崖っぷちロー

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北朝鮮ミサイル発射

2009-04-05 13:18:00 | その他・趣味

>政府は5日、北朝鮮が発射した長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体について、
>発射時間は午前11時30分ごろと発表した。
>発射は1発で、発射方向は東。ブースターの一部は同37分ごろ、秋田沖の日本海に落下したとみられる。
政府、迎撃措置はなし 北ミサイルは東北上空を通過し太平洋へ


でおそらく計画通りに発射されたのでしょう。
とすると、当然、迎撃とか言う話にはならないはずですが……。

どうも、<迎撃しない/できない=日本の負け>見たいな考えをする人もいるようで。
そういう方には、是非とも防衛省の資料を見て欲しい。
「弾道ミサイル等に対する破壊措置の実施に関する自衛隊行動命令について」(平成21年3月27日)
というのが、資料の中に入っていますので。


***
反対に、迎撃準備をしてきたことが無駄だという人もいる。
しかし、今回の迎撃準備というのは万が一に備えたものなので、
実際に迎撃することがないというのが一番良い結果である。

それに、実際にSM3やPAC3を発射するかどうかという以前に、
情報収集等で十分に働いていますので、
その意味でも準備は無駄ではなかったといえるでしょう。


更に読み込んでみれば、こういう迎撃準備の態勢を見せること自体が、
大いに意義のある行為であると言える。

第1に、国民に対して「国防」問題を考えさせる契機になったと言えるだろう。
現実を直視し、ちょっと先の未来に想像力を及ぼせば、
我々がとるべき道筋というものが見えてくるはずである。

第2に、今回の迎撃準備自体が、実戦に極めて近い形での「訓練」になると言える。
これは何事にも代え難い、貴重な経験であり、
今回の経験をちゃんと分析して次につなげることが重要でしょう。


***
言ってしまえば、Em-Net(エムネット)の誤報(4日12時16分頃)ですら、
貴重な経験であると言えるでしょう。
我々は、乏しい実戦経験の中で、極めて貴重な教材を手に入れたことになるでしょう。


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