買ってはみたものの、なんかぜんぜん便利にならないぞ!ってことで、お蔵入りになりかけていたBluetoothアダプタ。
BluetoothなワイヤレスステレオヘッドフォンDR-BT25NXを買ったので、もう一度試してみることに!
携帯電話P905iではちゃんと使えた。
じゃあ今度は、パソコンで再生した音楽が聴ければいい、ってことなんです・・・
で、まぁ、とにかく・・・あたりまえなんですが・・・えー、音、聞こえましたよ。
でも、なんか音質が悪いんです。どうも音がジャリジャリしてるんですよね・・・クリッピングノイズじゃないのかなぁ、これって・・・ よくわかんないけど。
パソコンでどのファイルを再生するか(どの曲か)によって、ジャリジャリしたノイズの量が異なるので、ものによってはそんなに気にならないのもあるんですが・・・。ただ、音質が悪くても、だんだんと耳が慣れてきて、あまり気にならなくなってしまうんですが、それでイイってもんでもない!
(ある意味、人間の耳ってよく出来ていると思う。天然のノイズキャンセル機能ですなぁ)
でもたまたま最初に再生した曲、P905iに転送したのと同じwmaファイルですが、明らかに聞こえ方が違うんです。だから、こりゃーもー、パソコンのBluetoothまわりで、なんかイケナイことをやってるんじゃないかと思うのです。
ちょっとネット検索。気になる記事を発見。
■塩田紳二のPDAレポート■
Bluetoothのオーディオスタックを追求する
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0817/pda63.htm
ちょっと抜粋して引用してみると・・・
実情を見ると、まだ問題が残っている。実際にPC用のBluetoothスタックとBluetoothヘッドフォンの組み合わせは、どんなものでもOKというわけではない。
ノイズが乗っていたり、音が平板な感じになってしまうものがある。
かすかにシュルシュルというノイズが聞こえる
A2DPによる音楽再生自体、かなり複雑な動作であり、相当のノウハウがないと、さまざまなメーカーの製品と組み合わせて、正しく音を鳴らせられないという感じだ。
なんだよぉ~ Bluetoothヘッドフォンって、ダメダメなのですかっ!?
この記事によれば、Bluetoothで送出する前にオーディオが再エンコードされてるそうなんで、そのエンコーダの出来が悪いんじゃないか? と想像しているのですけど、まあ、なんとも言えません。
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つながってる様子。ヘッドフォンのアイコンのやつ、「Bluetooth拡張オーディオサービス」というので接続してる。たぶん、Headset Profile(HSP)やHFP(Hands-free Profile)ではなくて、Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)を使ってると思ってるんですけど。
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送信してるバイト数から、手計算してみたところ、230kbps程度出てたので、ビットレートが低すぎるってわけでないらしい。それで十分高いという気分にもなれない。
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リモートデバイス(この場合、ヘッドフォン)の属性を表示してみた。デバイスクラスにハンズフリーって書いてあるけど、ハンズフリーなプロファイル(HFP)で音声を再生してるという意味ではないと思う・・・それにしてもよくわかんねーよBluetooth・・・
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コーデック(CODEC)を選択できるっぽいダイアログボックスを発見。メインウインドウのヘッドフォンのアイコンを右クリックして「設定」。SBCとMP3が表示されてて、順序を変更できるっぽい。さきほどのリンク先の記事を、超・斜め読みしたとき、SBCはサブバンドどーのこーのって書いてあったので、それってMP2(MPEG Audio Layer2)に近いんじゃなくて(Layer2は、ビットレートをMP3よりもずっと高くしないと音質悪い)。まあ、斜め読みなんで、いい加減なこと言ってますけど。
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SBCを一番上にしたとき。Bluetoothで接続した瞬間、「Low Complexity Subband Codec(SBC) is selected.」と表示される。最初、これ見て、Low bit rateの意味かと思った・・・違うよね?
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MP3を一番上にしたとき。Bluetoothで接続した瞬間、「Failed to open ACM converting stream.」と表示されて、音はでない。というか接続していない。失敗してる。
■ 過去記事