狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

読書の始まり

2006-12-23 00:50:43 | ひとりごと


晴れの天気ではあったが、寒い一日だった。

前にも書いたけど、僕が初めて読んだ本は、友人に借りた「ヴェニスの商人」
で、小学校6年の時でした。その後中学になった頃から、貸本屋で本を借りて
読むようになりましたが、その頃は「三国志」「太閤記」など、吉川英治の
本ばかり読んで居ましたね。


社会人になってからは、読むことを忘れておりました。それでも神田の
古本屋街に出かけては、年に何冊かは読んで居たように思います。
「1965/3/5神田○○書店」などと、書き入れた本が出てきたりましす。
真剣に、又継続的に読書をするようになったのは、子供が出来てからでした。


学生時代、国語は、どちらかというと苦手な授業で、主語・述語がどうの
と、言われても判りませんね、今も、文法的なものは苦手です。
そんな訳で、作家・大江健三郎(1994年にノーベル文学賞を受賞)の本を
読むのに苦労しました。何冊か読みましたが、今もって難しい本です。



後に平家物語(作者不詳)などを読むようになり、歴史に興味が湧きましたが
それも、ダイナミックで面白い平家から明治維新くらいまでで、平家物語
以前の歴史には興味が持てないままでいます。


三大随筆と言われる「吉田兼好:徒然草」「鴨長明:方丈記」
「清少納言:枕の草紙」などは、学校で習ったときには、苦手でした
ので、記憶にすら残って居ませんでしたが、今は、有名なプロローグ
の、部分くらいは、諳んじて言えるところまでにはなりました。



読書をすることにより、疑似体験ができますし、想像力も湧いてきます。
あんまり読まないのが「推理小説」ですが、TVや映画などはサスペンスもの
とか、スリルが有るものとかが好きなのはどうしてなのでしょう。


小学生の時に読んだ1冊の本が、僕の「読書の始まり」でした。






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