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晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

大山のシカ対策など

2010年12月27日 | 
大山の山頂付近でこんなのを見ました。



前に見たことがあるような、ないような…。
「グレーチング階段」だそうです。
要は、金属製で格子状の側溝のフタのようなものを使った階段ですね。
幅が2メートルぐらいあって、看板によると、なんかシカがいやがって通らないんだそうです。
周りはシカ柵で囲んであって、そこしか通れないんだけど、通らないと。
シカが山頂部に上がらないような仕組みだそうです。

階段の下には落ち葉が溜まり、土壌の浸食も防がれている様子で、
シカが通るかどうか別にしても、別の効果もありそうです。

日向薬師に下るところで、手作り感あふれるこんなものを発見。



わかりにくいですが、これも格子状の金属をテントのように(?)に三角形にくみ上げたものです。
高さは30~40センチぐらいでしょうか。

これは、、、左の樹木の根っこ周辺の浸食がひどくて、それを復元させるもののようです。
印象では、落ち葉や落枝を溜めるような感じです。
人の侵入を防ぎ、まずは土壌よりも落葉層を復元させることを先行させるのでしょうか?
いろいろ、やってますね。。。。

丹沢・大山登山

2010年12月26日 | 
土曜日は、家の窓を拭いたり、妻の実家に行ったり、
もろもろそつなくこなし、日曜はひとりで山へ。

どこに行こうかと思ったのですが、今年はなんとなく東丹沢を攻めているので、
大山(1252m)へ。

春に隣の三峰山に登ったのですが、どうせならそれをつなげるようにと思い、広沢寺温泉から不動尻、
唐沢峠から大山を目指しました(いや、正確にはつながってないんですけどね。三峰山と唐沢峠間が)。

7時前の小田急線に乗って、本厚木まで。駅の近くの吉牛で豚丼を食べて、8時のバスで広沢寺温泉へ。
全部、パスネットで行けるのが、なんだか不思議な感じです。

広沢寺温泉からは、誰もいない林道をひたすら不動尻へ。誰ひとりいませんでしたね。
ひとり黙々と林道を歩きました。

フィ、フィ…と鳴くウソを見て、お腹がちょっと赤くて、もしかして山から下りてくるウソじゃなくて、
シベリアから渡ってくる亜種アカウソかな、、、と思いつつ、
ああ、シベリアかシベリアかと、ひとり歩きの妄想がはじまります。

数年前に奥多摩でアカウソの死体を拾ったことがあって、
一緒だった人が、「鳥インフルのことがあるから、触らない方がいいよ」みたいな話があって、
ああ、鳥インフル、鳥インフル。

鳥インフルといえば、出水のツルたちは大変なことになるかも、、、そもそもシベリアで繁殖するツルたちが、
環境収容力の足りない日本で越冬するのに、餌付けという手法に頼ってしまったために、
一段と鳥インフルの感染と拡大が危惧されるわけで、、、。

ああ、そういえば、カモしろハクチョウにせよ、同じだよな。
瓢湖とか、鳥インフルがはやったら地獄だな。。。絶滅だ絶滅だ。

ああ、渡り鳥と環境収容力といえば、今年、三峰登山で見たサンコウチョウとかの夏鳥は、
東南アジアの熱帯雨林の伐採で減っているという説があったな。

ああ、でも『捕食者なき世界』を読むと、ちがう要因の可能性だってあるよな。そもそも日本の生態系もいびつなんだし。

ああ、そう考えたらソウシチョウとかガビチョウとかの外来鳥類だって、
単に移入されただけじゃなく、それを受け入れるような生態系があったわけで、
それは、あるいびつさが前提だった可能性だって、、、否定できないよな……。

……と、連想ゲームのような妄想が炸裂しているうちに不動尻に到着。
そそくさと登山道に入り、結局、唐沢峠まで、誰にも会いませんでした。

登山道には霜柱がいっぱい立っていました。



春に登った三峰山が目の前に見えました。



大山の手前でお昼ご飯。



いつものようにお湯を沸かして、どん兵衛のリフィルにサトウの切り餅を加えて、
いつものように満足満足な感じ。



稜線にでると展望がよく、左には江ノ島、三浦半島が見え、
右には真鶴半島や雲のかかった伊豆半島が見えました。

大山の山頂は、さすがに人がけっこういました。



奥の院でお参りをして、見晴らし、日向薬師経由でそそくさと下りました。

よく歩きました。

丹沢・経ヶ岳……低山ハイキング

2010年11月29日 | 
日曜は天気がよかったし、土曜の休日出勤で仕事はなんとかなったので、
ひとりで山に行きました。東丹沢の経ヶ岳です。
春に登った仏果山の隣の山です。
さすがに“登山”というのは気が引けるので、低山ハイキング?でしょうか。

