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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

褒美の取り付け無事完了

2009-12-31 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
3日前に書いたネタのつづきです。
セイモアダンカンANTIQUITY2をSB-1に取り付けたいという話でした。
SB-1というのはこれ。かつてのベーマガ掲載写真です。

これは日本に数本あるかないかという希少なSpectorの初期モデルSB-1(のほぼ最終ロット)。ごらんのとおりヘンな形のゲテモノ。ヘッドを見てはじめてSpectorかぁ?と気がつくベースです。こんなブサでも一応、若き頃のヴィニーフォデラ作らしく木工は見事で、モナーク臭もぷんぷんします。

そして当時のSpectorがEMGの前に採用していたのがディマジオ。初めからシリーズ/パラレル切替前提のピックアップで、回路にはそのスイッチがあります。

こいつは大変な奴です。大変な音しか出ません(笑)。
パラレルでは軽くフェイズ気味、シリーズではクリーンブースター掛けすぎの暴走エヴァ、みたいな。どっちもベース単品で弾くには非常に楽しい。
けど、いざ曲に合わせて弾いてみれば似合う曲がないことにやがて気がつきます。
24丁目バンドぐらいしか似合いません(爆)。

ちなみに裏から見るとこんな状態(ノイズ対策改造済み)。
ディマジオは配線の色分けが他のメーカーと違う「赤・黒・白・緑」4色なのではじめてみると戸惑いますね。
そしてサーキット側を見ると、

それぞれの線が個別の端子にハンダ付けされていました。変わった設計ですなぁ。

今回、マチャさんに年末の忙しい中を時間作ってもらってピックアップ交換作業をやって頂きました。マチャさんは機材や線材・パーツ類のトライ&エラー経験豊富なかたで、近所なのがありがたい存在です。当然ピックアップの交換作業も大変慣れていらっしゃいます。
マチャさんありがとうございました。

交換後はこうなりました。

2つのピックアップを繋ぐ線もぶったぎって同線材を延長したり。またこのビンテージ風な布巻きの線材が太くて硬いんだわ。通常のポットにシリーズのまま配線する方がラクだそうです。お手数をおかけしてすみません~。

ピーも気になって凝視。どうだいタコ足エキマニみたいだろ(笑)。

これを前から見ると、

ごく普通のルックス。初めのルックスの個性的な絵面ではなくなりましたが…

こう見ると全然違和感ないと思うんだけど。初めからこれのような佇まいじゃない?


じゃぁ音はどうなったかというと…
それがすばらしいのなんのって(涙)。
シリーズ+パッシブ状態で一番良い音になりました。
コクとハリとネバリのあるプレベらしいソースイートな音ですが、一般的なプレベと違いややコンプレッションされた締まりのある鳴りで、立ち上がりと切れが鋭くてすごく歯切れが良い。

なんていい音なんでしょう! <私がここまで自画自賛することはめったにない
つかANTIQUITY2すげえ!

またディマジオと違い、シリーズが暴力的ではなくなって使いやすいのがありがたいですね。通常のプレベはシリーズが当たり前だから、ANTIQUITYも当然シリーズ配線で出荷されています。開発時からパラレル使用なんて考えてもいないと思います。だからシリーズがノーマルでありベストな音ですね。
反面パラレルにするとかなりさっぱり味になりますね。それでもディマジオよりおとなしいかというと、そんな感じはあんまりない。いたってまともな音だからでしょう。へんな高域が目立ったりフェイズ感があったりしないから素材として素直に利用できますね。アクティブONにして使うにはちょうど良い感じです。

ちなみに同じピックアップを付けたフェンダーのプレベにフラット張ったマチャさん所有品に比べるとローエンドの厚みはありません。ずっと負けてる。たぶん同じフラット張ってもダメだと思います。
そのかわりフェンダータイプにない多少の硬さとズンビン感があります。木材やブラスナット&バダスあたりの影響があるのかな。
ダンカン付けてもSpectorはSpectorのキャラを失ったりしないんですね。この楽器はアクティブピックアップで作られた音みたいな世評がありますが、Spectorの音の要因はそんな一つ二つ程度の簡単なことで構成されるものではないんだとよくわかりました。

