時の流れ

広大な宇宙から見ると、我らが日々齷齪（アクセク）動き回っている
地球は、ほんの針の先ほどの大きさでしかない。想像を超えて長い宇宙の
営みからしたら、我らが70年～80年程の生き様はマクロほどのチリくらいの
長さしかない。


地球一周約4万kmを24時間かけて一周りする地球の自転速度は約1667Km/毎時
その速さは変わることがないが、時の流れが速く思われるのは年を経てからで
小さな子供や早く大人になりたいと思っている十代の子供にとっては遅く感じ
られるのでしょうね。


「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」とは
かの俳人、松尾芭蕉が書き残した「奥の細道」の序文であります

時の流れの速さを思うとき、この序文が思い起こされます


今日から神無月十月です。出雲の地方では神様が寄り合いをするようで
「神在月」というそうですね。


何れにしても絶好の好季節。台風18号や御嶽山の噴火、広島の土砂崩れ
etc、心配事は多々ありますが、この好季節を逃すことは有りません
浮かれすぎない程度で愉しむ分は許されますよ。さあ野山に出掛けましょう。