非常に面白い映画を見た。『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』で、今春シネマライズで公開予定だそうだ。
ヘンリー・ダーガーは、1973年に死んだ後に、その驚くべき膨大な作品が発見された画家・物語作者。
少女たち(ヴィヴィアン・ガールズ)と名づけたペニスをもつ少女たちが主人公の物語を添画をつけて創造した不遇の芸術家である。19世紀末の生まれで、30年代頃から物語を書き始め、死後にかれのアパートの部屋で発見された物語は、1万5000頁におよび、添画も300点以上あったという。
今回の映画は、かれの伝記と作品を混ぜこぜしながら、この奇人の生きた時代と舞台(急速に産業化するシカゴに代表される20世紀のアメリカ)を再現しようというもの。すでに去年の夏に、日本でも、展示会が行なわれており、めざとい目利きの人には注目の芸術家。たんに文学や絵画の分野のみならず、音楽や演劇にも創造のインスピレーションを与えないではおかない。
日本版ウィキペディアにも、「非現実の王国で」の項目がある。http://ja.wikipedia.org/wiki/非現実の王国で
ヘンリー・ダーガーは、1973年に死んだ後に、その驚くべき膨大な作品が発見された画家・物語作者。
少女たち(ヴィヴィアン・ガールズ)と名づけたペニスをもつ少女たちが主人公の物語を添画をつけて創造した不遇の芸術家である。19世紀末の生まれで、30年代頃から物語を書き始め、死後にかれのアパートの部屋で発見された物語は、1万5000頁におよび、添画も300点以上あったという。
今回の映画は、かれの伝記と作品を混ぜこぜしながら、この奇人の生きた時代と舞台(急速に産業化するシカゴに代表される20世紀のアメリカ)を再現しようというもの。すでに去年の夏に、日本でも、展示会が行なわれており、めざとい目利きの人には注目の芸術家。たんに文学や絵画の分野のみならず、音楽や演劇にも創造のインスピレーションを与えないではおかない。
日本版ウィキペディアにも、「非現実の王国で」の項目がある。http://ja.wikipedia.org/wiki/非現実の王国で