来年の抱負はSB-1をメインに使う。これでしょう。

しかし…ひとりではしゃいでる感むんむんのブログは見苦しいぞ(笑)。

痛い録音のネタ明かし

2009-12-30 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
我が前バンドのボーカルギターだった友人 クンプー。(タイ語H/N。まるで呼び捨てのようだが敬称が含まれている。)
フォーキーでグランジーでクレイジーだったはずのあの男が突然「萌え」方向に突っ走り始めた。
なんと初音ミク投入。

そっちいったかー!
どうした。いったいなにがあったのだ。

やがてある日、ニートを泣かすような超メルヘンな曲を持ってうちにやってきた。オケはCubaseだけ。
あ、間違い。ギターだけは大人の科学の付録使用だって(爆)。あのギブソンはどーした?!

この時点で初音ミクを初めて耳にした時代遅れな私であった。
痛車では見たことあったが(笑)…へぇ!こういうものなのか。

ユニークだ。悪くない。<洗脳早

じっくり曲を聴く。歌詞を聴く。
ううむ…これはこのフワフワなイメージを大事にしなければならないタイプの曲だなぁ。


じゃベースを入れようと言われたら君ならどうする?



さぁ私のブログにも貼ってあげよう。クンプー改め555+氏渾身の萌えプロジェクト。
でもみなさまはご家族に見られないように(笑)。
ハードロッカー諸君は気絶しないように。

【初音ミク】 おとしもの 【オリジナル】



音作りは555+氏に任せたが苦戦したらしい。試しに私もちょっとだけいじってみたがノウハウがないのでどうやってもうまくいかずやめた。非常に難しい。絵はいつもコミケに参加してる腕前の女の子に描いてもらったそうだ。へぇ。なおベースについてはまるで手抜(ry…ええ、そのことはこの星では決して語ってはいけないわ鉄郎。

自分へ褒美

2009-12-28 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
本日で仕事納めでございます。
午前中にやるべき仕事はほぼ片付けました。
夕方に整骨院にまた行きたいので3時ぐらいで帰っちゃう予定。問題はありませんね。<誰に聞いてる?

さぁて。

買ってしまいました。ダンカンのANTIQUITY2 Pride
ANTIQUITYのプレベ用は50年代タイプと60年代タイプの2種類ありまして、
マチャさん所有品で両方をブラインドチェックした結果、両方良かったんだけど「これは本当に良いな」と感心したのが後者でした。
定価は高価ですが買ったのは某SH。

まだ取り付けておりませんが、既に大きな驚きがありました。何だと思う?

開封直後のこの写真を見よ。

ほこりだらけ!
なぜそこまでするかわからぬ(笑)。
わざと…だよねぇ?髪の毛らしき金髪も一本まざってたぞ。
神経質な人じゃなくたって気持ち悪いよ。

で、何に取り付けるかって。プレベなんて今持っていないだろって。
私はプレベ相当品としてSB-1を持ってます。それに付けようと考えてます。
オリジナルのディマジオが独特すぎるので扱いづらく、良い意味でノーマルな音にしたいのです。
SpectorらしくしたければEMG Pを付けるべきでしょう。
でも私はこのベースを古風なプレベっぽく使いたい。
幸いもとのディマジオもポールピースが見えてるタイプですので、一般的なPのピックアップに換えてもルックス的に違和感ない…つかマニア以外誰も気がつかないでしょう。EMGに換えた方がかえっておかしくなりそうです。

でもこういうことをするとSFCJ的には処刑されそう(笑)。

音価が目に見える

2009-12-14 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
昨晩は友人持参の最新型MacBookProと、数世代前のCuBaseで録音。
数世代前とはいえ人気定番ソフトは伊達じゃない。便利便利、ラクラク。
欲しい!否、必要だね。

しかしDAWというのは波形を拡大して見ることができるじゃない?
あれはやばいよね。
わずか先に発音開始(つまりピッキング)している自分の悪癖が目で見てわかってしまうからね。

あらかじめもらっておいたマイナスワンのオケとベースをMIXしてヘッドホンで聴きながら練習していた時はばっちり合って(る気がし)て全然ヘンじゃなかったんだけど、録音してプレイバックをヘッドホンで聴くとまぁ~合ってない。
気持ち悪いわ自分(笑)。