朝、ゆっくりめに起きて、小田急線に乗って本厚木へ。
本厚木駅からは、バスに乗って半僧坊前で下車。
家から1時間ちょっとで登山口です。近くて楽です。

天気がよくて、暖かく、きもちのいい山歩きでした。



経ヶ岳(633m)の山頂から。

頂上の先に「経石」という、大きな石がありました。


いろいろ歴史的なことが書かれている看板があるのですが、
石を隠してしまうような大きさはいかがなものか……と。


裏にまわると、ミニチュアの鳥居と仏様が祀られていました。


尾根にはりっぱなケヤキがありました。

頂上を越えたところでお昼ご飯にしました。



中高年登山者まっしぐらのわたしは、
当然、日帰りでもわざわざエバニューのチタンアルコールストーブを持っていきました。
櫛形山で使ったあれです。
結局、専用チタンコッヘルも買ってしまいました。。。

で、ストーブまで持っていって食べるものは……



家に転がっていてこれですわ!
カップヌードルのリフィル!! カップヌードルのカップなしのやつです。

わははは、バカですね。
それにしても、山で食べるカップヌードルはどうしてこんなにおいしいのか!?

下山は、半原越を越えて、昭文社の地図で「林相が美しい」と明記してある尾根を下りました。



いや、なかなかいいルートでした。雑木林がきれいで、なにより人がいない。
最高でした。




仏果山がよく見えました。

土山峠に下りて、バスが行ったばかりだったので、車道を煤ヶ谷まで下りて、
酒屋で缶ビールを買って、河原でぐびっとやってバスを待ちました。

バスでは爆睡。
いい日曜日でした。




最近の山装備など

2010年10月20日 | 
今回の櫛形山山行は、いくつか新しい装備を準備しました。



紹介済みのエバニューのチタンアルコールストーブ。
火力も充分で快適ですが、朝はなかなか火が付きませんでした。気温が低かったからでしょうか?
専用のコッヘルを買おうか、今回使った家にあったステンレス製の小さめのコッヘルをそのまま使うか…。

これまではパイトーチというアルコールストーブを使っていて、これはこれで気に入っていたのですが、
エバニューのはチタン製でギミックというか、細かな作りが男子ゴコロをそそって、ついつい手に入れてしまいました。

火は、ついたままで、途中で消すことができないので、アルコールの量で燃焼時間を調整することになります。
今回使ってみて、アルコール30mlで、250mlの水が充分沸く感じ。
コーヒー一杯なら25mlで沸くかも。

ま、そのへんの不便さも楽しいと言うことで。



ウェアの新規導入はこれ。
フォックスファイヤーのQDクルーネック。カラーは「マルチ」。左右のソデの色が違って、しかも背中は赤。カワイイです。
一目で気に入って手に入れてしまいました。ま、服をカワイイって買う年齢でもないのですが、、、。

ダクロンQD(ポリエステル)75%+ウール25%の混紡です。最近、ウールと化繊の混紡がちょっとはやってますね。
化繊の速乾性とウールの保温性を両立しようとしているのでしょう。
値段もウール100%よりは手頃な感じ。

ま、それなりの性能で快適でした。汗をかいても冷たくならなかったし。そのへんがウールの性能なんですかね。



新規導入じゃないのですが、最近のザックのお気に入りはこれ。
マックパックの「カカポ25」。超シンプルできれいなカラーが気に入ってます。
容量は25リットルですが、もうちょっと入る気がします。

ふつうに考えるとこの容量だとデイパックですが、
今回はこれにシュラフ、マット、コンロ&コッヘル、1泊2日の食糧、雨具など、一式がきれいに入っています。
雨の多いニュージーランド製で、アズテックという耐久性・防水性の高い独自の素材を使ったザックです。
35リットルのモデルもあるのですが、こっちのほうがよりシンプルでかっこいいです。



