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(QEMU)-redirのポート番号を変更する

2005-07-15 23:31:25 | デジタル・インターネット

これまで、QEMUの実行のときに、-redirオプションを使って、

START qemu.exe -L . -m 128 -hda freebsd.img
  -enable-audio -localtime
  -redir tcp:10022::22
  -redir tcp:10080::80

としていたので、

  • ゲストOSのSSH(ポート番号22)に接続するときは、ホストOSのポート10022番
  • ゲストOSのHTTP(ポート番号80)に接続するときは、ホストOSのポート10080番

にアクセスするという風にしていましたが、Windows上でWindowsのWebサーバを動かすとか、Windowsでsshデーモンを動かすなんてことは、いや~んなきがしたり、意味ないので、まずしないでしょう。だから、ポート番号を10000番ずらす必要はない気がしてきました。

というわけでポート番号を変えちゃいます。

START qemu.exe -L . -m 128 -hda freebsd.img
  -enable-audio -localtime
  -redir tcp:22::22
  -redir tcp:80::80

これで、

  • ゲストOSのSSH(ポート番号22)に接続するときは、ホストOSのポート22番
  • ゲストOSのHTTP(ポート番号80)に接続するときは、ホストOSのポート80番

となります。すでにWebサーバがWindowsで動いていたりするときは、80番にするのはだめですけどね。でも、やっぱり、このほうがすっきりしていていいですね。

おっと、もしかして、Administrator権限が必要になるのかな?いつもAdministratorsグループのアカウントを使ってるので気にしていませんでしたが。

■ SSHログイン

ポート番号はデフォルトのまま、ふつうにSSHログインできるようになります。ホストOSにSSHログインすると、実はゲストOSにログインしてしまう、ということになります。

teraterm sshの場合、こんな感じ。

ssh22-1

ssh22-2

LANで接続している別のパソコンから、QEMUが動いているWindowsパソコンへSSHログインすれば、ゲストOSのFreeBSD上で動いているApache2にアクセスできます。

■ PukiWikiの設定変更

ポート番号10080で動かしているとき、うまくいかなかったので、pukiwiki.ini.phpにて、URLを指定していましたが、これはコメントアウトしてしまいます。指定しなくても動くようになります。

// Specify PukiWiki URL (default: auto)
//$script = 'http://192.168.0.27:10080/wiki/';

■ Webサーバ(Apache)へのアクセス

URLの「:10080」がいらなくなって、すっきりします。

LANで接続している別のパソコンから、「http://QEMUを実行しているPCのアドレス/」にアクセスすれば、ゲストOSであるFreeBSD上で動いているApache2にアクセスできます。

http80

■ WebDAVの設定変更

Apache2にアクセスするためのポート番号を10080から80に変更するので、WebDAVにアクセスするためのURLも変わってしまいます。

(QEMU)ApacheとWebDAVでファイル共有で解説したのと同じように、ネットワークプレースを作成しなおします。

dav1

dav2

dav3

「マイネットワーク」の中にある、以前作った、ネットワークプレース「127.0.0.1上のdav」(http://127.0.0.1:10080/dav/)は、紛らわしいので削除しておきます。

ところで、この古いネットワークプレースを削除しようとしたら、Windowsが固まってしまいました。Ctrl+Alt+Deleteして、タスクマネージャで、エクスプローラを殺したら、復帰しましたが・・・なんだかなぁ~


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