今やっている曲はスキマの広~いゆったりした曲なんです。音符で埋めない曲。そういう曲ほど音価のコントロールがシビア。何年やっても難しいものです。

早かったり賑やかだったりイケイケだったりノリノリだったりするとなぜか悪くないもんだけど、ただ単に難が紛れてわからないだけで、ごまかしに過ぎないんだよね。

ノイジ~

2009-12-06 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
最近、製作途中の曲のベースラインを毎晩少しずつ考えてます。
音まで考えてます(ラインはひらめきなのでどっちかつぅうとすぐ出来たけど、音は合う合わないがあり悩ましい)
で、
イントロに空間系のエフェクトが欲しいなと思い、
手持ちのビンテージフェイザーを試してみる。
ここでも何度か紹介しているDODの401Bね(401じゃないよ、Bが付くの)


フットスイッチOFFなのに無音状態で既にジンワジンワジンワジンワジンワ………(笑)


このエフェクター、録音じゃ使えませんなぁ。

ド定番SMALL STONEも持っていますが、あれも使えないのね。単品だと綺麗なフェイザー音なんだけどオケに混ぜると元のベース音しか聞こえなくなるタイプ。(使ってみればわかるって)

なんかフェイザーの良いの、一つ欲しいねぇ。
誰かベーシストで使っている人におすすめ品あったら教えてもらいたいなぁ。<フェイザー使いは意外といない

あれはイイ物だ(マ・クベ談)

2009-11-23 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
下に写っているのは私の足(汗)。
一昨日晩、SFCJメンバーlukeさん(なんと徳島からお見え!)が買ったばかりだという2009年9月2日製造の出来たてほやほやベースをこうして撮影してきました。
いやぁすばらしい楽器でした。見た目だけじゃない。仕上がり具合が大変よろしい。
ちょっと弾いてみたけど、うちのNS-5とは15年間の進化の差を感じましたね。

で、
気付いた人が何人いるでしょうか?今までとは何かが違うでしょ?
ヒントは…↓これを見ればわかるでしょう。

個人的にはSpectorもノーマルになったなぁと思いました。良し悪しはおいといて(個人的にはこのほうがありがたいです)。

それにしてもlukeさんは立派。日本人はみんなうじうじせこせこけちけちしてないでこういうの一つぐらい買え。そうしないとデフレスパイラルでどんどん地獄になるよ。(だから趣味人はえらい。趣味人が日本経済を救う。)

我がINCASE

2009-11-17 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
よく使ってますねぇ。もう何年も愛用していることになります。
これの難点は、とにかく重いこと。
先日、家から西荻窪までこれを背負ってママチャリ往復しました。
辛かった…。
特にくたびれてる帰路は、あまりの背負い心地の悪さに、途中で気を失いそうになりました(笑)。
まるで取り憑いた怨霊が背中におぶさっているかのごとし。

やっぱ、あんまり重いケースは良くないですねぇ。

それでも使うにはわけがあります。
たぶんセミハードでこれ以上の保護能力が高いケースは他にないでしょう。
耐衝撃性に至っては恐らくハードより勝るんじゃないかな。
丈夫で保護能力が高いことは、私にとっては何物にも代え難いことなのです。
なぜなら私はしょっちゅうこのケースをぶつけたり倒したりしますから。…なにやってるんだろ。
先日の時も例によってばたーんと倒してしまいました。
このケース、ヘンに自立したりするから、つい立てたまま何秒か放置しちゃうんだよね。そこで過信しすぎて、よそ見しているうちに結局倒れていたりするわけです。
そこまで立たねぇよ(笑)。

そうはいえど重すぎるのはそろそろつらい身体になっております。ここまでとは要求しませんから近い保護能力を備えた、もう少し軽いのがあれば欲しいですね。

聞いてみて良かった

2009-11-10 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
今宵ニュース速報に目もくれず、我が家のたかがフェンジャパくんの3点留めのジョイントのセッティングをあわてて見直す私。
ちょっと教わりましたので。(この写真にヒントのひとつがあります)

実は以前から3点留めのマイクロティルトアジャスト機構についてはどうもいまいちわからなくて、どなたかよくわかってる達人に正しい扱い方を教えてもらいたいなぁと思っていたのですよ。
先般とある名ルシアーの方にたずねる機会に恵まれ、すっきり明快な回答を教えてもらいました。
それで、間違えていたセッティングに気がついたわけなのでした。
あの機構の仕組みを考えれば使い方は想像つくんです。つくでしょう?
でもね、絶対、想像で使わない方が良いよ。
わかっている人はその理由を知っているんだから。