最近地図は、トレッキングマップエディターというフリーソフトで地形図をプリントして使っています。
このソフトは、国土地理院のウォっちずのデータ(1/25000の地形図)を引っ張ってきて、表示・加工・出力できるものです。
磁北線を引いたり、別レイヤーでいろいろ書き込めたりします。

これを適当の範囲取りしてプリントアウトし、それをジップロックに入れて山にもっていきます。
かなり便利です。これを使ってしまうと、もう地形図を買うことはないですね…。

ま、国土地理院の地形図の登山道はけっこう違っているというか、古いというか、いろいろ問題はありますが、、、。
…かと言って、昭文社の登山地図だと、場所によってかなり不安なので、
ま、地形図の登山道表記はあまり信用せず使っています。

キノコたち

2010年10月19日 | 
櫛形山にはキノコがいっぱいありました。
食べられるものをありましたが、、、ま、今回は採ることはせず、写真だけ撮ってきました。



これは、カラマツ林に生えるハナイグチですね。
食えます。食べ過ぎると、お腹を壊す人もいますが、わかりやすいのよく採って食べます。



不明。でも、たぶん食えないたぐい。



不明。
コケに生えるキノコがきれいですね。

櫛形山無人小屋登山 その2

2010年10月18日 | 
誰もいない「ほこら小屋」で一泊して、翌朝は6時に起きました。



朝食は、アマノフーズの「こくゴマ味噌にゅうめん」。カロリーが93キロカロリーと、
ちょいと山食としてはローカロリーなので、サトウの切り餅を一個追加。
またこのサトウの切り餅が、スリットが入っていて、お湯2分で美味しく食べられます。



さぁ、ご飯も食べたし出発…というところで、
当然、山小屋の掃除。きれいな小屋はきれいに使う。当然です。
管理の方に感謝です。

小屋からなだらかな登りで、1時間もしないうちに櫛形山(2051.7m)の山頂に到着……する寸前に、
へんな威嚇するような声が聞こえてびっくり。
先に山頂にいたアマチュア写真家の方が「クマかと思った」と声を出したみたい。
いや、こっちもびっくりしましたよ…。

カメラマン氏、ひとりで心細かったのか、よくしゃべるよくしゃべる。
「なんかさ、このへんはクマの巣窟って聞いてたからさ」と。
「わはは、クマは今ごろはもっと下にいますよ」なんて適当なことを言って、、、、
あとでびっくりすることになります。



山頂の後ろには「鳥獣供養塔」という碑がありました。
鳥獣供養……このエリアもご多分に漏れずシカの有害駆除を相当しているはず。
そのせいで、このような碑が作られたのかはわかりませんが、わたしも手を合わせてしまいました。



山頂直下からは富士山が見えました。
カメラマン氏は富士山狙いのようで、「今日はロケハンなんだよ~」とのことで、
とりあえず、裸山(2002.6m)までいっしょに歩く。



ウリハダカエデの紅葉が盛りでした。この木の紅葉はほんとうにきれいですよね。



裸山からの櫛形山(右)。なだらかで、、、地味ですね。
さて、カメラマン氏と別れて、わたしは北尾根登山道を下ります。
しばらく下りたところで、ご夫婦の登山者とすれ違いました。

「あの…、この下にクマがいたから!」
「えっ!? クマ出没の看板じゃなくて!?」
「ええ。子ども2頭と親グマが…」
「親子グマ!?」
「ここから15分ぐらいのところよ。どうしようかと思ったけど、
クマも下に走って逃げた行ったから、そのまま登ってきたの」…と、笛をもった奥様。

えーと、自分が下りる方向に親子グマいるなんて、ちょっとぞっとしますね。



登山道周りの森も、稜線の針葉樹林から、広葉樹にかわって、それっぽい雰囲気に。
要所要所で、手をパンパン叩きながら歩く。



ク、クリか! 周囲の森のミズナラは不作のようで、そんなにドングリも落ちていない。
しかし、山グリが、、、山グリがいっぱい落ちている。
これか! これをクマが狙っているのか!

ときおり、木の上でバサバサ音がする。
カ、カケスの野郎め!
び、びっくりするじゃねーか! ど、どんぐりとか落としてんじゃねーよ!

