あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

ノミュニケーション・・・No.13

2009-02-27 08:58:46 | Weblog
 当社は以前に比べて、お酒を飲む機会がずいぶん増えました。
車通勤の方が多いので、懇親会は年間スケジュールで決めています。
先日もスケジュール通り、各部門で課内懇親会が開催されました。
 今日は月に1度の社長懇親会の日です。
全社員をランダムに12のグループに分け、月に1回、
勝田台の居酒屋でノミュニケーションです。
同じ会社にいながら、職場が異なるとほとんど話をしたことが無い人が
結構います。 職場、年齢、ばらばらで社長を囲んでワイワイ話す。
社長懇親会を企画する前は果たして盛り上がるのだろうかと心配でした。
どうも、私の性格として、心配性なんですね(笑)
 ところが、どういうわけか毎回、盛り上がります。
わざわざ、オブザーバー参加(この場合は有料です)する人も結構います。
のべ20回行っていますが、盛り上がらなかったことは1度もありません。
もちろん、お酒を強要することはありません。
 とにかく楽しい時と場を共有して、コミュニケーションをはかります。
ただし、いくつかルールはあります。社長以外、席はくじ引きで決めます。
それと乾杯前のチェックインです。
ルールは簡単、参加者による1分間スピーチです。
自分の名前と職場を言えば、あとは何を話してもOK。
このチェックインのせいか、いつも、懇親会の開始時は皆さん、
少し緊張気味です。45秒から1分15秒の間にスピーチが終わればセーフ。
それよりも短くても、長くても1000円の罰金。
 罰金がなければ参加費用はゼロです。お得でしょう!!
私の楽しみはストップウォッチ片手に正確な時間を測りながら
皆さんのお話を聞くことです。 初参加の人はたいてい罰金を払います。
心理的に早く話し終わりたいと思うのか、短くなるんですね。
1分というのは思ったよりも長いと気づく。これも大切なことです。
このチェックインが終わると急に場がなごみます。
緊張のあとの緩和。これがポイントですね。
あとはチェックインの話をネタにしてどんどん、話の輪が広がります。
気がつけば、あっと言う間に2時間が経過。
時には延長することもしばしばです。
コミュニケーションの原点はノミュニケーションからですね。
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サンクスカード・・・No.12

2009-02-19 18:05:17 | Weblog
 当社での取組のひとつにサンクスカードがあります。
これは社内でのコミュニケーションを向上させるために、
会社のみなさんがお互いの小さな行いに感謝しあうことを
目的にしています。

 1年少し前にサンクスカードを取り入れました。
サンクスカードについては以前から知ってはいましたが、
良い仕組みだなと思いながら、導入するかどうかについては
迷っていました。はたして受け入れられるだろうか? 
定着するだろうか?導入のきっかけは他社を見学した社員の方の
「うちの会社でも取り入れてみませんか?」という一言でした。 
この一言が私の背中をポンと押してくれました。
いつか、いつかと思うなら今・・・という心境でした。

はじめてみると案外すんなり受け入れられました。(と思いますが・・)
最初の1ヶ月で800枚ほどのカードが渡されたようです。
100人ほどの会社ですから月に1人平均8枚ですね。
当初は枚数を数えることもなく、全くフリーでした。
半年ほど経過した去年の6月から毎月の渡した枚数、もらった枚数を
数えることにしました。
これは1年で一番多くあげた人ともらった人を表彰しようと考えたからです。
これにより、毎月の枚数がわかります。 
集計を始めた6月は約1300枚でした。
その後、段々、数が増え、今年の1月には2300枚を超えました。
数にこだわるつもりはありませんが、ほぼ毎日1人が1枚
サンクスカードを出していただいているということになります。
毎日、社内で「ありがとう」の気持ちが100回飛び交っている
ことになります。こんなにうれしいことはありません。

サンクスカードで、大切なことは自分の「ありがとう」の気持ちを
相手に素直に伝えることです。
普段の生活で「小さなありがとう」を見つけ、お互いにやりとりする。
この小さなことを続けることが、社内での大きな潤滑剤になるんですね。
私も毎月30枚ほど出していますが、
わたす時も、もらうときも、うれしいものです。

ちなみに、以前1度だけ娘にサンクスカードを渡したことがありますが、
思った以上に照れくさいものです。 
この歳で素直になるのはなかなか、難しいものですネ。
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お金の感覚・・・No.11