ついでに3点留めのことに限らず、ベースに関する正しい物理の話をいろいろ聞くことができました。大変有意義でしたね。
こればっかりはちゃんとわかっている人に聞かないと知ることはないでしょう。メディアやWEBには情報が氾濫しているけど、真理は滅多に見あたらないですね。

ただし聞かれる方は迷惑だろうなぁ…(汗)。今宵も街の巨匠に感謝。

弦は5本も

2009-11-08 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
いらないのではないかと気がついたピーであった…。

今度のセッションでは(原曲に使われてなくても)LO-B弦をうまい具合に活用できる曲をリクエストしておいたのですが候補落ちしたので、4弦で足りることになっちゃったんだよね。音はなかなかなんだけどなぁ。

来週はやっぱりあのフェンジャパにしようかなあ…悩む(笑)。

いいすか? >それによりSouthern Crossが演奏不可となるまぶぱぱさん


パシフィコ横浜の

2009-11-08 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
楽器フェアに昨日行ってきました。

まずはその直前にセンターグリル。

ハヤシライスと、ミートソースのかかった具の無いナポリタンと、カラッとしたチキンカツが一皿に乗った壮絶な大量仕様。確かな満足。
とってもうまいんですが…味のしないところが無い(笑)。一時たりとも味覚を休ませてくれませんぞ。

それを平らげて異様な満腹感に苦しみながら会場へ。
(満腹感が夜まで響いて、最後に行った羊串焼料理屋(うまい)でもあまり飲み食いできなかったほど)

前回はブースが並んでいた会場スペースががら~んと空いています。
結論先に書きますと、恐ろしく不作。今までで最もつまらなかったです。酷すぎる。見るモノ無し。やる気ねえな。あれで1,000円は高い。


あまりのつまらなさにローズを狂い弾きする牧野さん。(本名かよ)

当然撮ったモノはあまりなくて…

しかたなく撮った嫌いなメーカーのすごい展示品。


しかたなく撮った錦鯉。驚くような出来ではない。
あれ?なんかピンが甘いなぁ。俺ブレてるかぁ?

帰宅後にカメラをふと見てると…あ、

手振れ補正がOFFになってた…(汗)。
まぁ、あんな内容なら撮れてなくてもいいわ。

どこにいるでしょうか

2009-11-01 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
本日、ピーを預かってます。

正解は右手前の靴箱の上。
またもや恥ずかしげもなく凄まじい部屋を公開してます。
14mmの広角で撮ったので肉眼よりとっても広く見えてます。
このイームズとエンペラーとの隙間(約1フィート)をカニ歩きで通過するのよ。
四畳半同盟、会長になりたい。<種ともこに歌って欲しい


本日、仕込みもしてます。

再来週はなんと5弦持参予定。
通常なら逃げ出したくなるはずの多弦ですが、この一本に関しては話は別。手持ちの中じゃ一番弾きやすいのはこのベース。
音も丸く甘く扱いやすい。
小原礼のあの腰の据わった音はいつものSpectorじゃなかなか雰囲気を真似しにくいのですが、こういうごく普通のスタイルの楽器を使うとしっくり落ち着きますな。
ヌケはSpectorには到底かないませんが、目的や要求が今回そっちじゃないのでね。
いつも山ちゃんばかりじゃなくてたまには風来坊の方が食べたい時もあるわけでしょ?

それつながりだけど、昨晩は某オフで山ちゃんに行きました。
最近の山ちゃんの手羽先唐揚げは絶対、以前よりレベルう~んと落ちたよね。

続きましてBOOMERS

2009-10-18 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
ghsのBOOMERS、FLEAシグネイチャー弦をフェンジャパに張ってみました。

悪くない。

いや、むしろイイ弦ですねぇ。
結構前からある弦ですけどね、ずっと眼中なかったのね。ダメですね自分。

意外でした。音は地味なんです。
地味なんだけどテンションが強くて発音が早い。ブライトじゃなくても活きの良さは充分主張してくる。まるで、フィッシングでヒット時のロッドに伝わるバイブレーションのようです(外来語責め)。ネック弱いベースじゃ合わないだろうなぁ。
ニッケルのお手本のような手触りもよろしいね。
なるほど~。
グラファイトネックにワンハムでガツガツした所に張るとちょうど良いのかもね。
パッシブフェンダーに張ると馴染みが良すぎるほど。落ち着いてる。欲しい域だけがボンという感じ。

