西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

菅政権の船出

2010-09-16 22:42:55 | Weblog
「日本経済の立て直し」、掛け声だけでなく、実際にどうするか。野党ではありません。
第3の道を模索している場合ではありません。現実を直視してください。
どうすれば「雇用の確保」や「経済の活性化」に結びつくのか、「言うは易く行うは難し」。政権争いで一喜一憂している間にも経済の流れは止まりません。
菅さん、一刻も早い船出、経済対策を打ち出すときなのです。

心機一転

2010-09-15 12:35:32 | Weblog
昨日の民主党、代表選の結果。「さあこれから、どうするか」考えている猶予はありません。とにかく、小泉自民党が壊したあとを、急ぎ立て直せるか、見ものです。

我が夫婦も引っ越しで大慌て、パソコンの異動でこのブログも休みがちに。
ご迷惑をおかけいたします。
新しい事務所で心機一転、頑張ります。

楽しい思い出

2010-09-13 22:48:57 | Weblog
家内の退院後、初めて友達3家族と例年通り、落ちアユへ出かけました。美濃市の和紙アートビレッジを訪れ、うだつの町並みを散策してまいりました。
歩くスピードは速くはありませんが、疲れを見せずにあちこち見学出来たことで、本人は自信を深めた様子。何より、友達と一緒できた喜びと「もう一度ここに来たい」と云った言葉が嬉しくて。よくぞここまで回復できたもの。かけがいの無い友達と健康に「感謝!」。

病院の待合

2010-09-08 14:44:31 | Weblog
10時の診察時間が12時を回りました。手持無沙汰で待っていることも苦痛です。何気なくじっと耐えておる人は何を想い、考えているのでしょうか。大きなお世話かもしれませんが、このうちの大多数は高齢者。皆、病との闘いの中で、今後の病気の進行と老齢化してきたことに伴う大きな不安とに悩まされているのでしょうか。
そんな時、気さくに話しかけてくれる人がそばにいると、きっとやすらぎと大きな安心に心は満たされるのであります。
そこには思いやりと会話が欠かせないのです。

訴えの提起について

2010-09-07 11:42:35 | Weblog
本日の「経済建設委員会」での議案72号~75号まで、「訴えの提起について」集中して議員より質問が上がりました。
問題は改良住宅や市営住宅の滞納家賃について、訴えられることもなく、悪質な不払いを行政の怠慢によって黙認する結果となっておりました。
今後はこう云った「告訴も辞さないと云った態度」を示すことによって、入居者に誓約の通り履行してもらう。また3か月滞納をした場合、契約通り、退去勧告・明け渡しに応じてもらう。警鐘を鳴らすためにも、進めてほしい。なぜなら「ない中、正直に払っている人」の為にも、市民の義務を全うしてほしいのであります。こう云った人は今後も「云いたいこと、やりたいこと」も満足にできませんよ。
他にも悪質な税の滞納、保険の未払い、病院の診察未払い、保育料の未払い等々、この時世とはいえ、市民が滞納している膨大な金額が、市政運営を圧迫している事実を周知徹底すべき時でありますが。

要望書に対する回答

2010-09-06 15:48:01 | Weblog
河川改修・整備に関する要望書について
行政当局より私のところへ連絡あり。

町内嘱託からの要望書への回答を頂きました。
以下の通り、
建設部(土木課)所管:担当、内藤・柴田
財政的な問題から、この地域の早急な改修工事は困難であります。
排水路全体の清掃(ヘドロの除去)についても相当な費用がかかり、
すぐに取りかかることは出来ないのが現状である。

生活環境課所管:担当、堀井
悪臭の原因を特定することが出来ない。確認でき次第、調査することは可能であるが、県の保健所からの指導に基づくことになる。
今後は県主導による排水機場の改良等、悪臭対策のための水流量の確保に努め、環境改善に向け取り組んでいきたい。

市としましても「排水対策」・「河川美化」の問題は最優先課題として捉えておりますので、近隣住民の方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

