晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

オオバアサガラ地獄

2012年11月05日 | 
青梅から奥多摩全域で、スギやヒノキが伐期を迎えていて、
とくに下の方はけっこう伐られているのですが、
そのあと植林している気配があんまりないですね…。

だじょうぶなのか?

草地化して、シカの餌場になるだけじゃあ!?

…と思うと、こうなっちゃう場所もあります。



伐採跡にエゴノキの仲間のオオバアサガラという樹木が繁茂するのです。
どうもシカが食べない。しかも、ほかの木も生えない…という乱暴者です。
なにやら独特の香りがして、それがいやなのか、そもそもまずいのか。
ほかの木も生えないというのも不思議です。なんかそういう化学物質を出しているのだと思います。

ここは、山を歩いていていきなり畑のようにオオバアサガラの幼木が密生していて、
まるでジャングルの奧にコカの栽培地があるような感じです。



母樹が2本あって、タネをばらまいているようです。
エゴノキの仲間だけあって、花は白くて垂れ下がってきれいだった記憶があります。



ここで繁茂している幼樹は、だいたい高さは1mちょっとぐらい。
ま、見た目ふつうの木なんですけどね。
恐ろいことに、もしかすると10年、20年たってもこんな感じにままの可能性もあります。
実際、そういう伐採斜面がありますし…。



この場所は、誰も来なくて日当たりもいいので、絶好のお休みポイントなんですけどね。。。