マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

マレーシアで携帯電話機を買いプリペードで使用することは、誰でも簡単にできます

2010年01月06日 | マレーシア生活の案内と知識
マレーシアに滞在中は、ホテルに一時滞在するのであれ、賃貸コンドミニアムにしばらく滞在するのであれ、携帯電話があると何かと便利ですよね、というか今や必需品といえるでしょう。日本からご自分の海外で使える携帯を持って来る、またはリースして持って来るという方法は、1週間以内程度のごく短期滞在ならいざ知らず、結局高くつきます。日本の携帯を海外で使うローミングサービスの料金はかなり高額だと聞いています。ですから1ヶ月ぐらい滞在されるのであれば、マレーシアで携帯電話をお買いになることをお勧めします。 数ヶ月以上の滞在なら、もうマレーシアで買ったほうが総費用ではずっと安くなります。

マレーシアの携帯電話は東南アジアや欧州で採用されている GSM方式ですから、日本の通常の携帯電話と互換性はありません。携帯電話に各携帯電話網会社発売の SIMカードを挿入して使用する方式です、つまりある会社のSIMカードはどの携帯電話メーカーの電話機にも使えるわけです。さらにマレーシアで買った携帯をタイの電話番号で使いたければ、タイでSIM カードを買いそれを電話機に挿入して使えるということです。

プリペード方式の利点
マレーシアはプリペードカードが非常に普及しており、統計では個人利用者の全体の8割ぐらいはプリペード方式の利用者といわれています。ですから、都市部であればもう至る所といえるくらい数多くプリペードカード販売店・キオスクがあります。小さな町でも商店街のあるところなら買う所に全然困らないでしょう。

外国人にとってプリペードカードの利点の第一は、ホテル以外の住所がない旅行者でも購入できるという点です。最初の購入時に、外国人はパスポートを見せて備え付けの用紙に記入するだけでプリペードカード(SIM カード)が買えます。この用紙記入さえ省く店もよくあり、店の者が携帯入力で購入者の簡単なデータをセンターに送信するだけです。要するに、誰でもプリペード方式に登録できます。一度登録してしまえば、補充料金払い(トップアップ)の際にパスポート類は全く不要です。 いつでもどこでも誰でも買えるというのが、プリペードカード(SIM カード)の特徴です。なお別の携帯会社のプリペードに新たに申し込むには、最初から登録する必要があります。

プリペードカード(SIM カード)の2番目の利点は、低料金で始められ、低料金のトップアップでも一向に構わないという点です。携帯電話網会社によって多少違いはあれ、RM 20程度で登録開始できます。そして店によっては最低 RM 5からトップアップできるのです。もちろん低額にトップアップすればこまめに補充しなければならないので、RM 50程度払っておけばしばらく使えるでしょう。

マレーシアの携帯電話網会社は主要3社 Maxis, Celcom, DiGi です。次いで独自のインフラを持たない携帯電話網会社として U-Mobil, TuneTalk などがあり、それぞれ独自の局番も持っています。マレーシアの携帯電話局番の例 019、016, 013, など
Maxis: www.hotlink.com.my/
Celcom: www.xpax.com.my/index.htm
DiGi: www.digi.com.my/prepaid/index.do

興味ある方は上記のサイトを細かにご覧になってください。
尚日本への通話料金を1分当たりでみると
Maxis: RM 2.39、Celcom: RM 2.90 (プロモーション料金の例 RM 1.88) 、DiGi: RM 2.38
となっています。携帯会社はしばしばプロモーション料金を実施するので、常にこの料金ということではありません。

ごく安価な文字通信
通話よりはるかに安いのが、SMS と呼ばれる文字通信です。日本への1送信は20セント程度で、受信は無料です。高級なつまり高価な携帯電話機のことは知りませんが、値段 RM 1,000 以下の一般的な普及機種やもっと安い格安機種では日本語は使えません。英文字を使用したローマ字送受信になりますが、短メッセージで構わないと割り切れば、特に問題はないはずです。 日本語も扱えるいわゆるスマートフォンもあるそうですが、Intraasia は高級機種のことは知りません。

安い携帯機も容易に入手できる
携帯電話機の種類は常時何十種類も展示されており、たくさんの携帯販売店を見て廻ればその数は数百種ぐらいに増えることでしょう。なぜなら最新機種から古い機種まで雑多に出回っているからです。さらに中古市場も盛んです。まずとりあえず携帯を早く使いたい方、通話とSMS だけで十分だという方、高級機を買うまでのつなぎだという方、であれば、高級な機能のない普及機、基本機能だけの格安機や型落ち機、さらには中古機をお買い求めになればいいのではないでしょうか。最低 RM 200程度から入手できますよ。

わざわざ日本で海外機を販売している店で買ってくる必要はないといえます。要するに、マレーシアでは携帯電話機などごく簡単にいつでも買えるからです。

プリペードカードの有効期限
マレーシアのプリペードカードでは、例えば利用者数最大会社Maxis のプリペードサービス(HotLink というブランド名)の場合でいいますと:
 払い込んだ電話料金がなくなってもまたは電話をかけることができる期間が過ぎても、90日間はその電話番号で受信できます。つまり90日以内にトップアップすれば、その同じ電話番号を維持できるので、日本とマレーシアで半分ぐらいづつ過ごす人でも、ほとんどの場合この90日間恩恵によって同一番号を維持できるのではないでしょうか。さらにHotLinkには1年間使わなくても同一番号を保持できるという有料サービスもあります。

例: マレーシアを離れる時点で残高がほとんどなくなっていたのでプリペードカードをRM 30 トップアップした、よってその時点での残日数は30日間あることになり、つまりまだ30日間電話がかけられる状態です。その30日間が終わってもさらに90日間は電話番号が維持されます。よって合計120日間ということですから、4ヶ月以内にマレーシアに戻ってトップアップすれば引き続き同じ番号で使えるということです。なお有効期間中の残高は減りませんから、トップアップしたRM 30が無駄になることはありません。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まさ)
2011-07-21 00:18:13
最近、マキシスのSIMを購入しました。
有料で1年間有効に出来る事を初めて知りました。
今度、マキシスでお願いしてみようと思います。
返信する
DiGi (十方)
2012-02-23 22:20:49
国内でも安定してローミングします。
購入しておいた10RMリチャージカードでリチャージできました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。