「ハンドニブラ」(ハンド・ニブラー、ニブリング・カッター)という、犬のつめ切りみたいな工具があります。
ずっと、ハンドニプラだと思ってたんですが、実は、ハンドニブラでした。
昔、大学のサークルで、アルミ製ケースを加工しなくちゃならなくなったとき、そういうのはハンドニブラを使うんだよ、と教わって知りました。
薄い鉄板、アルミ板、プラスチック板などを、ぱっきん、ぱっきん、と少しずつ切り取っていって、いろんな形で、板を切り取ることができます。
板の真ん中に穴をあけたいときは、最初にドリルなどで穴をあけておいてから、ハンドニブラを穴から入れて、ぱっきん、はっきん、と切りとっていきます。
この前、新しいパソコンのパーツ一式を買ってきたのですが、たまたま(?)Micro ATXケースがあまっていたので、それを使おうというつもりで、PCケースは買いませんでした。ただし、Micro ATXの場合、SFXというサイズの小さい電源を使うことがあるのですが、SFX電源ってあんまり選択の余地がないし値段も高いので、確信犯で、普通の大きさで安いATX電源を買ってきました。
たぶん、ATX電源はこのMicroATXケースにギリギリ入るか入らないか、という気がしていたのですが、結局、ちょびっとだけ、邪魔なデッパリがあってうまくおさまりませんでした。そこで、ハンドニブラの登場。デッパリ部分を、切り取っちゃいまして、なんとか収めることができました。
・・・えーと、ネジ穴の位置が違うので、ネジ止めできてません。だめじゃん・・・
コネクタの部分を埋めるフタ(なんていう名前?)もつけてないし。
ハンドニブラの値段は・・・1380円というシールが貼ってあったので、まあ、それくらい金額から買えるんでしょうね。工具というものは、あまりにも安いものだとすぐぶっ壊れるものもあるし、めったに使わないのに高いのを買うのももったいないし・・・
でも、結局、せっかく買っても、ほとんど使わないんですよね。自転車の工具が、とくにそうかも。