鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あの日から、8年10か月

2020-01-11 21:13:16 | 思いつくまま

 

 

 きょうは八幡学区の連合町内会主催の新年祝賀懇親会が午後からあり、実行委員会の一員ですので午前11時30分頃には会場に到着し、自分の任務に元同僚と早めに取り組みました。

 

 学区内のほぼすべての団体が集合しての新年会ですので、参加者も多く、会場も広く大きくて、それはそれはとっても賑わうものでした。きょうもアルコールはなし、ウーロン茶で過ごしました。12月の歓送迎会もノンアルコールでした。もうかなり慣れてきましたね、ノンアルに。

 

 たくさんあるシャンデリアの下で、円卓が15くらいもあり、飲食を出す方も大変でしたでしょう。まあ宴会の方は3時間弱でお開きとなりました。会場がバスも地下鉄も中途半端なところにあるので、往復我が妻に送迎していただきました。頭が上がりません。 もっともあしたは私が奥さんを送迎することになりそうなので、おあいこですか。

 

 

 きょうの天気は一体どうなっているのでしょうか???今1月です、冬真っ盛りです。今は小寒で、間もなく大寒を迎えます。それなのに、きょうの最高気温は二桁の王台に乗って、10.6度といいます。

 

 ちょっといくら異常とはいっても、(変な言い方ですが)異常に異常ではないですか???最低気温は0.5度くらいで、これはまあいいとして、日中の気温は高すぎます。10.6度は午後2時55分に記録したようです。

 

 今年は雪が極端に少ないし、ということは春先の雪解け水も少なくなるということで、好ましくはないですね。せめて山には雪が一杯降ってくれて、雪という水分を確保しておいてくれないと、田植え等にも支障をきたしかねません。 そして、夏・・・・・・

 

 今年の気象も尋常ではない!と覚悟しておいた方がいいようです。常に最悪を想定して、対策を立てておく必要がありますが、こと気象に対しては個人の力ではどうにもなりません。

 

 何か沖永良部島が噴火したようですし、その前にもいよいよ今年は巨大地震が来るだろうという週刊誌等の記事もありますし、これはやはりヤバイですよね。一体日本はどうなっていくのでしょうか!? 正直どうしたらいいのでしょうね。

 

 

 ここから本題です。 みなさんは知っていましたか?

 「花は咲く」という歌は知っているかと思います。私もこの歌は被災県に住む者として、大地震大津波原発事故を忘れてはなりませんし、そのためにもこの歌を歌い続けることも必要ではないか、歌い引き継ぐことも必要であると思っています。

 歌い継がれていくべき言い歌が出来上がったものだと感心していました。  でも、この歌に対して、NONを突き付けていた歌もあったのですね。いやあ、全く知りませんでした。 去年の12月の朝日新聞の地元面に大きく取り上げられていた写真付きの記事がありました。

 見出しは、『 怒り 国へ届け 仲間に響け 』 『 震災「東北でよかった」発言に 歌で 「NO」 』 『 山形のフォークグループ 歌詞は方言 』 というもの。 知らなかったなあ、山形県の長井市に、”影法師”というフォークグループがあるなんて。

  いろんな歌を歌っているのですが、「花は咲く」のアンサーソングとして「花は咲けども」があります。

 

「花 は 咲 く」

                      【作詞】岩井俊二

                                   【作曲】菅野よう子

 

  真っ白な 雪道に 春風香る

  私は懐かしい あの街を思い出す

  叶えたい夢もあった

  変わりたい自分もいた

   いまはただなつかしい

   あの人を思い出す

           誰かの歌が聞こえる

           誰かを励ましてる

           誰かの笑顔が見える

            悲しみの向こう側に

  花は 花は 花は咲く

   いつか生まれる君に

  花は 花は 花は咲く

  私は何を残しただろう

 

  夜空の向こうの 朝の気配に

  私は懐かしい あの日々を思い出す

  傷ついて 傷つけて

  報われず 泣いたりして

今 はただ 愛(いと)おしい

   あの人を思い出す

          誰かの想いが見える

          誰かと結ばれてる

          誰かの未来が見える

          悲しみの向こう側に

  花は 花は 花は咲く

   いつか生まれる君に

  花は 花は 花は咲く

  私は何を残しただろう

 

             花は 花は 花は咲く

             いつか生まれる君に

             花は 花は 花は咲く

             私は何を残しただろう

 

  花は 花は 花は咲く

   いつか生まれる君に

  花は 花は 花は咲く

   いつか恋する君のために

 

 以上は、「花は咲く」の歌詞です。 以下は「花は咲けども」です。

 

「花は咲けども」                                     

                                【作詞】あおきふみお

                                       【作曲】横澤芳一

 原子の灰が 降った町にも

 変わらぬように 春は訪れ

  もぬけの殻の 寂しい町で

  それでも草木は 花を咲かせる

 花は咲けども 花は咲けども

 春を喜ぶ 人はなし

 毒を吐きだす 土の上

 うらめし、くやしと 花は散る

 

           異郷に追われた人のことなど

            知ったことかと浮かれる東京

           己の電気が 招いた悲惨に

           痛める胸さえ 持ち合わせぬか

           花は咲けども 花は咲けども

           春を喜ぶ 人はなし

           毒を吐きだす 土の上

           うらめし、くやしと 花は散る

 

                           1年 3年 5年 10年

                            消えない毒に 人は戻れず

                            ふるさとの花 恋焦がれて

                            異郷で果てる 日を待つのか

                            花は咲けども 花は咲けども

                            春を喜ぶ 人はなし

                            毒を吐きだす 土の上

                            うらめし、くやしと 花は散る

 

   花は咲けども 花は咲けども

   春を喜ぶ 人はなし

   毒を吐きだす 土の上

   うらめし、くやしと 花は散る

 

 恨めしいでしょうね、悔しいでしょうね、その気持ちは当然本物でしょう。それが普通でしょう。 だって2011年3月11日(実際はその2,3日後ですか)それまで長いこと住んできた土地を突然、それこそあるひ突然、追いだされ集団での逃避行が始まったのですから。

 あれから もう 8年10か月経つのに、まだ 地元に還れない人たちがいるのです。それなのに、依然として避難しなければならない人たちのことをややもすれば忘れがちになり、東京オリンピックの方に興味が移って来ていたりしています。

 眠くなってきて集中力が切れてきました。こんな自分を情けない奴だと思います。

 この歌を知ったからには、もっとこの歌のことを勉強しなければなりません。この歌詞に込められた思いを自分のものにして行かなければ、亡くなった方や避難し続けている人たちに申し訳が立ちません。

 恨めしい、悔しい という気持ちを改めてみちのくの人たちは持ち続けなければいけないと思った次第です。

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