平成22年9月吉日



先の信号機設置の要望書の件にしても、(これは警察・公安委員会)返事は冷たい。
全て「お金」がないせい。財政的な問題にすれば事は簡単。
しかし、今後も継続して粘り強く訴えていくしかない。
何もしなければ「始まらない」のであり、「あきらめたらその時点で終わり」ですから。
「怒りはプラス。何とかしろ」という叱咤激励。
「クレーマーをサポーターに」という私の信念。

交通事情

2010-09-04 20:56:58 | Weblog
「交通渋滞の緩和・利便性の向上・地域の活性化に繋がる」と云う道路拡幅派。
「交通事故多発を危惧・昔ながらの風情・歴史を醸し出す地域の特性を残す」と云う道路現状維持派。
どちらが正解とは言えないが、ここに住む住民にとっては、「安全第1」。
神社南門鳥居前の交差点に「信号機の設置」を望む声。
信号機の設置に優先順位などはあり得ぬこと。
怒れることは、事故が起きてから「検討する」。

9月定例会、質問、少年非行問題

2010-09-03 21:16:23 | Weblog
件名Ⅲ、少年非行に関する件
要旨1、市における少年非行の実態について
先ず、防災安全課に少年補導および犯罪の件数とその犯罪傾向についてご説明願います。
市内の中学校でも校内暴力行為が新聞報道されておりましたが、個別にこれを取り上げて、ことさら問題を大きくするつもりはありません。
ただ教職員を始めとする学校関係者と教育委員会が生徒・保護者に対してどう対処されてみえるのか、それと官民一体となって、校内暴力に限らず少年非行の問題はどうしたら解決できるのか、教育委員会の姿勢をお聞きするものです。
今まで事件が起こるたびに、親や教師を含め関係者は戸惑うばかりで、効果的な措置を講ずることが出来てきたのか。本人やその家族を前にして本当に大変な状況に置かれた時、「なんでやった」という問題行動の原因論や「じぶんでしたこと」・「何ともならんやつ」と云う非行や犯罪の決めつけで、それに基づく指導で少年が更生すればこんな簡単なことはありません。何故なら少年院から出てきた少年の再犯率は半分、(正確には48%)に上ります。
今回暴力に合われた被害者の方々にとっては不謹慎・不愉快極まりないかもしれませんが、少年の自立更生を促す視点から云えば、自分でまいた種であり、自分でしたことというものの、一方では「被害者的」影響を受けております。
少年の家族も然り。少年の言い分を否定するのが教育ではありません。教育委員会があるべき道筋を示すことなど出来るものではありません。分からないことを分からないとする事等、具体的に問題を提起して、どうすれば一緒に修正し、少年たちの勇気をはぐくむことが出来るか、「人として生きていく上で1番大事なこと」、これを教えていくのが教育であり、最終的には「いかに自立できるか」が目標になると考えます。
教育長に見解を求めるものであります。
要旨2、保護者の研修会・啓発活動について
今回取り上げました「高齢者の所在不明問題」・「少年非行問題」等、課題はすべて共通して、深刻なものであります。
今日の社会は人が生きていく過程(プロセス)を無視して結果だけを求めます。
ついていけない子どもは学校や先生が嫌になり、当然、楽で面白い方へ行きます。人間関係にも無関心になり、夢や希望も持たなくなります。「自分だけ良ければそれでいい」と云う自己中心主義になり、ストレスばかりため何処かで暴発する訳であります。先生も「卒業していけば終わり」。「この事件・事案についてはこうする」と云った一律的な答えや定石はないと思います。その子ども・家族はケースバイケースで接し方も対処の仕方も異なります。親や家族の役割が人間形成の原点であるなら、先生にも社会の一員として自覚していただき、「やる気」になって、教育に情熱を傾けていただきたい。
先生も被害者ならば、保護者の方も充分聞く耳を持って、理解していただき、またそのような議論を尽くす機会を提供するのが教育委員会の役目ではありませんか。
先だって、中学校で「薬物乱用防止のキャンペーン」の一環として、薬物の使用体験者の一人芝居が行われました。体験者の芝居であるがゆえに、大変感動した訳であります。このほか、学校教育には講演会・講習会等、様々な啓発活動が行われておりますが、この際、現場で活躍されてみえる社会人を招き、生徒と保護者の生の声を聞くのもいいのではないか。
全市的に、こう云った問題を取り上げ、啓発していくことについては教育長、いかがですか。