…と思っていると、いきなり斜面上方の木から動物が下りてくる!!
うおっ!つい、声がもれる。きょ、距離はあるぞ、どうする!?

サ、サルじゃねーか!

ふぅ、、、。びっくり。
ゆるやかなサルの群れに囲まれたようで、その後も何度かどきっとするものの、
ま、サルなんで、大丈夫大丈夫。

そそくさと登山道を下りて、ようやく車道に。
いやーほっとしたよ、と思ってゆるやかなカーブを曲がったとたん、
黒い動物が、黒い動物が!!



今度こそクマかと思いましたが、
カ、カモシカじゃねーか!!
いや、クマかと思いますよね、これ。



いったん道の反対側にそそっと逃げたのですが、じっと見つめ合って、
どうぞどうぞと道を譲ったら、そそくさと元の斜面を登っていきました。



自分の車が見えて、ちょっとほっとしました。本当です。

10時過ぎには、車に乗って、ひゅーんと13時前には自宅到着。
シカ、サル、カモシカも見れたし、楽しい単独行でした。

櫛形山無人小屋登山 その1

2010年10月17日 | 
土曜日、起きたら意外と天気がよくて、さて、釣りにでも行こうかと思ったのですが、
もともと、金土で予定していた山梨県の櫛形山に登ってきました。

12時に家を出て、渋滞知らずの中高速で一路、櫛形山へ。
途中、林道の工事などで、若干予定が狂いましたが、15時過ぎには登山開始。
中尾根登山道から登って、1時間かからないで、ほこら小屋着。



森に囲まれた無人小屋でした。
清潔なトイレ(左)と、小屋の裏には細流の水場があります。



土曜日なのに誰もいなくてびっくり。最高です。

虫も鳴かず、ときおり通過するカラ類の鳴き声もわずか。



小屋の前にはイタヤカエデがあって、その根元に小屋の名前の由来なのか、
小さなほこらがありました。



遠くシカの鳴き声を聞きながら、麓で買ったウイスキーをぐびり。



ん~、極楽極楽…。



今回は、最近手に入れたエバニューのチタンアルコールストーブでお湯を沸かす。静かだし、意外とすぐお湯も沸くし、なかなかです。

夕食は、尾西のアルファ米をお湯で戻し、アマノフーズのカラーのフリーズドライ「香るチキンカレー」。
いやー、うまいです。とくにアマノフーズのフリーズドライは最高ですよ。
 
暗くなって、早々に就寝。 (つづく)

植生復元

2010年09月24日 | 
八方尾根の登山道脇では、高山植物の植生復元が試みられています。



麻製のざっくりしたネットをしいています。
たしか、、、播種などはしていなかったと思います。
ネットによって土や種子が固定され、ゆっくりと復元させていく方法です。



当然ですが、本当に時間がかかるようです。
高山植生は一度壊すとたいへんですね。

今回歩いていて、確かにネットのところだけ復元しているところもありました。
効果はあるのですね。

山の死体(グロ)

2010年09月23日 | 
シルバーウィークの3連休は、白馬方面に行っていました。
ちゃんと山は登らなくて、栂池自然園あたりをひやかしていました。



歩いていて、いくつか死体を発見しました。



モグラですね。ヒミズじゃないですよね?



グロくてすみません。。。
ヒミズかと思ったのですが、これはトガリネズミとかそういう感じですね。
知り合いの専門家に聞いてみます。

このたぐいって、道の上でよく死んでますよね。
キツネが遊んで殺したという説もありますが、どうなんでしょう?

★追記
モグラは、、、山岳域に棲むミズラモグラの可能性もあるようです。小さかったしな。
もうひとつはジネズミの可能性が高いようです。

夏の終わり

2010年08月30日 | 
しばらく山にこもっていました。
朝晩は寒かったです。



夏の終わり。。。
いや、夏よ、終わってくれ。
下界は地獄だ。。。

山で軽いぎっくり腰になり、
今回は語るべきことはなにもありません。。。
しばらくおとなしくしています。
今日は、おばあさん歩きで会社に行きました。
どうしてああいう歩き方になるのかよくわかりました。。。

