狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

昨日は・・重陽の節句

2006-09-10 00:56:28 | ひとりごと



と、めまぐるしく変った一日でした。


9月9日は、五節句の最後「重陽の節句」でした。3月3日・5月5日・7月7日と
9月9日は覚えて居ましたが、あと1節句足りません。1月1日・・これは「元旦」
ですから、節句とは言わないのでは、そう思い調べてみました。


1月は「一月七日」=人日(じんじつ)=七草の節句
3月は「三月三日」=上巳の節句(じょうし)=桃の節句(ひな祭り)
5月は「五月五日」=端午の節句(たんご)=菖蒲の節句
7月は「七月七日」=七夕の節供(しちせき)=笹の節句
9月は「九月九日」=重陽の節句(ちょうよう)=菊の節句


言われて見れば・・みんなが知っている事です。一番縁がないのが「9月9日」の
重陽の節句でしょうね。僕はこういう事の専門家では無いので、鵜呑みにされても
困りますが、発祥は中国です。中国では「奇数=陽」「偶数=陰」という考えが
あり、よって「九=陽」九月九日は「陽」が重なる事から「重陽」の節句と
いうそうな。


こういう「いわれ」は、本来陰暦をもって決めて居たことですから、
旧暦九月九日は新暦に置き換えると、今年は十月三十日になります。
この頃だと、菊の花も盛りの時期で「菊の節句」と言われても、なるほど
・・と思いますね。


僕が何故「重陽の節句」を知っていたかと言えば、友人の親に学校の先生が
いて、その子供が九月九日生まれで名前を「しげはる=重陽」と言いました。
そういう事で、一番縁のない重陽の節句のことを知っていました。
重陽の節句はただ菊の節句だけではないような気がしますが、これは気に
架かった皆さんが調べてみてください。


序でに、一月七日=七草の節句の七草は
「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ」と覚えています。

秋の七草は覚えにくくて、記憶するのに時間がかかりましたが
「はぎおばなききょうなでしこおみなえしくずふじばかま」と覚えました。



「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花また藤袴 朝貌の花」 と詠んだのは
かの有名な(山上憶良・やまのうえおくら)です。
「朝顔=桔梗」の事だと思います。

序でながら今年の「中秋の名月」は十月六日です。今から楽しみにしています。



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