のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

ベクトルを 合わせた先に 笑いあり  川柳を楽しむ

2022年05月04日 08時56分31秒 | うたごえ

連休中の昨日 鹿児島・FMぎんがの「てんがら川柳」の放送日だった

川柳の石神紅雀師匠が電話出演していて あの明るい口調 笑いが素敵

選者は 師匠と同人の春田あけみさんが拘わる 

 

ブロ友の方と みんなで投句しているが この発表日が待たれる

互いに 喜んだり 励ましたり 結果が楽しい

同じ趣味を ともに楽しむ 心の交流は更に深まって行く

 

放送のまとめは いつもの村永チトセさん ブログに載せてくれる

聴いただけではすぐ消えてしまうが 活字として残ることは嬉しい

そして 特選句だけは 彼女の好意で 己書色紙に描いてくれるのが宝物

 

てんがら川柳5月 以下 村永さんブログコピーです

 

お題 帰る  あけみ選

 

会いたかネいつ帰るとネ友が言う あさがお

 3年ほど帰省していません!友からのメールはいつも いつ帰ってくると?

 コロナが収束したらね。同じ会話です。

 

孫帰り3年ぶりに見る笑顔 りら

 会えるのは嬉しいけど感染者数が多いので心配も。

 

 持ち帰りされずに終わる淡い恋   チトセ

 そんな青春があったようなー

 

帰るとかとか言うなよここはあんたん家(ち)  ぶら子 

 母は言わんかったけど、婆ちゃんは口癖みたいやった

                     

朝妻を怒らせ帰宅困難に   たけじい

 サラリーマンが、朝出掛けに、妻と大喧嘩をしてしまったりすると、

 帰宅する足が、ぐんと重くなるでしょうね。帰るのよそーかなー♪

 

「父危篤帰れ」と母の卑怯な手  ポンさん

 3年は帰らないと言ったから、母が‥

 

ホーホケキョ経詠む鳥に帰依説かれ リボンの騎士

 ウオーキング中にきれいな鳴き声が聞こえて来ると嬉しくなる。

 

コロナ禍で帰省心配複雑だ 魔女

 孫を連れ、3年ぶりに5月の連休に来るという。

 会いたいけど、道中渋滞もするだろうし、

 人も沢山出るGW心配な気持ちが大きいかも。

 

帰る国失う民にもらい泣く ミルク

 突然に国を奪われた人々、命を奪われた人々に、涙がでます。

 

帰れない私の家は何処だろう 十音

 最近周りでも痴呆で行方不明の方が増えています。私は大丈夫だろうか。

 

帰えるならサザエさんの居る昭和  カエル

 昭和時代は二つに分かれる、

 戦争の時代とサザエさんの居た時代……

 

入選≫

マンションの灯り無い部屋誰を待つ のびた

 外出から帰りにマンションを見上げると灯りがある部屋が殆ど

 点いていない部屋は誰の帰りを待っているんだろう

 

帰り道揺れてるようなランドセル ゆり

 登校の子供たちは整然と歩いておりますが、下校の時は何だか楽しそうです

 

千人針すべての人の思い込め  慈恵

 一針一針願いを込めて縫う。どうかご無事でと。

 

盆暮れに 心は帰る ふるさとへ いっこ

 毎年の行事で故郷に帰っていました。今は懐かしい思い出です。

 

準特選》

ふるさとに帰る日を待ち三年目 taku

 故郷で同窓会の約束がコロナで延びて三年目です。

 大手を振って帰る日を待っています。

評:作者のコメントには帰れない理由がコロナとありますが、

句の中にコロナと言う固有名詞を使わなくて成功したパターン

ですね。読み手がさまざまな場面を想像します。

 

特選》

ふるさとへたぶん帰った妻の霊  ポンさん

 生前しきりに故郷の話をしていたもんな

評:ふるさとを離れても、原風景はいつも心の中にあった

事でしょう。亡くなられても奥様の心にふるさとがあった

ように、ポンさんの心の中にも奥様はいつもいらっしゃいますね。

 

自由句   紅雀選

 

懐かしい歌のながれるラジオから  いっこ

 朝イチで流れてきた歌に思わずハモっていました。

 

七十余年前我が家を燃やした戦争が  カエル

 ウクライナからの映像は、七十余年前の東京神田我が家を

 焼いた戦火を呼び起こす。私はそれを見てはいないが……

 

今にして思う あの時あと一歩  ポンさん

 悔やんでも遅いけど

 

一歩だけ下がれば相手立ち止まる   チトセ

 熱くなりすぎて、ふと一歩引いてみたら、相手も冷静に

 

ただいまと呟き撫でるぬいぐるみ のびた

 帰ると、まずはテレビを点ける習慣。音が無いと寂しい。

 そして、ぬいぐるみのワンコの頭を軽く叩いたり撫でたり。

 

過去よりも未来憂える日々となり   ゆり

 過去を思い出す年齢になって来ましたが、昨今は戦争や地震やらで未来を

 心配してばかりです。

 

過ぎし日を憶い起こせば苦笑い  慈恵

 人生を長く生きていると失敗もあり、ちょっぴり甘酸っぱい想い出も。

 思い出し笑い、苦笑いetc・・

 