…今更ですね。でも知らなかったなぁ。

弦を買いに

2009-10-17 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
わざわざわざわざ渋谷まで行って帰ってきました。
うちのエンペラー5の専用弦です。
44,62,85,106,125。ヘンなゲージ。他にないでしょこれじゃ。
この弦じゃなきゃだめなわけないんですよ。
でも現状のセッティングがあまりによろしいので少しでも変化させたくない。弦を別物に変更することでこのセッティングを改めたくないのです。
自分じゃこの見事すぎるセッティングはできません。
してくれた店まで行けば良いのでしょうがそれもめんどくさい。ホントめんどくさい(笑)。
というわけで、いつも全く同じ弦を買ってきてそっくり張り替えてます。
この弦がまた良くできていて、張り替えてもオクターブもネックの反りも全く変わらない。ブリッジもトラスロッドもいじらないでOK。たいした精度だなぁと思います。たまたまハズレを引いたことがないだけかもしれないけどね。(ただし、今回買った巻いたパッケージよりいつも買ってたストレート梱包の製品の方が同じ物でも鳴りが良いような気はします。)

そういう弦を、輸入代理店直営店でしか売っていない(しかも安くない)というのは大問題だと思うんだな(怒)。
前は卸して小売りしてた店が他にあった気がするんだけどなぁ、今どこの楽器店でも目にしないもんね。販売方針変えたろ?良くないよ。

ついでにフェンジャパ君のためにも新弦を買ってきました。
BOOMERSのフリー弦。安売りしてたから。
これっていいのかなあ(笑)。

VT Bassはアクティブ不向きか

2009-09-26 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
ホムセンで売ってた合板の端材で木製のキャスター台を作って部屋アンプを乗せてみました。
…あんまり見ないでくれる?


本題。
前にVT Bassはアクティブよりパッシブのベースのほうが相性ヨロシと書きましたよね。

その理由として、アクティブだとイコライザーが二重になると書きました。
せっかくベースに付いてるイコライザーをフラットにしなければならないのはもったなく感じるかもしれませんし、そこで音作りしている人にとっては残念でしょう。
インピーダンス変換だけのアクティブサーキットって確か存在したよなぁ…それだったらなんでもないわけですけどね。


で、その後チェックを続けていると、ベース側のボリュームがアンプで言うゲインの役目になり、VT Bassのレベルがマスターの役目になってしまうことにも気がつきました。
入力がでかすぎると、後ろのドライブと合わせて歪みも二重になるのであんまり良くない音になります。
わかる?歪む所が2カ所あるわけだ。ドライブの歪みは考えて作られているけど、過入力での本意じゃない歪みは味なんか考えられてません。両方まぜちゃだめ。

それを避けるためには、過入力にならないようレベルを下げることで対処可能です。
対処は出来るんです。
これとて現代の製品ですからアクティブベースを挿されるユーザーが沢山いることはメーカーも想定している感じですね。
エフェクターを数珠つなぎした最後にVT Bassを持ってこようと考えている人も少なくないはずです。
でもなんかおしいのよね。
VT Bassのレベルは(3バンドイコライザー部分同様に)非常にナイスな効き味なので、こちらもまたもったいない気がします。パッシブでここのおいしいところを利用した方がお得な感じがするんですよね。それぐらいクリーンブースト性能がすばらしい。
KN-Boostを使ってから気がついたことですが、クリーンブースターは軽くかけても良くなりません(悪くはならないけど)。ある程度は上げていかないとおいしいポイントが現れないのです。あるのに上げずに使うんじゃもったいないです。


もうひとつ。とっても肝心なことに気がつきましたよ私は。

アクティブベースのほとんどは事実ハイファイでワイドレンジでムラの少ないサウンド傾向。ユーザーはそういう「キレイな音」に惚れて入手したはずでしょう。
それを(なんらかの目的あって)ぶちこわす意図で使うのであれば良いんですけど、せっかくの「キレイな音」を生かしたいのであればこれは相対するベクトルの「ダーティーな音」をつくるエフェクターですから組み合わせるべきではありません。
パッシブに似合うのはそういう意味もあります。

