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晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

畦ヶ丸登山と怪しい靱帯の痛み…

2011年10月10日 | 
連休最終日は、頑張って朝早く起きて、西丹沢の畦ヶ丸(1293m)に登ってきました。

小田急線の新松田駅から富士急湘南バスに乗って西丹沢自然教室まで。たっぷり1時間のバス旅です。



西丹沢自然教室からは吊り橋を渡って、沢を右に左に渡って詰めていきます。沢は台風15号の影響で荒れ気味です。もともと丹沢の沢沿いの登山道はわかりにくくて、ピンクのビニテを慎重に探して登ります。

うーん、9月に某山に登ったときもそうだったのですが、登りでヒザの内側の筋が痛い。。。ヒザ関節というよりは靱帯。登り限定。今日は登りはじめて1時間で左側に違和感があって、時折刺すような痛みに。脚上げをするときが痛いのです。この前は……確か右側から痛くなって、次に左側も痛くなった。今日は左側だけで、右は大丈夫でした。うーむ……。

と言いつつ、まぁたいしたことはなくて、昼前にはさくっと畦ヶ丸の頂上に。



人が少なくて、なかなかよい感じでした。



意外とブナが太くてびっくり。すれ違った単独行のおじいさんが「紅葉しているのはシロヤシオだ。ゴールデンウィークごろは真っ白な花がきれいだぞ」と教えてくれました。



下りは大滝峠上経由で大滝橋へ。下りはまったく快調で、なんの痛みもなくさくさく下山。うーん、いったいどういうことなんだろうか?



途中、沢に倒木がかかってわかりにくいところもありましたが、13時40分にはバス停に着きました。初秋の低山を満喫した1日でした。しかし、靱帯なのか何なのか、今後に不安を残す山行でした。。。



森のキノコ

2011年09月15日 | 
森はとにかくキノコだらけでした。
ベニタケ科、テングタケ科、イグチ科など、本当にさまざまなキノコが生えていました。



タマゴタケの幼菌。かわいいなあ。



これは、、、ツルタケのたぐい??

大学院の頃は、ここらのキノコを研究というか、採りまくっていたのですが、
なんだか、忘れてしまいましたねえ。。。
研究していた森は、歩いたところから尾根2本向こうだったのかな。


人のいない山

2011年09月13日 | 
中部地方の某山に行ってきました。
人がまったくおらず、悪くない森が残り、良い感じでした。



登り口のミズナラの広葉樹から、登るにつれて針葉樹林に変わります。

針葉樹林帯のなかでは、そこここに切り株・倒木上更新が見られました。



夏の終わり。ゴゼンタチバナが赤い実をつけていました。



夏の終わり。。。さっさと終われ。。。

森の中は、身の丈を超えるササ、稜線では胸から顔ぐらいの高さのハイマツを、
わしわしと漕ぎました。楽しい山でした。

梅雨の晴れ間の大菩薩

2011年06月05日 | 
土曜日に奇跡的に天気がよかったので、
山梨県の大菩薩に行ってきました。
みんな狙っていたようで、なかなかの人出でした。



上日川峠は新緑が濃くなることでした。

上に上がると、フデリンドウが咲いていました。



午前中はぎりぎり富士山が見えました!



稜線はさわやかで、半袖だと寒いぐらいでした。まだまだ春なんですね。



ヒメイチゲ。



コミヤカカタバミ。
白くてかわいい花をいくつか見つけました。
スミレも何種類かありましたが、種類はよく分からず……

天気もよく、思ったより暑くもなく、
なかなかの登山でした。

GW丹沢縦走 その2 蛭ヶ岳~塔ノ岳

2011年05月07日 | 
2日目、山はだいたいガスってました。



足元にはコイワザクラが咲いていました。



これも、、、奥多摩では見ませんね。あるのかもしれませんが。。。
かわいい花です。



丹沢山もガスの中。

縦走らしくなってきましたが、ガスが取れたり、またガスったり。。。





塔ノ岳も当然ガスの中でした。



塔ノ岳山頂にある尊仏山荘ではコーヒーを飲みつつ、名物のミーちゃんを愛でました。
ふくふくしてかわいい猫です。拾って11年といっていました。営業部長だそうです。

大倉尾根を下りました。

ハナネコノメを発見。ちょっと盛りは過ぎているのでしょうか?



