晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

多摩川キバナコスモス地獄と謎の調査員

2012年11月11日 | 生き物
多摩川を稲田堤あたりから登戸ぐらいまでだらだらと自転車で下りました。



最初はオオキンケイギクかと思ったのですが、よく見るとこれはキバナコスモス??



すごいいっぱい生えていました。

登戸の堰ではけっこうな数のカモがいました。



マガモに…オナガガモにヒドリガモに…小さいのもいたな。コガモ? あとカルガモも混じってたな。
あいかわらずウとサギは多かったですね。


帰りに、メインのトレイルを外れた場所の草地で這いつくばっている人がいた。

何やってんだろう? と見ると、後ろにはリングフラッシュ付きのデジイチが置いてある。。。

ん~、何者だ!? ゆっくり後ろを通過するふりをしてのぞいてみると、
なにやら草の根っこというか地面をあさっている。
しかも、ススキの根元なんかに、赤いビニテで「18」とか「19」とかナンバリングがしてある。

むむむっ!

立ち止まって、笑顔で「なにかの調査ですか?」と声をかけるものの、
その人は「ええ」とか「まぁ」とかそんな返事でつれない感じ。

うう、それ以上話をすることはできず、なにをしているかは分からず。。。

ちょっと離れたところで鳥でも見るふりをして、それとなく伺うが、
なにかが終わったらしく、すたすたと下流に歩いて行った。

リングフラッシュということは、やっぱり昆虫系かな?
ああ、なに見てんだろう!? 気になる!!


現場…

2012年11月11日 | 生き物
雨が降り出す前に、ちょっと多摩川に自転車散歩…と坂を下りるが、途中で早々に寄り道。
浄水場の森にちょっとだけ入る。



なかなかいい林なんですよ。

が、早々に現場発見!



鳥がやられている。。。



最近、鳥の羽にご縁があるなあ。

オオタカ? まだ、この森でオオタカは見たことはないけど。
フクロウ? うーん。。。
とにかくけっこうな量の鳥の羽。ここでむしったのかな?
肉関係はいっさいなし。



茶色っぽい羽も。





いくつか持ち帰るが、家に帰ると全部同じ灰色に見える……。
またツグミの類いですかね?

穴を攻めるのだ!

2012年11月07日 | 
山に行くといろいろ穴があります。
木に開いた穴、土に開いた穴、
指しか突っ込めないような小さいのから、人がすっぽり入るような穴まで。

そして、穴にはいろんな生きものがいる可能性があります。
昆虫各種や、ヤマネからモモンガ、コウモリや冬ごもりのクマまで!

さて、大岩が積み重なったところにけっこうな大きさの穴がありました。



まずはこのためにわざわざ持参した秘密兵器を突っ込みます。



穴が大きくて太刀打ちできず…。



のぞいてみるとけっこう奥が深くて、人がひとりしゃがんで入れるぐらいの空間がある。

つぎに、デジカメのセルフタイマーを利用して、ストラップを穴に垂らして撮影。
うむ、どうしても水平方向での撮影になって、天井にぶら下がっているようなコウモリは撮れないな。

同行の友人が「ああ、そういえばいいものあるよ」と差し出したのは、登山用のストック。
それになんとクリップ付きの雲台…。
なんだそりゃ? そんないいものあるんだ。。。
ま、これをやっている友人なんで、いろいろザックに入っているのです。



で、撮影しました。




なんだろう、この金色の穴は?
奧にコウモリとかいないかなと、いろんな方向を撮って、
家でじっくり画像をみましたが、ま、カマドウマだけでした。



樹洞を秘密兵器で攻めましたが、なにも発見できませんでした。。。

ま、じっくりいきますよ。いつかすごいモノ発見しますよ…。

近所で拾った鳥の羽

2012年11月06日 | 生き物
近所の雑木林で鳥の羽を1枚拾いました。



長さ10cmぐらいとけっこう長い。
文一総合出版の『野鳥の羽ハンドブック』を見たり、
鳥の羽!」さんをのぞいたりしたのですが……。

まず、これが「尾羽」らしいということが分かり、
いろいろ見ると…まさか因縁(?)のシロハラ!?

手元の資料では、どうもそうみたい。
ご縁があるなあ、ツグミ属。

オオバアサガラ地獄

2012年11月05日 | 
青梅から奥多摩全域で、スギやヒノキが伐期を迎えていて、
とくに下の方はけっこう伐られているのですが、
そのあと植林している気配があんまりないですね…。

だじょうぶなのか?

草地化して、シカの餌場になるだけじゃあ!?

…と思うと、こうなっちゃう場所もあります。



伐採跡にエゴノキの仲間のオオバアサガラという樹木が繁茂するのです。
どうもシカが食べない。しかも、ほかの木も生えない…という乱暴者です。
なにやら独特の香りがして、それがいやなのか、そもそもまずいのか。
ほかの木も生えないというのも不思議です。なんかそういう化学物質を出しているのだと思います。

ここは、山を歩いていていきなり畑のようにオオバアサガラの幼木が密生していて、
まるでジャングルの奧にコカの栽培地があるような感じです。



母樹が2本あって、タネをばらまいているようです。
エゴノキの仲間だけあって、花は白くて垂れ下がってきれいだった記憶があります。



ここで繁茂している幼樹は、だいたい高さは1mちょっとぐらい。
ま、見た目ふつうの木なんですけどね。
恐ろいことに、もしかすると10年、20年たってもこんな感じにままの可能性もあります。
実際、そういう伐採斜面がありますし…。



この場所は、誰も来なくて日当たりもいいので、絶好のお休みポイントなんですけどね。。。

奥多摩紅葉山行

2012年11月04日 | 
日曜日は、奥多摩のマイナーな山に登ってきました。
快晴の日曜日なのに、その山には誰もいませんでした。
ま、向かいの山にはいっぱい登山者がいたみたいですが。



標高1200mほどで、ブナの紅葉はちょっと早いぐらいでした。



カエデはすっかり紅葉。



アオハダが真っ黄色になっていました。



最初、遠くから見たらツキヨタケかと思ったら、
ぜんぜん違う堅いキノコ。。。種は不明。

今年、奥多摩はクリは良くなっているそうです。
ブナ、イヌブナはまったくなっていなくて、ミズナラは木によって…ということだそうです。




クリの木にクマ棚がありました。



地面に落ちたクリは、まったく実はありませんでした。
たぶん、みんな食べられちゃったんだと思います。



ホオノキ三様。









どこか分かっちゃいますかね? 別にいいんですが。。。
今度は、岩稜を越えて、この山まで縦走しようかと思います。
のんびりとしたいい山行でした(いつものんびりですが…)。