私?ぶちこわし目的です(笑)。いいのいいの。
私の手持ちのベースはアクティブばかり。ついそういうことは念入りにチェックしまいますね。


さてところで。
今日はこれからライブを見る約束があり、西荻窪へ出かけます。
自転車で30分かかりません!
距離としてはたいして近くないのですが軽~い運動になるのもいい。交通費もかからない。
なのに西荻や吉祥寺での友人のライブは案外少なかったりするのが残念です。
私は地元の音楽仲間があまりいないのが悩みなのよ(笑)。

VT-Bassとコンプ

2009-09-25 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
VT Bassはコンプとのマッチングも気になるところでしょ?
アクティブイコライザーの影響を受けやすい機材だけに、繋ぐとすれば前に来ることが多いコンプには気を遣いそうです。
しかし問題となるのはインプットへの過剰なボリュームだけですから、実際はたいして悩むところではないでしょう。
単純にアウトプットレベルを増減できるコンプであれば大丈夫。またVT Bass側のレベルを下げても対応は可能です。

それより悩むべきは、音質や味わいとの相性の方ですね。
せっかくアンペグ風味なのですから。
コンプはそれを邪魔しないような音の物かあるいはより引き立てる音の物を組み合わせたいものです。
具体的なイメージを乱暴に言えば、硬質さやキツさのないコンプの方が良いような気がしますね。コンプで歪んでいるのもNGです。

とはいえ私だってどのコンプが相性良く,どのコンプがミスマッチかなんて頭じゃわかりません。
ここからはトライ&エラーで探っていくしかないのです。
でもそれが楽しいとも言えます。仕事でしてるわけじゃないんでね、趣味ですから。

ちなみに合わせたコンプはまずこれ。良い感じに相乗効果アリでした。

このDiamondもアクティブには弱いけど、パッシブにはばっちりで、うちのフェンジャパ君もチルトEQをわずかに低音寄りに回しただけでコシの強い音になります。
大概はこういう奇妙なコンプを組み合わせて相乗効果となる出会いは少ないでしょう。ほとんど合わないのばっかりだろうね。ひとつでも見つけられてまずは安心しましたよ。
蛇足ですがこのコンプほど中身の萌える製品は他に例がありません。
ほ~らこの美しさ。<あほ

次にお気に入りのリアリーナイスも試してみました。写真は略。

とある方面ではリアリーナイスを私が良くないと思っている噂があるようですが、誤解です。ブログでもけなしたことないでしょ?
あれは文句の付け所がないコンプ。
ただ私ぐらいになるとちょっちゅ変態入ってるので(笑)自分の出す音には個性的な奇妙さがもうちょっと欲しいと常々思っています。
試奏したときそれを感じたのに、家で聴くと優等生的で奇妙さが全く無い。それは試奏ベースがmtdだったから。あのmtdは私好みの奇妙ないい音でした(笑)。あの音がうちのベースじゃ出なかった。
ということは逆を言えば、ベースの個性をきちんと伝えられるすごいコンプなのですよ。一般の方にはすばらしすぎるぐらいのコンプです。

松阪牛が美味なのは当然ですが吉野家の牛丼は米国産のあの牛肉じゃないとだめだと言っているようなものですよ(笑)。

で、話を戻します。
VT Bassとの相性も問題ないです。
コンプがあるかないかわからぬような一切の影響が感じられない組み合わせです。
VT Bassのアンペグ風味を邪魔せず生かしたいのであればこのような原音重視ナチュラル系なコンプなら何でもOKじゃないでしょうか。
K&Rも問題なかったです。

最後にオチ。

かつて誰もが逃げ出したあの懐かしのBassCOMPACTOR登場。
絶対ディスコンになる運命を背負ったコンプでした。
同じTECH21製だからもしかしたらもしかしてと思って一応試してみたら…

…悪くない(爆)。

そもそも一部のFender派にはウケのよかったコンプでしたよね。
もちろんパッシブを繋いでも9時以上には恐ろしくて上げられませんが、
にしてもだ。
おかしい。
不思議なほどの一体感。
同社製品ってことは血の繋がりみたいななにかがあるでしょうか。