実家からミカンがひと箱送られてきた。毎年兄貴が送ってくるのだ。
量が多くて、はっきり言って迷惑なのだが、
今年はこのミカンをだしにして、ちょっと情報収集をした。
両隣にお裾分けをもっていき、それぞれのお宅にあるカキとミカンの被害状況を聞いたのだ。
まずは、ミカンの木があるお宅へ。
「ミカンがなってますね。網がはってあるのはなんかが食べるからですか?」
「そうなのよ。この間も網の中にメジロが入っちゃって出れなくなって…」
それはそれで興味があるけれど、ハクビシンの話は出ない。
こちらから振ってみる。
「ハクビシンがけっこう裏を歩いていますけどね」
「ええ?ハクビシン!? この前、台所の窓の外で大きな音がしたけど、あれがそうかも?」
「こわいわ、どうすればいいのかしら?」
「いや、べつに悪さをしないならどうもしなくても…」
「床の方から入ってこないかしら…」
「まぁ、入られたらハクビシンを駆除してくれる業者もあると思いますよ…」
ああ、話が良くない方向へ…。
次は、カキがさんざん食べられているお宅へ。
「カキなってますね~」
「次郎柿で、今年ようやくなったのよ」
「今年はじめてなったんですか。桃栗3年、柿8年でしたっけ?」
「そうなの。鉢植えで買って来て、最初はなったんだけど、鉢じゃあね…
ということで庭に植えて今年で5年目で、ようやくまた実がなったのよ」
「でも、早々になんかに食べられてますよね」
「そうなのよ。鳥が食べるらしくて、あわてて網でくるんだんだけど、やっぱりつつかれるみたいで」
「いや、うちの猫が夜に柿の木の方を凝視しているし、大きくかじっているからハクビシンじゃないですかね?」
「ええ? そうなの!? たしかにかじり方がすごくて、大きな鳥が来ているかと思ってた」
こちらの奥さんはようやく実った次郎柿を食べられても、基本ニコニコされていて、
それはそれで仕方ない…という感じ。
…ということで、ご婦人方はハクビシンが我らの家の裏を縦横に移動し、
それぞれの果樹を荒らしているのをご存じない様子。
ふむ。知らぬが仏なのか、正しい情報と理解が必要なのか…。難しいところですね。
ずいぶんとミカンが減りました。
量が多くて、はっきり言って迷惑なのだが、
今年はこのミカンをだしにして、ちょっと情報収集をした。
両隣にお裾分けをもっていき、それぞれのお宅にあるカキとミカンの被害状況を聞いたのだ。
まずは、ミカンの木があるお宅へ。
「ミカンがなってますね。網がはってあるのはなんかが食べるからですか?」
「そうなのよ。この間も網の中にメジロが入っちゃって出れなくなって…」
それはそれで興味があるけれど、ハクビシンの話は出ない。
こちらから振ってみる。
「ハクビシンがけっこう裏を歩いていますけどね」
「ええ?ハクビシン!? この前、台所の窓の外で大きな音がしたけど、あれがそうかも?」
「こわいわ、どうすればいいのかしら?」
「いや、べつに悪さをしないならどうもしなくても…」
「床の方から入ってこないかしら…」
「まぁ、入られたらハクビシンを駆除してくれる業者もあると思いますよ…」
ああ、話が良くない方向へ…。
次は、カキがさんざん食べられているお宅へ。
「カキなってますね~」
「次郎柿で、今年ようやくなったのよ」
「今年はじめてなったんですか。桃栗3年、柿8年でしたっけ?」
「そうなの。鉢植えで買って来て、最初はなったんだけど、鉢じゃあね…
ということで庭に植えて今年で5年目で、ようやくまた実がなったのよ」
「でも、早々になんかに食べられてますよね」
「そうなのよ。鳥が食べるらしくて、あわてて網でくるんだんだけど、やっぱりつつかれるみたいで」
「いや、うちの猫が夜に柿の木の方を凝視しているし、大きくかじっているからハクビシンじゃないですかね?」
「ええ? そうなの!? たしかにかじり方がすごくて、大きな鳥が来ているかと思ってた」
こちらの奥さんはようやく実った次郎柿を食べられても、基本ニコニコされていて、
それはそれで仕方ない…という感じ。
…ということで、ご婦人方はハクビシンが我らの家の裏を縦横に移動し、
それぞれの果樹を荒らしているのをご存じない様子。
ふむ。知らぬが仏なのか、正しい情報と理解が必要なのか…。難しいところですね。
ずいぶんとミカンが減りました。