狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

130歳?

2007-06-14 03:39:57 | ひとりごと



で、気温は低めで過ごし易かった。
もう少し降ってくれないと、ダムには貯まらないかも知れませんね。


yahooのトピックスを見ていたら、アラスカで捕獲されたクジラの
体内から100年以上前の銛の一部が出てきたと、報じていました。
クジラの事は無知なので、クジラがそんなに長生きだったとは知り
ませんでした。


現地の野生生物学者「クレイグ・ジョージ氏」は、このクジラの年齢が
130歳前後の可能性があると指摘している・・とも書かれていました。
現地に住むイヌイットが先月に捕獲したセミクジラから見つかったそうで
銛を打ち込まれながら100年も生き続けられるクジラの生命力に敬意を
払わざるを得ません。



クレイグ・ジョージ博士によれば130歳前後の可能性があると。
想像出来ません、130年も生きたらどういう景色が見えるのでしょうか。
日本の働く人の定年が60歳、定年後70年の人生なんて想像出来ませんね。


農家の人達や、一部の働ける環境下にある人は別として、定年後の
人生は10年から15年位が限界ではないでしょうか。


体が動いて健康で、介護の心配もしなくて良いなら長生きも楽しい
でしょうがね。誰かが言っていましたね「夭折が理想」だと。
僕の友人は、10年間認知症の父親の介護をして、その父親を看取った
一月後に心臓麻痺で他界しました67歳でした。


残された者に取っては大変な1ヶ月でしたが、本人は幸せだったのでは
・・と、思います。介護の苦労を一人で抱えて、将来自分も同じように
子供達に介護されるのか・・という心配も有ったでしょう。


医学の進歩で寿命が延び、今後遺伝子情報の操作で、もっと健康で
長生き出来るようになるでしょうが、あんまり長生きだと、知らないで
良いことまで知るようになったりして・・それが幸せかどうかは
本人にしか判りません。お年寄りがもっと幸せな人生を送れるような
環境を、政治の力で整えて欲しいものです。


写真は「サンパラソル」今年の初咲きです。