のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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お手玉で子どもの遊び考える

2017年08月25日 08時39分06秒 | うたごえ

かって 三丁目の夕日 の映画の頃 家々の路地は子どもの遊び場だった

マンションや高層ビルも無い 隣近所はみんな知り合い 道で会えば挨拶が交わされる

その時代の遊び 缶けり ビー玉 メンコ ベーゴマ なわとび 竹馬 けん玉 などがある

 

 

家の中では おばあちゃんや女の子が まりつき あやとり おはじき お手玉をして遊ぶ

当時はテレビも無い 家にお風呂も無い 全体に貧しいが人々の心は豊かだった

朝夕の豆腐売りのラッパ 金魚売り 竹竿売りも懐かしい 私も納豆売りを早朝したものだ

 

 

現在の子どもは 考えてみるとちょっと環境も可哀想だ

母ちゃんただいま~なんてランドセル放り出して遊びに出る そこにはいつも母が居る

今の時代は帰っても母は働きに出ている 食事も一人で食べる 遊ぶ相手は居ない

 

塾に通い夜になって帰る子どもたちも大勢居る

外で誰かに声を掛けられたら不審者だと思え 口を聞いてはいけませんよと躾けられる

子どもの貧困も取り上げられている 遊ぶ相手は誰? ゲーム機になっても仕方が無い

 

ゲームは夢中になるが 心のどこかに寂寞感もあるだろう 母子も祖父母も友達も居ない

かっての子どもの遊びの文化は こうして消えて行く 

大切な子ども時代の心の豊かさ 連帯感 発想力 こののままではいけない

 

 

昨日のてんがらもんラジオ 遊びの研究者 山本清洋さんが警鐘を鳴らす

子どもの貧困などの課題は 政治や行政に任せて 環境を整備しなければならない 

昔からある遊びを子どもたちに伝承させようと いろいろな遊びを今に蘇らせている

 

中でも お手玉は歴史もある日本の特色ある遊びである

平安時代から 文献には出ており あの西行法師も歌に詠む

江戸時代には 歌川広重も 子どもの遊びを描いている

 

 

男の子は自身では遊ばないが 姉や母 女の子たちの お手玉の姿を覚えている

手まり歌 お手玉数え歌も 今でも歌える方が多い 地方によって内容は若干違う

日露戦争 あんたがたどこさ 一番はじめは 一かけ二かけ 番組でも楽しそうに歌う

 

 

そこには いつも誰かが寄り添っている 母や祖母友だちが居て心地良いものだ

誰かが教え 誰かに教わる 新しい遊び方を考える 羨ましいような人の絆である

9月20日は お手玉の日 である 初めて新居浜市で全国大会を開催した記念日だ

 

てんがらもんラジオ視聴できます

http://www.ustream.tv/recorded/107197365

 

参考 西行の詠んだ和歌

 「いしなごの 玉の落ちくるほどなさに 過くる月日は かはりやはする」

 わらべたちが興じているお手玉、その放り上げられた玉の落ちてくる速さと、

人の 身の上に過ぎ去っていく時の速さとのあいだには、さほどの違いなど

あるのだろうか、いや、違いなどないのだ

 

日露戦争

一  一列談判(らんぱん)破裂して

二  日露戦争始まった

三  さっさと逃げるはロシアの兵

四  死んでも(死ぬまで)尽くすは日本の兵

五  五万の兵(御門の兵)を引き連れて

六  六人残して皆殺し

七  七月八日の戦いに

八  ハルピンまでも攻め込んで

九  クロバトキンの首を取り

十  東郷元帥万々歳 (十でとうとう大勝利)

 

あんたがたどこさ

あんたがたどこさ ひごさ ひごどこさ 熊本さ

熊本どこさ せんばさ せんば山にはタヌキがおってさ

それを猟師が鉄砲で打ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ

それを木の葉でちょっと 隠す (おっかぶせ)

 

一番初めは

一番初めは 一の宮 二また日光 東照宮 三また佐倉の宗吾郎

四はまた信濃の善光寺 五つは出雲の大社(おおやしろ)

六つ村々 鎮守様 七つ成田の不動尊 八つ八幡の八幡宮

九つ高野の弘法さん 十でところの氏神さん (十は東京 心願寺)

 

一かけ二かけ

一かけ二かけ三かけて 四かけて五かけて橋をかけ

橋の欄干腰を掛け はるか向こうをながむれば

十七・八の姉さんが 花と線香を手に持って

姉さん姉さんどこ行くの 私は九州鹿児島の

西郷隆盛娘です 明治10年3月に

切腹なされし父上の お墓参りにまいります

お墓の前で手を合わせ なむあみだぶつと拝みます

 

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