狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

六日の菖蒲

2008-04-24 02:33:17 | ひとりごと



「卒啄の機」
「卒」・・・雛が卵の内側からつつくこと
「啄」・・・母鳥が外からつつき破ること
この共同作業でひながうまれるから、得がたいタイミングという
意味です。特に鳥などは「プリンティング現象」で、生まれて最初に
目にしたものを「親」だと思ってしまうそうだから、なおさらでしょう。



この、絶好のタイミングと反対に「六日の菖蒲」「十日の菊」という
ものがあります。

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六日の菖蒲(むいかのあやめ)
六日は端午の節句(五月五日)の次の日になります。
菖蒲は五月五日の端午の節句に使うもので、六日では遅い。
そのことから「時期を逃して役に立たないことの喩えとして
「六日の菖蒲」と言うようになった。


十日の菊も同じように九月九日が菊の節句であることから
十日では役に立たない・・・六日の菖蒲と同じ喩え。
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子育ての時は「卒啄の機」に気を遣いましたね。


今は「卒啄の機」を気にするような事には出合わないのでね
忘れがちですが「六日の菖蒲、十日の菊」とかに、自分がならない
ように気をつけて生きていかないといけません。


上手い例えが思いつかなくて、何とも説明のしようが有りませんが
意味さえ理解していたら、意外と、そうならないように生きていける
ものです。


今年は太宰府の菖蒲を見に出かけたいですね。それも出来たら
雨が降ってる日に・・・。

外の雨は上がったようです。青空が出ています。
北風が強くて寒いですね。





雨音

2008-04-24 00:28:11 | ひとりごと



ですね~。
宮城Kスタ球場で楽天と戦って居る我がホークスは、22日は
パウエルで、23日は大隣で連敗してしまいました。残念です。
開幕からの5連勝が嘘のようです。打線が繋がらないですね。


23日から降り続く雨ですが、僕自身は嫌いでは無いので苦になり
ません。これくらいの雨音は心地よく耳に入ります。
予報ではこれから快方に向かい朝には晴れ間が出るとのこと。
ただ最高気温は16度とやや低めです。暖かさに慣れた体には寒く
感じられる事でしょう。


丁度、今時から6月までの季節に、雨が降ると外で遊べなくて
納屋から外をぼんやり見て過ごすことが有りました。
そんなとき蜘蛛が巣をかけるのを不思議な気持ちで見ていたのを
思い出します。


定規を使って作られる蜘蛛巣では有りませんが、間隔と言い早さ
と言い、まるで手品を見ているかの如く、時間の経つのも忘れて
見ていましたね。子供の頃、親たちは野良仕事に出て居ましたから
学校から帰っても、殆どが独りでした。


僕は7人兄弟の末っ子で、一番年が近い兄とも4っ離れて居ましたから、
小学生の僕と遊ぶことは殆ど無かったのです。
僕が納屋で何時間ボーットしていても、誰も気にする人さえ居ません
でした。蜘蛛が巣をかけるのは、何回も見ました。


今、そういう体験ができるのは、可成り田舎の方に住んでいる子供
達だけでしょうね。今にして思えば、そういう体験は大事だったと
思います。


オケラでもミミズでも、大抵の虫は手で握っても平気でしたが、
大人になってからは、触れなくなりました、何故でしょうね。
蛙を捕まえて股裂きにし、皮を剥いて糸で縛り、棒に結び付けて
ザリガニ釣りをしたり、糸の先に綿を小さく結び、蛙釣りなども
して遊びましたが、そういう遊びを今の子供は知りません。
可哀想な気がします。



雨の話が変な方に反れて仕舞いました。
写真のネモフィラは一昨日撮ったものですが、花の色がいまいち
良くないです。光の当たり方でも写り方は違ってきますが、ホントは
もっと綺麗な青色なんですよ。