再び新緑の世界に下りてきました。



GWの丹沢ははじめてきましたが、中高年登山者だけでなく、若い人、親子連れも多くいました。
中には、単独山ガールもいてびっくり。
山小屋もけっこう混んでいました。

この日の歩行時間はだいたい5時間。1泊2日で、のんびりしていい感じでした。

次回は、、、甲相国境尾根を縦走して山中湖の方に下りる計画を立てようと思っています。

(5月5日)

GW丹沢縦走 その1 焼山~蛭ヶ岳

2011年05月05日 | 
そもそも、なぜ目覚まし時計が1時間も遅れていたのかは謎です。
でも、きっちり計ったように遅れていました。

4時半に起きて、5時16分の始発に乗る予定だったのですが、
それがすっかり1時間遅れ。
ダッシュして、小田急線は予定より2本遅れの電車に乗りました。

小田急線に乗って、町田で横浜線に乗り換え、橋本まで。
ここで乗る予定だったバスにタッチの差で乗り遅れるものの、
三ヶ木までは本数も多いようで、次のバスに乗る。

が、三ヶ木からが休日に1往復しかない路線。
まぁ、三ヶ木でタクシーでも呼べばいいや…と思ったのですが、
いやいや、それがまた。。。。

右往左往のあげく、スマホでタクシー会社を検索して、ようやく焼山登山口に。
結局、予定よりも1時間遅れ。。。まぁ、そういったものでしょう。

登山口周辺は新緑の盛りでした。標高400~500mぐらいですね。





オオルリにキビタキが盛んに鳴いていました。
あと、ツツドリも。



足元にはオトシブミからのお手紙が落ちていました。



焼山頂上に建っている展望台からは宮ヶ瀬湖が見えました。
左には、いつも登っている仏果山も見えました。



焼山を過ぎると芽吹きが美しいころ。このあたりで標高1000mぐらいでしょうか。



標高1400mほどの姫次あたりは芽吹きも始まっていません。





林床にはキクザキイチゲがうつむいていました。
このころには、もう曇っていたせいでしょうか。。。
奥多摩もよく歩くのですが、あまり見かけませんね。
奥多摩で見かけなくて、丹沢にあるといえば、これ。





バイケイソウですね。奥多摩で言うと、、、ハシリドコロようなイメージで生えていますね。

蛭ヶ岳山頂はガスの中でした。






思いのほか寒く、バイケイソウも、まだ芽が出たての感じでした。



到着は13時半過ぎ。歩行時間約5時間。頑張りました。。。

(5月4日)

(つづく)

山桜の花見

2011年04月24日 | 
去年から目を付けていたところに行く。
見晴らしのいい尾根で、まずまずの山桜が生えている場所。
めずらしく妻といっしょ。



が、おしい。。。その山桜は終わり気味。
対岸のはそれなりなんだけど。。。



妻が作ったフォカッチャのサンドイッチと暖かいコーヒーを飲んで帰りました。



森でアオダイショウを見ました。
空にはイワツバメとトビが飛んでいました。
センダイムシクイと、おそらくキビタキが鳴いていました。
あと、、、人工林の下ではミミガタテンナンショウが盛りでした。


大山の花

2011年04月18日 | 
あんまり花は多くなかったですね。。。


フジザクラ。下向きに咲くのがかわいい。
マメザクラとも言ったような。。。


丹沢名物、アブラチャン。


ヤマルリソウ。ワスレナグサの仲間ですね。

あとはキブシとかタチツボスミレとか、、、、。

(丹沢大山/4月17日)