森の森

2010年08月05日 | 
この日は、ある標高から上はすっぽりガスの中で、
暗くて、湿っていて、独特な感じでした。

南アルプスの前衛峰になるんだと思いますが、
前によく行った入笠山にちょっと似てますね。牧場はないですが。。。


広葉樹の森


林床の森


コケの森

キノコの森

2010年08月04日 | 
仕事で山梨に行ったのですが、打ち合わせが午後からだったので、
ちょっと早めに行って、山を歩きました。1時間ぐらいですが。。。

まぁ、蒸し暑くて、ウェットな森で、キノコがいっぱい生えていました。



うーん、チチタケの仲間、、、Lactariusの類だと思います。「チチ」も出たし。
とすると、ケシロハツ、、、よりはひだが密ですね。。



これはシンプルにチチタケですね。



こいつはヤマイグチ。食べたことあります。ま、とくにうまくはありません。



出た! 変形菌。なんでしょう? なんとかホコリとか、そういうのでしょう。



上のより、ずいぶんと色が濃かったけれど、、、、。
いずれにしても、じわじわと移動しているんでしょう。。。

尾瀬の生きもの2010

2010年06月26日 | 
尾瀬に行くと、何種類かの生きもの見たくて一生懸命探します。

去年行ったときはニッコウキスゲがよいころで、
個人的にはハッチョウトンボ探しを頑張っていました。
何匹が見たのですが、去年探したのに見られなかったのがゲンゴロウ。

いるんですよ、尾瀬には。本物のでかいゲンゴロウが!
池塘をなんだか不器用に、えっちら、おっちら泳いでいるんです。
前に一度見たことがあって、いつも探すのですが、、、、。

今回はいました! 写真は撮れませんでしたが、でかいのが!
大きくて深めの池塘にいました。よく考えると、前見たときもそうでした。
エサとかの関係でしょうか? 今回は2匹も見て大満足です。



これは木道で休んでいる、、、カナヘビ。
ぜんぜん逃げませんでした。

今回の尾瀬は、このシーズンらしくカエルがよく鳴いていました。
交接中のモリアオガエルも見ましたね。
人も少なくて、カエルの声や鳥の声をゆっくり楽しみました。
何度行っても尾瀬はいいです。

カッコホッ?

2010年06月25日 | 
尾瀬が好きな理由はいろいろありますが、
ひとつには野鳥が見やすいところでしょうか?

今回もホオアカやノビタキ、ヒバリなどが見られました。
特に好きなのがカッコウとオオジシギですね。

意外と、シュン!と細長くてかっこいいカッコウですが、
今回は3羽のバトルを見ました。
「カカカカカカッ」と鳴くんですね、バトルのときは。
ギューンと飛んで追いかけっこをしていました。

そのカッコウですが、当然、ふつうは「カッコウ!カッコウ!」と鳴くわけですが、
今回は一部に「カッコホッ カッコホッ」と鳴くのがいるのを発見しました。
1羽だけじゃなくて、何カ所かで聞いたので、そういう鳴き方があるのだと思います。

単にヘタなのか、なにが別の意味があるのか?
興味深い発見でした。

オオジシギは、遠くで鳴き声を聞いただけで、
「カミナリシギ」の別名の由来となったディスプレイ・フライトは見ることができませんでした。

とりあえず同行者には、その魅力を伝えるべく、
「ズービー!ズービー!ズービャク、ズービャク、バババババババババッ(羽音)」と
わたしの物まねを堪能いただきましたが、
別な意味で受けていたようです。。。おかしい、、、あんなにすごいのに。。。

クマに会った!

2010年06月24日 | 
尾瀬ヶ原でツキノワグマに会いました!
話は聞いていたけれどびっくりです。

ぶっちゃけ、場所は目撃例が多いヨッピ橋周辺。
おそらくクマ対策だと思うのですが、木道が高く設置されていて、
鉢合わせても、それほど危険ではないようになっています。

じつに距離5、6メートル!

見たのは背中だけですが、けっこう小さめの若グマでした。
ヤブの中をそそくさと逃げていきました。

毎年、尾瀬に入っているのですが、ここ10年でずいぶんと変わりました。
今回は、シカを2頭見たし、各所でシカの警戒音を聞きました。
クマも普通にいるし。。。。

ま、いろいろ問題をはらんでいますね。