2009-02-16 18:01:17 | Weblog
 最近の不況関連のニュースで何千億円の赤字とか、金融対策として
何兆円とか、巨額すぎてピンとこない金額がよく出ていますね。
 日常生活でピンとくる金額はだいたい千円から1万円ですね。
いわゆる、日々の生活費やおこずかいの範囲です。
10万円以上になると、もはや大金です。ましてや、100万円になると
普段、現金でもお目にかからないですよね。

 もし、仮に毎日100万円を自由に使ってよいと言われたらどうしますか。
但し、条件として他人にあげたり、増える可能性のある使い方はダメ。
例えば貯金や投資はダメ、ギャンブルも勝ってはダメとします。
とにかく消費して毎日使い続ける。
果たして、何日、使い続けることが出来るでしょうか? 

案外、難しいですね。
一度でいいから、そういう悩みを持ちたいものですが(笑)
ここで仮に1兆円を使わなければならないとしましょう。
さて、問題です。 毎日100万円ずつ使うとすれば、
どれくらいの期間かかるでしょうか?
果たして、すぐに答えられる人がいるでしょうか?


何と100万日です。 年に換算すると2778年かかります。
キリストの誕生と同時に100万円を毎日使い始めた人がいても、
今、現在ではまだ使い切れていません。あと、770年ほどかかります。
ちなみに100万円の束は1万円札で1cmの厚さです。
1兆円では10kmの高さになります。なんと、富士山の3倍の高さです。
1万円を積み重ねて、よじ登ったら確実に遭難します。(笑)

 こんな途方もない額のお金が平気でマスコミに登場します。
それを聞いていても、そんなものかという程度です。
兆という額がひんぱんに取上げられ、感覚がマヒしているのですね。
今度、政府が総額2兆円の給付金を配るそうですが、
それほどの膨大なお金はもう少し上手な使い道がないものかと
考えてしまいます。 いかがでしょうか?
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冬のカキにはご用心・・・No.10

2009-02-11 17:49:24 | Weblog
 秋から冬にかけてはカキのシーズンですね。
カキはフライやカキごはんなど好物です。
先日、ある方からカキを送っていただきました。
カキは好きですが、昔から生ガキはあまり好きではありませんでした。 
生臭さがどうも好きになれないからです。

 ところが、いただいたカキは見た目がいかにもおいしそうで、
しかも生食OKですとしっかりと書かれていました。 
そうなると試しに生で少し食べてみたいと思い、
家内とふたりで1~2個ずつ食べました。
翌日、家内が風邪のような症状でダウン。その日の夕方、私も何となく調子が
悪く、寒気もするので風邪かなと思っていました。 
寒い時には熱カンに限ると夕食時にお酒をのみましたが、
どうもお酒がおいしくありません。さらにはお酒を飲んでしばらくすると
突然、気分が悪くなりました。いわゆる急激な悪酔い状態ですね。
ベッドまで歩いていけずに途中で気絶(いわゆる貧血状態です)。
そして、しばらくすると、猛烈な吐き気。そのまま、寝込んでしまいました。
 自慢ではありませんが、若い時はいざしらず、お酒でつぶれたことは
ほとんどなく、病気で会社を休んだこともほとんどない私にとっては
まさに異常事態です。

 しかし、おかげさまで、それほど重症にいたらず、一晩寝ただけで少し回復。
翌朝には何とか出勤しました。(半分、無理やりですが)
一方、家内は1日寝込んでいました。最近の風邪は胃腸にくるものも多いとのことですが、風邪にしてはおかしいと思った家内がインターネットで調べるとカキなど2枚貝にはノロウィルスが含まれている可能性があるとの事。 
ノロウィルスによる感染性胃腸炎は冬に多発し、潜伏期間は(1~2日)、
症状は下痢、嘔吐、腹痛、軽い発熱などです。
発症後、2~3日で回復すると書かれていました。 
素人判断で断定はできませんが、症状はほぼ一致しました。
 
カキは鮮度とは関係なく、生で食べてはダメなようです。
火を通せば全く問題ないとのことですが、2度と再び、
生ガキは食べないぞと決意しました。 
生カキの好きな方、鮮度だけではなく、産地を充分にチェックしてから
味わってください。 
とにかく、くれぐれも冬はカキ(牡蠣と火気)にはご用心、ご用心・・・
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見えない事、見える事・・・No.9

