あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

名伯楽・・・No.903

2020-08-30 10:01:24 | Weblog
将棋の藤井聡太さんが棋聖、王位の2冠
を最年少で達成しました。天才棋士です。
脚光を浴びる若き才能も素晴らしいです
がこの歳になると資質を見抜いた名伯楽
に関心があります。藤井さんの師匠は、
杉本八段ですがまさに名伯楽です。さて
プロ棋士になるには基本的に満19歳まで
に養成会である奨励会に入会し26歳まで
に4段に昇格する必要があります。大変
厳しい門で、年齢制限により多くの才能
ある人達がプロの道を絶たれているので
す。40年ほど前のNHKドキュメンタリ
番組で、年齢制限で惜しくもプロ棋士に
なれなかった鈴木英春という方が取上げ
られていました。印象深い番組だったの
ですが先日、この方がニュースに取上げ
られたのです。最年少の女流プロ棋士が
誕生し、その師匠が70歳の英春さんだっ
たのです。英春さんはプロ棋士をあきら
めたのち全国を放浪しながらアマチュア
大会で活躍し、独自の流儀まで編出した
そうです。若き日の夢は叶えられません
でしたが、名伯楽になられていました。
素晴らしき人生に喝采を送ります。
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朝日・・・No.902

2020-08-23 05:57:20 | Weblog
今年のお盆休みはコロナ禍で様変わりで
したネ。帰省ラッシュも無く、巣篭もり
の方も多かったようです。さらに猛暑で
日中の外出は危険な状況でした。医師に
よると人は動かないと気持ちがウツウツ
するようになるそうです。そのような中、
コロナ禍や猛暑でも出来るストレス解消
法を見つけました。早朝散歩です。空が
白み始める夜明け前に散歩に出かけます。
今の日の出は5時頃ですが散歩中に東の
空が明るくなり雲が朝日に照らされ素晴
らしい風景が見れます。見慣れた風景も
違って見えます。思わずスマホで写真を
撮りましたが実際の風景は数倍美しいの
です。猛暑の太陽は殺人光線のようです
が、日の出の太陽は気持ちよく幻想的で
日により色合が大きく変わり感動します。
夏の日の出、良いですヨ。


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仏花・・・No.901

2020-08-16 10:07:52 | Weblog
お盆のお墓参りのために、近所のお花屋
さんに仏花を買いに行きました。花を選
んで頂いている間にご主人と雑談。今年
は7月の日照不足と梅雨の長雨の影響で
花の出来が良くないとのことでした。
そう言えば、夏野菜の出来も悪く価格が
高騰しています。一方で、梅雨明けした
途端に連日の猛暑です。折角のお供えの
花も猛暑で長持ちしそうになく残念です。
さて、雑談の中でコロナの影響について
聞くと花屋さんの仕事は比較的順調との
ことでした。自粛生活で家で花を飾って
心を慰めたい方が多いそうです。確かに
家に花があるだけで気持ちも華やぎます。
さらに花の贈り物も増えているとのこと
です。切花もお任せならよいのですが、
花を指定されると花の種類により出来が
良くないだけに花屋さんは困るそうです。
コロナ禍と天候不純がこんな所にも影響
が現れていることに驚きます。
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チーズはどこへ・・・No.900

2020-08-09 05:58:43 | Weblog
今から20年前にベストセラーになった
『チーズはどこに消えた?』という本が
あります。ビジネス風童話です。分かり
やすく、かつ奥深い印象がありました。
現在に通じるものがあるので少しご紹介
しましょう。登場人物は、チーズを探し
求める2匹のネズミと2人の小人です。
チーズは食物ですが、ここでは私たちが
人生で求めるもの例えば、仕事、お金、
家庭、健康など様々なモノの象徴です。
ある日、迷路にたっぷりあったチーズが
突然消えてしまいました。それぞれ個性
の違う登場人物たちがとった行動が人生
を変えてたというものです。思考の単純
なネズミはサッサと次のチーズを求めて
走りだし新しいチーズを見つけました。
一方、思考が複雑な小人はチーズが消え
た事実に驚き、悲しみ、悩みチーズが元
のように現れる事を待ち続けたり、長い
思考の末に行動に移りました。コロナ禍
で多くの人々の前からチーズが突然消え
てしまいました。どのような対応が好ま
しいのかという示唆に満ちた物語です。
お薦めです。
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季節感・・・No.899

2020-08-02 05:58:28 | Weblog
季節感を表す言葉に俳句では季語があり
ます。季語を入れるというルールが俳句
にあり、これが心地良い風情になります。
例えば、ウグイスは春の季語です。別名
春告げ鳥と言われるように春の鳥です。
しかし、真夏の今もウグイスが良い声で
鳴いています。一方で別名、夏告げ鳥の
ホトトギスが鳴いています。早朝散歩を
していると春告げ鳥と夏告げ鳥が同じ
場所で合唱しているのです。また、夏と
言えば蝉しぐれですが、今年は梅雨明け
が遅れて気温が低いせいか日中に賑やか
な蝉の声がしません。蝉の声でも夕方に
物悲しい声のヒグラシが鳴いています。
ヒグラシは秋の季語です。どういう訳か
春、夏、秋の季語の生き物の声が混在し
ているのです。今年も異常気象が続き、
各地で大災害が起きていますが異常気象
により季節が季語からずれているのでは
と心配になります。食べ物にも旬がある
ように鳴き声にも旬があると思います。
季節感が狂うのは困ったものです。
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