鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

こういう時は、映画ですか!?

2020-04-29 16:08:41 | 思いつくまま

きょうもアルパカから紹介させていただきます。

               紹介させていただきありがとうございます。

今朝は地域猫が出迎えてくれました。

 行儀がいい!  

 いやあ今日の天気、気温は予報通りですね。仙台では最高気温が20度を超えました。午後2時44分に21.5度を記録しています。午後3時では21.0度となっています。

 

なんか風の向きが海風から山風、西からの風となったので、午後になってからあったかくなったということらしいです。いまラジオで天気予報士が言っていました。

 

中国語は面白いです。午後4時は 「下午4点(xiawu 4 dian)」 です。午前8時20分は 「上午8点20分(shanwu 8 dian 20 fen)」 これに四声の記号がつくのですが。

 

英会話の例文です。まさに私のことを言っています。As I get older,my memory seems to be getting worse and worse. 「年(歳)をとるにつれ、記憶力がますます悪くなってきたように思える。」

 

おととい、きのう、きょうと韓国の映画を見ました。いやあ、よかった、すごい、感動しました。韓国でも自国の恥部をこんなにもきちんと映画化するんですね。改めて見直しました。また役者がいい、演技力抜群だなあ。悪人はあくまでも悪人らしく徹底する姿勢がいい。当然と言えば当然なのですが・・・・・。

 

言っておきますが、不要不急の映画館への外出鑑賞ではございません。テレビです。「ムービー+(プラス)」です。

 

①「1987 ある闘いの真実」2017年の映画です。大学生による民主化闘争のなかで、反共組織や警察権力による”拷問”による死が起こります。最初は拷問を隠しますが、隠しきれなくなると部下を差し出して犯人扱いさせたり、その頃の韓国の社会状況を見事に反映しています。

”反共”(の組織も)という言葉はまるで錦の御旗で、なんでもできる、何をしても許されるすさまじいものですね。反共組織の所長も朝鮮戦争によって、両親や兄弟という家族を目の前で惨殺されているということが分かります。一つの民族の外国勢力による有無を言わせぬ分断の悲劇と言ってしまえばそれまでですが、その傷や闇はどこまでも深いものがあるようです。

②「タクシー運転手 約束は海を越えて」これも2017年の映画です。そして私の大好きな俳優ソン・ガンホがタクシー運転手として出ています。1980年5月に光州市で起きた、軍隊による市民の圧殺・虐殺を扱っています。これを大きくしたのが天安門広場事件といっていいのかな、もしかして。

最初は普通のタクシー運転手の一人だったソンガンホが、すさまじい現場を目のあたりにして民族の愛に目覚め(なんて言った皮相なものではないのですが)、この惨劇を何が何でも世界に知らせてほしいとドイツ人の記者を助けるわけです。

軍隊が銃を水平に構えて蜂起した学生たちに発砲するシーン、次々に血を流して倒れる学生たち、声が出ませんでした。泣きそうになりながら画面に見入っていました。

私は光州事件をあとで知ったりしたのですが、もっともっとすさまじい虐殺が行われていたようですね。妊婦の腹を裂いたりもしたとか。そこまで人間はむごくなれるのですね。南京事変を思い出させます。

 

前にこのブログで紹介した京都大学の先生藤原さんは、新型コロナに関する寄稿「人文知を軽んじた失政」のなかで、自分の祖父のことをこう書いています。『教育勅語と先陣訓を叩き込まれて南洋の戦場に行き、生還後、人間より怖いものはないと私に教えた元海軍兵の祖父』と。

疲れましたが、感動もしました。こういうことがあったことを、外国のことではありますが、忘れないようにしようと。日本でも戦前戦中戦後すぐとひどいことが行われています。ニンゲンは救いようのないひどい人種ですね。でも崇高な人種でもあることがあるわけです。その両方を併せ持つのがニンゲンか。

今回のコロナ禍でもニンゲンの醜いところがそこかしこで見られますね。

 

 

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