あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

東北夏祭り「盛岡さんさ」・・・No.1110

2024-08-25 05:15:26 | Weblog

今年の夏は猛暑の連続です。いつになったら涼しくなるのやらと気が重くなる毎日です。そんな気分を吹き飛ばすパワーをいただこうと、かねてから訪れたいと思っていた東北夏祭りツアー「5県で5つの夏祭り」に参加してきましたので紹介しますね。今回は岩手県の「盛岡さんさ踊り」です。時間の都合もあり、踊りのパレードは観れませんでしたが競演会に参加しました。競演会は4日間にわたり、30以上の演目が披露されるそうです。各地域の保存会の老若男女が華やかに踊りの成果を発表されていました。

さんさ踊りの起源は諸説あるそうです。一つには昔、人々を苦しめていた鬼を三ツ石神社の神様が退治された事を喜んだ民衆が踊りはやしたとの言い伝えからだそうです。地域ごとに踊りは進化・発展していて多種多様な演目がありました。いずれも、藩政時代の生活や文化を反映しており、剣舞や神楽、獅子踊りなどを取り込み、カラフルな衣装と踊り方やリズムの違いを楽しむ事が出来ました。各地域の伝統文化を守り続ける事は素晴らしいです。この踊りが盛岡市内をパレードするのですから、きっと華やかでしょうね。次回は青森の「ねぶた祭り」をご紹介します。どうぞ、お楽しみに😊

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魅力あふれる彦根城・・・No.1109

2024-08-18 05:15:54 | Weblog

滋賀県の彦根といえば彦根城と人気ゆるキャラ「ひこにゃん」ですね😊。初めて彦根城を訪れましたが、驚いたことにお城の入口にその日の「ひこにゃん」登場のスケジュール表が貼っていました。毎日、お城への出勤のご様子、ご苦労さまです😊。ゆるキャラは心を和ませますね。

彦根藩の初代藩主はNHKの大河ドラマ「どうする家康」で取上げられた徳川四天王の1人、井伊直政です。戦国末期に赤い甲冑(鎧兜)を身にまとった井伊直政は長槍を使って敵を圧倒しました。その姿が赤鬼に例えられるなど諸大名に恐れられました。井伊軍は甲冑を赤色で統一されていることから「井伊の赤備え」として知られています。彦根城には、その甲冑が展示されていました。「ひこにゃん」の兜も赤備えですヨ。

さらに井伊の藩主で有名なのが幕末の桜田門外の変で暗殺された大老・井伊直弼です。日本の開国・近代化を断行し、安政の大獄で反対勢力を粛正するなど、剛腕なイメージがありますが、実は文武両道の人で茶人大名として知られ茶会を開催したり、自ら茶道具を作るなど、相当な文化人だったようです。

彦根城内には能舞台や美しい日本庭園などもあり、いたるところに風流な雰囲気があふれていました。

日本庭園の上に天守閣が顔をのぞかせる国宝・彦根城はなんとも魅力あふれる城です。

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お多賀さん・・・No.1108

2024-08-11 05:15:25 | Weblog

滋賀県の彦根城の近くに「お多賀さん」と親しまれている多賀大社があります。古事記に、名前が記されるほど由緒のある神社でイザナギ、イザナミが祀られています。彦根駅から近江鉄道で20分ほどの距離ですが、雨模様の日曜日の朝ということもあり、2輌列車には誰ぁれも乗っておらず、貸切状態でした😊

参道には昔ながらの土産物屋があり、店先には大きな杓子が飾られて目を引いていました。

由来は奈良杓子と神社には古くから関係があるようで奈良時代に元正天皇の病気に際し、多賀大社の神主が強飯を炊き「シデの木」で作った杓子を献上すると天皇はたちまち治癒されたと伝えられていることからです。何とも雰囲気がありますね😊 参道入口には「笑門」の文字が掲げられていました。

「笑門」飾りは伊勢神宮でよく見かけるとのことですが、お多賀さんでもおなじ伝統があるのでしょう。「笑うカドには福来たる」の意味でしょうか縁起が良いです。参道の家々の軒先にも笑門の絵馬が掲げられていました。心が安らぎました😊

多賀大社は延命長寿・縁結びの御利益があるそうです。

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里山に生きる・・・No.1107

2024-08-04 05:15:40 | Weblog

チョット大げさなタイトルですが、家の近くには里山と呼ばれるような田園地帯が残っています。季節ごとに散歩道で色々な生き物に出会います。特に夜明けごろは出会うチャンスです。鎮守の森にはヒグラシ蝉が物悲しく鳴き、カブトムシやクワガタやカミキリ虫も見かけます。これらの虫たちは7月初旬ごろから現れます。

(神社で見つけたカブトムシ まさにツノを突き合わせる寸前?)

(ゴマダラカミキリ ブローチのように白い斑点が美しい)

(朝露のつく稲田にひそむカマキリ 稲の色に同化してしています)

タマムシの死骸も落ちていました。早朝の農道にはミミズが多く這い出します。ときどき40〜50cmもある黄色いヒモのような生き物も見かけます。調べるとコウガイビルという生き物のようで、頭部が昔の棒状の髪飾り、笄(コウガイ)に似ていることが名前の由来だそうです。この生き物は、ミミズをエサにしているようです。写真を撮りましたがチョット気味が悪いのでアップしません😊。里山には実に様々な生き物がいます。そう言えば子供の頃の唱歌「手のひらに太陽を」の歌詞「オケラだって、ミミズだって、アメンボだって、みんな みんな 生きているんだ友だちなんだ」というのを思い出しました。みんな一生懸命生きています。自然環境の大切さを感じる里山です。

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