2009-02-08 13:45:55 | Weblog
最近、風邪が流行っていますね。
風邪の予防は昔から、うがい・手洗いが基本です。
基本といいながら、ついつい忘れてしまいます。なぜ、忘れるのか?
その理由のひとつはウイルスが見えないからですね。
もし、ウイルスが見えたらどうなるでしょうか? 考えた事があるでしょうか。
気持ち悪くて生活できないでしょうね。 
しかし、見えれば絶対に手洗いは忘れません。

人は見えないことにはなかなか気づきません。
そして、気づかないと大丈夫だと楽観的に考えるのでしょうね。
見た目に手に汚れがついていないと、きれいだと判断してします。

 何でもそうです。見えないから気づかず、問題ないと思ってしまいます。
最近、会社ではさかんに『見える化』を進めていますが、その理由のひとつが、
まさにこのことなのです。見えないままでいると、ついつい楽観的に考えて、
『なんとかなる』と考え、手遅れになります。
 はやく、異変に気づき、手を打つ。
これが『見える化』の大きな効果のひとつです。
『見える化』で気づくようにすることが、感性を高めます。
感性が高まると、見えない事に対しても気づくようになります。
この感性が高く、思いやりのある人を気配りの出来る人といいます。


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お誕生日ハガキ・・・No.8

2009-02-01 10:41:45 | Weblog
2月は私のお誕生月です。お誕生日といえばカードですが、以前は自分からお誕生日カードを出すことは全くありませんでしたし、いただくことも、家族以外はありませんでした。お誕生日カードなんて子供のころの事と考えていました。

 ところが、2年前にKさん(勝手に経営の師匠と思っている方です)から突然、お誕生日ハガキをいただき、本当にうれしいと思いました。
この喜びを社員の皆さんにも送りたいと、全員にお誕生日カードを送り始めたのが1昨年前の夏です。 おかげさまで1年半、続けています。
 お誕生日カードといっても、たいしたものではありません。普通の官製ハガキです。しかし、最初はずいぶん迷いました。始めると簡単にやめられませんから。
年間に100枚以上のカードを忘れずに出し続けられるのだろうか。
書く時間があるのだろうか。何を書けば良いのだろうか、いつ出せばよいのだろうか。後から考えるとささいな事ですが、頭でいろいろ考えていると実行するのに時間がかかりました。実際、半年ほど迷いました(笑)。しかし、Kさんにコツを教えていただいたこともあり、決心しました。(大層ですが)
 お誕生日ハガキを書くのはスキマ時間の活用です。 5分、10分の空き時間に住所と宛名を書いておきます。住所録とハガキはいつもカバンに入れておき、出張の時でも時間が空いた時に書けるようにしています。スキマ時間は結構多いものです。おかげさまで、書くことで多くの気付きがありました。
 まず、住所を書く時に、この人はここから通っているんだ、遠くて大変だな。
この人は隣町に住んでいるんだとか、普段あまり思ってもみないことに気づきます。このように宛名を書きためておいて、文書は別のスキマ時間に書きます。
文書のパターンはだいたい決めていますが、内容は一人ひとり変えています。
最初は何か気のきいたことを書こうとしましたが、なかなか筆がすすみません。
そこで、良いことを書くのではなく、そのときに思ったことを素直に書くことにしました。大切なことは書くときにその人の顔を思い浮かべ、文書を考えるということだと気づきました。このことにより自分の気持ちがハガキに注入されます。
ワープロは使いません。必ず手書きです。なぜなら、デジタルでは心が通じにくいと思うからです。あくまでも手書きにこだわる。字はうまくありません、ヘタな方がかえって味があるかなと勝手に思っています。(笑)

 投函のタイミングにもこだわっています。大体お誕生日の3日前と決めています。これはお誕生日の当日か少し前に届く可能性が高いからです。案外、気を使っています。雨の中をわざわざハガキを入れに行くこともあります。
 そして、書いた内容についてはハガキの投函と同時に忘れることにしています。
あとで、あんなことを書かない方が良かった、こう書けば良かったと思っても、
どうしようもありません。過去は変えられません。
 出してから数日後に社員の皆さんからお礼を言われて、『はて、なんだったか?』と思い出すことが結構あります。出した事を忘れているんですね。(笑)
 お誕生日カードを出し始めた頃は、ハガキは届いたのだろうか?喜んでいただいたのだろうか?よけいなお世話だったのだろうか?などと結構、気にしていましたが、今では全く気にしていません、自然体です。 
おかげさまで、ハガキを書くことそのものがが全く苦にならなくなりました。
小さなことでも続けることは大変ですが、やり続けることにより、
出すことの喜びがわかったことは大きな収穫です。 
 何事もやってみなければわかりませんネ。
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