈られる尊称だそうです。
有史以来、この荒行を成し遂げた方は49人。
そして、2度、行われた方はたったの3人だそうです。
現在83才の酒井師はこの修行を54才と60才の時に行われました。
写真でお顔を拝見すると、実に穏やかな『いい顔』をされています。
こういうすごい修行の上で『悟り』を開かれた方の言葉は実に重く、
大変、参考になります。
インタビューの中でおっしゃられた言葉で心に残るものを
2つご紹介しましょう。
『何かにぶつかっても、結局なるようにしかならないでしょう。
じたばたしたってしょうがないんだから、これ。
そんなんだったら腰をすえちゃって、ゆっくりゆっくりやればいい。
(中略)人間はね、コツコツ歩いてきただけで、スピードは遅いけど
進歩してきた。』
『(前略)わかる人は3日でわかるし、わからない人は死ぬまでわからない。
それも自分の心がけ1つだよね。(心がけについて)これは言葉にはないわな。
もう実践するしかない。文字でわかったとしても、実践がない文字だったら
何にもならないんだよ。みんないろいろな本を読んで、
勉強しすぎちゃっているから、満タンになってスキマがないわけ。
体験して消化していかなきゃならないんですよ。』
まさに、『小さなことをコツコツ愚直にやり続けることの大切さ』を
この2つの言葉は言い表しているなあ・・と感心しました。
比叡山の住職で天台宗大阿闍梨(あじゃり)酒井師という方。
むかし、NHKでこの方が荒行の『千日回峰行』をされている
様子がドキュメンタリーで放映された記憶があります。
『千日回峰行』とは比叡山の山中や京都市内を7年がかりで
1000日間、のべ4万km歩き、終盤は不動堂に9日間こもり、
不眠、不臥、断食、断水でお経を唱える。まさに、命をかけた
修行のことです。『大阿闍梨』とは、こうした荒行を成し遂げた
方に贈られる尊称だそうです。
有史以来、この荒行を成し遂げた方は49人。
そして、2度、行われた方はたったの3人だそうです。
現在83才の酒井師はこの修行を54才と60才の時に行われました。
写真でお顔を拝見すると、実に穏やかな『いい顔』をされています。
こういうすごい修行の上で『悟り』を開かれた方の言葉は実に重く、
大変、参考になります。
インタビューの中でおっしゃられた言葉で心に残るものを
2つご紹介しましょう。
『何かにぶつかっても、結局なるようにしかならないでしょう。
じたばたしたってしょうがないんだから、これ。
そんなんだったら腰をすえちゃって、ゆっくりゆっくりやればいい。
(中略)人間はね、コツコツ歩いてきただけで、スピードは遅いけど
進歩してきた。』
『(前略)わかる人は3日でわかるし、わからない人は死ぬまでわからない。
それも自分の心がけ1つだよね。(心がけについて)これは言葉にはないわな。
もう実践するしかない。文字でわかったとしても、実践がない文字だったら
何にもならないんだよ。みんないろいろな本を読んで、
勉強しすぎちゃっているから、満タンになってスキマがないわけ。
体験して消化していかなきゃならないんですよ。』
まさに、『小さなことをコツコツ愚直にやり続けることの大切さ』を
この2つの言葉は言い表しているなあ・・と感心しました。