崖っぷちロー

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2009年春アニメ「けいおん!」の舞台

2009-04-04 18:04:58 | その他・趣味
年度が代わり、新しいアニメの放送が始まった。
今のところ、今期で最も人気がありそうなのは「けいおん!」でしょう。
「京都アニメーション」という有名製作会社(?)が作成しているらしく、
また、某掲示板での注目度もなかなかのようです。

で、その「けいおん!」ですが、どうやら京都周辺が舞台になっているらしく、
加えて、キャラクター達の通っている学校があの豊郷小学校をモデルにしているらしい。
TVアニメ『けいおん!』舞台探訪まとめサイト (聖地の詳細な情報を求めている方はこちらに行かれるといいでしょう)


で、この小学校ですが……
>1937年には、本校出身で伊藤忠商事・丸紅の前身にあたる伊藤忠兵衛商店専務の古川鉄次郎が、
>アメリカ人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の校舎と講堂を建設・寄贈。
>当時としては珍しい鉄筋コンクリート構造の校舎は、今日に至るまで豊郷小学校のシンボルとなっている。
 (ウィキペディア)

ということで、近代(西洋)建築好きにとってはかなり有名な小学校。
この校舎をどうするかという問題を巡ってかなり激しい紛争がありましたしね。


『けいおん!』の舞台になっている場所
このサイトでも紹介されているように、
あの有名な「兎と亀の階段」も劇中に出てきたようです。
 (参考:豊郷小学校 見学 その2)

個人的に、近代建築の面白さは玄関と階段・踊り場にあると思っていますので、
この「兎と亀の階段」が取り上げられたことが純粋に嬉しい。
 (まぁ私は、近代建築の中でも、主として<日本にある洋館(個人の邸宅)>が好きなのですが、
 見るポイントというのはこういう公共施設でも変わりません。)

昨今、アニメファンによるアニメの舞台巡り(いわゆる聖地巡礼)も注目を集めていることですので、
今作でも豊郷小学校等に興味を持ち、豊郷小学校を訪問するという方が居てくれれば嬉しい限りです。
そこから近代建築へ興味を持つ人が増えると更に嬉しいのですが。

それでファンの裾野が広がり、
政府の近代建築保護に対する取り組みがより積極的になれば最高ですね。
夢のような話ですが……。

続き>>2009年春アニメ「けいおん!」の舞台2


***
驚いたことに、この小学校を巡る紛争はまだ続いているようです。(問題は変わっていますが)
>平成21年3月27日、「豊郷小学校旧校舎群の耐震壁設置工事は不必要な工事であり、
>損害賠償を求める」という裁判の訴状を大津地裁に提出しました。
 豊郷小学校の歴史と未来を考える会


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