飛行機と母の笑顔がうっすらと  taku

 私は山村の小さな集落で第二次大戦中に生まれました。戦争の記憶は

 あまりありませんが、飛行機が山の向日から飛んできて反対の山の向こうに

 消えていく、そして病気で入院していた母の病院に姉が連れて行ってくれた

 こと、母の顔は覚えていなかったので笑顔の叔母さんがいる・・・

 姉が「おかあちやんじゃがな~」といっと言ったことはうっすら覚えています。

 そのあとしばらくして。母の葬儀ををしたこともうっすらと覚えています。

 私が二歳半の時です。ウクライナの残酷な状況を見て思いしました。

 

歳重ね恋しさ募る望郷歌 あさがお

 

入選≫

ランドセル躍る背中が嬉しそう リボンの騎士

 新入学おめでとう!! 孫娘が今年入学して写真が届きました

 

国追われ異国の星に祈る母子   たけじい

 国外に避難しているウクライナ国民、400万人以上とか、

 夫、父、兄は、国内にに留まって戦闘中、帰りたくても帰れ

 ない母子、祈ることしか出来ない状況が続いています

 

100歳の母のヤンチャが止まらない 十音

 元気なのはとてもうれしいのですが、結構トラブルメーカーで

 

君の手と触れた一万尺の歌  ポンさん

 元気かなあの娘

 

藤が咲き一枝友に元気玉   魔女

 藤の花楽しみにされていた友が、病気で間近で見られないので、

 一枝届けたらとても喜んでくれました。

 

灰汁だってうま味にかわることもある ミルク

 灰汁は全部とらなくてもいいと聞いています。アクの強い人も使いようとも。

 

準特選≫

さあやるぞ自分の機嫌とりながら りら

 自分を労りながらボチボチと。

評≫:「がんばれ私」を思い出した。自分で自分にカツを入れながらと言うか、時々はご褒美も上げながら。騙し騙し、上手に頭と体を使います。

特選≫ 

返さねばでもあと五分腕の中   ぶら子

 隣のひ孫も自分とこのひ孫もメッチャかわゆい

評:可愛くてたまらない様子。「帰す」だと恋人。

「返す」だから、赤ちゃんかペット。何も言わずに

じっと抱かれてくれる。でれでれのぶら子さん

 

折句 お・う・ち

 

おいしいねうれし泣きするちちと母   いっこ

 孫娘が作ったクッキーを、喜んでくれた父母でした。

 

大声は歌ではないよ痴話喧嘩  カエル

 

美味しくて唸った君のちまき寿司  ポンさん

 

追い打ちにうろたえている地球人   十音

 次々と問題が尽きないんですね。。。

 

お笑いもウチではソトと違う人   たけじい

 国外に避難しているウクライナ国民、400万人以上とか、夫、父、兄は、

 国内に留まって戦闘中、帰りたくても帰れない母子、祈ることしか

 出来ない状況が続いています

 

メ換えうんち臭いと父逃げる   ぶら子  

 だって たまにするとやっぱ臭い

 

大笑い家の茶々丸知能犯    魔女

 ご飯を要求するときは、スリスリ。人のご機嫌窺っているのか、夕ご飯の

 後は、トイレとか寝る前とか、主人や私の家事が終わるのを待って、お茶碗の

 前に座れば、カリカリ少しもらえること知ってる。あげなきゃいいけど、

 可愛くてついつい。もちろん一日の分量のうちなんだけど、残しておくのです。

 それ以外ツンデレが多いです。

 

お互いに内に秘めたる血の熱く   ミルク

 

大慌て運転先に駐在所       ゆり

 

親が子がウクライナから散り散りに リボンの騎士

 

オーソレミオうなるソリスト力込め    慈恵

 

おおイイね 宇宙旅行か 超凄い    taku

 

あけみ選≫

人》

おいしいなあ家でつくったちまきです  チトセ

 

地》

おかえりと家の近くに父の影   あさがお

 日の入りが早い冬の夕暮れ、部活で遅くなると父が畑道で待っていました。

 

天》

思い出す嬉しがりやの父の酒 りら

父のお酒は楽しいお酒でした。

 

紅雀選≫

人:

おいテメェうちの娘に近づくな  ポンさん

 

地:

お洒落して歌う君らはチャーミング  のびた

 うたごえに集う皆さんに私が良く言う言葉。年相応の可愛らしさって

 みんなあるよ。特に笑顔がいいね。

 

天:

おかえりと家の近くに父の影   あさがお

 日の入りが早い冬の夕暮れ、部活で遅くなると父が畑道で待っていました。

 

ラララ川柳

すみませんすっかり忘れすっぽかし  たけじい

 

しかめっ面しても詮無い下の世話   ぶら子

 介護の方たちは大変ですよね 頭下がり

 

意識せず言ったつもりが一大事 のびた 

 

もどかしい燃える想いを持て余す のびた

 

嬉しさにウキウキ話しうるさがれ ゆり

 

富も貧も共に塒へ鳥のよに   慈恵

 

あの人に会いたいけれど逢えないの あさがお 

 コロナ禍で自分の運命もわからない!私の方が先に結婚したのに、

 今とても逢いたい人がいます。兄のように優しい人でした。初恋だったのかなぁ

 

次回6月川柳

「許す」折句「よ・か・ど」自由句、ラララ川柳

各1句づつ 許すと自由句は短いコメント。

締切 5月20日(金)

 

このブログでも受け付けます どなたでもどうぞ 18日(水)~20日まで

期間限定投句ホックス 👇伝言板に設けますので 初めての方もどうぞ

 

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コメント (8)
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