丹沢大山イタツミ尾根

2011年04月17日 | 
山に行ってきました。
東丹沢で、歩いた線がつながっていなくて気持ち悪いところがあって……。
大山からヤビツ峠の間のイタツミ尾根というのを歩いていなかったのです。

秦野からバスに乗って蓑毛まで。そこから歩きはじめました。

人工林を登っていると、カラ類のようでいてちょっと違う声がする。。。
双眼鏡で探すとキクイタダキ! 小さくて可愛い。ずいぶんと久しぶりに見た気がする。
彼らはほんとうに姿が見えないですよね。

キクイタダキ。。。漢字で書くと「菊戴き」となるわけで、
黄色の菊のような羽毛を頭に戴いているからこの名前があるという。

そこはそれ、なにしろわたしは長めのカタカナをまったく読まない男。。。
前科はウミウシ関係で多数…。
この鳥の名前もずっと「キクイダタキ」だと思っていたのです。
似てますよね?というかほぼ同じですよね?

ずっと「木喰い叩き」だと思っていたわけです、わたしは。
木を叩いて食べるようにするからそう名前がついたと、わたしは考えていたのです!
いや、木を叩くように何かを食べているのを見たことはないですよ。。ないんだけど、そう確信していたのです。
野鳥図鑑を自分のお金で買った中学生のときから30歳過ぎまで!(本当)



ぽかんと浮かんだ富士山が笑ってました。
サクッと頂上に登って、ヤビツ峠経由で蓑毛に戻りました。。。



谷間は、クマシデかなあ、、、カバノキ科の黄色の果穂が輝いていました。

夏鳥は、、、遠くでキビタキのような鳴き声を聞いた気がしますが、確信はないですね。。

雪の上

2011年02月22日 | 
山の北斜面には雪が少し残っていました。
落ち葉やちぎれた苔や小石が散乱して、きたないようにも見えますが、
よくよく見ると、いろんなものが落ちていて楽しい観察でした。


イヌシデの果穂の1枚。タネが残っています。


これもイヌシデの果穂。


カエデの一種のタネ。


荒れた斜面の下にはフサザクラのタネが散乱してました。

みんな野鳥にとってはたいせつなエサなのかも。。。
見つけやすいし。

辺室山の祠

2011年02月21日 | 
辺室山は祠の多い山でした。





コンクリ製で味気ないというか、
それでもそれを持ち上げた信心を称えるべきか。

丹沢は奥多摩に比べるとほんとうに祠が多いですね。
そういう場所なんでしょう。。。

辺室山登山

2011年02月20日 | 
天候も体調もいまいちだったのですが、
気分転換に山に登ってきました。

最近、すべての登山道を歩こうかという勢いの
東丹沢エリアの辺室山(644.3m)です。

本厚木の駅からバスに乗って土山峠で下車。そこから登りはじめます。



案の定、雪はほとんど残っていませんでした。
恐れていたスギ花粉もそれほどじゃなく、
誰もいない登山道を辺室山へ向かいます。

谷のずいぶんと下の方から、ケロケロ、クルクルと声が聞こえます。
おおっ、ヤマアカガエルが産卵中!?
すぐにでも谷を下りて見にいきたいけど、さすがに厳しい。

で、1時間でさくっと頂上。



雪でも降ってきそうな天気に、
コーヒーを飲んで、早々に下山。



あっちは雪か?

急な斜面で、落ち葉だの土だのが崩れるような場所で、見知らぬ小鳥の群れを発見。
むむーん、黒くすすけた顔。もうすぐ煤ヶ谷だから、顔もすすけてんのかと思いつつ、
ハギマシコかな? あまりピンク色を感じないけれど。
20羽ぐらいが、落ち葉をあさっていました。



クマ棚を発見。そういえば、そこここにクマ注意の看板が立っていました。

物見峠を経て煤ヶ谷に下りました。のんびり歩いて3時間。適度な山歩きでした。

これで、仏果山~経ヶ岳と三峰山~大山の間がつながり、
東丹沢の主要な山は、ほぼほぼ歩き尽くした感じです。
春からはいよいよ西の方とか奥の方か?