「1世帯4人家族で6万円配りますので、必ず使ってください。」ということが決まったようだ。お金の出所は国だけど、結局は税金から。
このことについて、池田信夫氏がブログで「バラマキは国民がバカであるほど効果がある愚民政策だ」と批判している。これは単刀直入でとてもわかりやすい解説だ。先進国ではほとんど効果がないという。
経済学部といいながらまったく勉強しなかった私でも、そんな気がする。
身近な例で考えると、子供はお金をもらったら喜ぶ。ふつうはお年玉とか成績優秀のご褒美とか誕生日とか、だいたい理由があるのだが、理由なくお金をもらったら、それはそれで喜んで何を買おうか考える。しかし大人なら、理由もなくお金をもらっても気味悪くて使えない。返せるものなら返すだろう。
息子は5年生だから、テレビを見て何か買えると思いこむかもしれない。どうやって説明すればいいんだろう。総理大臣がとんでもないバカなんだと説明するしかない。でもそんなこと言ったら、大人への不信感が芽生えるかもしれないし、さてさて困ったものだ。
PHOTO:神戸HAT BY EOS40D
このことについて、池田信夫氏がブログで「バラマキは国民がバカであるほど効果がある愚民政策だ」と批判している。これは単刀直入でとてもわかりやすい解説だ。先進国ではほとんど効果がないという。
経済学部といいながらまったく勉強しなかった私でも、そんな気がする。
身近な例で考えると、子供はお金をもらったら喜ぶ。ふつうはお年玉とか成績優秀のご褒美とか誕生日とか、だいたい理由があるのだが、理由なくお金をもらったら、それはそれで喜んで何を買おうか考える。しかし大人なら、理由もなくお金をもらっても気味悪くて使えない。返せるものなら返すだろう。
息子は5年生だから、テレビを見て何か買えると思いこむかもしれない。どうやって説明すればいいんだろう。総理大臣がとんでもないバカなんだと説明するしかない。でもそんなこと言ったら、大人への不信感が芽生えるかもしれないし、さてさて困ったものだ。
PHOTO:神戸HAT BY EOS40D
どちらかといえば、負の所得税に近く、先進国では
よく見られる政策です。アメリカとかでは明らかに
効果があったりします。
日本の場合は、あまりにも量が少なく単年度終わりそうというのが問題になります。このように中途半端な場合は池田先生のブログでも述べられている通り、国民と政府の心理のかけひきが大事となります。
政治・政府がある一定の信頼を得られなければ、こういう施策は効果がないと思います。
個人的には、自分の子供たちのことを考えると将来、これ以上負の遺産を残したくない、と強く希望します。
GDPギャップがある国で有効需要を創出する理にかなった政策が、国民と政府が裏を読みあいリカードの中立命題となり効果が無くなる。この場合政府を選んだのは国民なのでその国民は愚民である、というが私の結論です。当然逆の政策を取ったらもっと悪くなるばかりです。「賢い」と思う行動が事態を悪くするとなればそれは賢くないという事になります。
仮にバラマキが「効果無し」と理解していても、目先現金もしくはそれに相当するものが手に入るのはいいことじゃないか、楽しく買い物しよう。
経済学は無視して、こういう発想の方が人生楽しく過ごせるのかな、とときたま思うこともあります。