9月定例会、質問、高齢者所在不明問題

2010-09-01 20:38:11 | Weblog
件名Ⅱ、高齢者の所在不明問題
要旨1、確認手順とその予算について
猛暑の最中、大きな社会問題として浮上した「所在不明高齢者」問題。以来毎日のようにニュースとして取り上げられ、当津島市においてもご承知の通り、1人の所在不明が判明した訳であります。市長は「自治体の責任として、命の確認を進める」として100歳以上14人をはじめ80歳代まで掘り下げ、今後、後期高齢者医療制度の対象者75歳以上の4946人の確認作業に入ると早速、公言されました。評価いたしたいところであります。そこで、該当する高齢者の所在確認についてどのように行い、またそれ以外の高齢者の所在確認の状況と必要な費用は何が考えられるか、お答えください。
それにしても、全国よくそれだけの間、周りの人に気づかれなかったと思います。
それだけに毎日ニュースに流れるなど、この高齢者の所在不明問題が問いかける課題は深刻であり、その背景を考えると社会を覆う深い闇の部分であり、行政も決して他人事ではありません。
(1)、「家」・「家族の在り方」が大きく変わり、新たなシステムが必要になってきたということ。個人情報保護の名の下に守られているのが「家」であり、逆にむやみに外部からは入り込めない場所であり、後を絶たない児童虐待の事件も「虐待」の恐れのある家への「強制立ち入り等」、すべき時はできるよう一層の環境整備が急がれます。
つまり、家族頼みと地域では民生委員にまかせっきり、そこには行政が個人単位で義務と責任をきっちりと確認する作業を曖昧にしてきた長い間のツケが背景にあるのではないか、ということ。今回でもたとえ家族が居てもその所在すら分からないケースが報告されています。自分の親が「どこかで生きているハズ」、こんな答え方しかできないのでしょうか。
プライバシー重視を志向するライフスタイルが定着し、地域コミュニティーが衰退してきました。災害や犯罪のリスクを軽減し、高齢化社会を安心して暮らしていくには地域コミュニティーの再生もまた重要な要素であります。
(2)、家族の在り方・家族の絆を1番目に取り上げましたが、次の年金不正受給にも繋がると思いますが「お金」の問題、つまり経済的な貧困問題が根底にあり、この解消なしには所在不明問題は解決しません。所在不明高齢者の子どもも高齢者、親や子供を心配する余裕も気力もなくした結果であります。
失業による「経済的困窮」や多重債務の取り立てから逃れるためにホームレスや偽名で暮らすことにより、家族や社会との関係を断つ。路上生活が長引けば、住民票を持たない所在不明者に繋がります。まさに非正規の労働者も将来の所在不明高齢者の予備軍であり、年々この予備軍は増え続けている訳であります。
(3)、ご承知の通り、公的年金は「終身年金」であり、それは受給者が生きている限り支払われるものです。ここには受給者が「生きている」ことが条件であるので確認する仕組みが必要であったわけです。身元の判明しない死亡者は年間・全国で1000名を超え、累計で17000名に達し、家出人捜索願の出ている70歳以上の人は12000名に上ります。相当数の年金不正受給が生じている可能性だってあります。
保険機構の行っていた年1回の「現況届」の提出を復活させるなり、年金だけのために「確認作業」が大変ならば医療や介護サービスの提供や孤独死防止の観点から行政と地域が協力し、保険機構と一体となって解決しなければなりません。
要旨2、年金の不正受給について
津島市の場合、市内の100歳の男性について住民登録は削除されたようでありますが、男性の口座に老齢福祉年金が振り込まれたようで、その後どのように処理されるのか、お聞かせ下さい。故意、悪質も含めて、詐欺容疑で告訴、刑事責任が追及されているところもあるようです。正直もんが馬鹿を見ないようにしなければなりません。
年金について、受給者が「生きてそこにいる」ことを確認したうえで支払う仕組みに変えていくことが必要ではないですか。年金の不正受給の対応について見解を求めます。