Junky Monologue

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ジャカルタへ行った(その2)

2012年08月25日 16時27分25秒 | 旅行
ジャカルタの街中を歩くときは足元によく注意しないとトラップがたくさんある。
歩道にポッカリ大穴が・・・。


ジャカルタという街には観光名所と呼べる場所がほとんどない。
あえて無理やり上げるとこれ↓。

オランダ植民地時代に作られた跳ね橋。アルルの跳ね橋とは大違い。
旧市街のスラムっぽい場所にあり下の川はドブ川だしはっきり言って臭い。
ジャカルタの衛生状態をそのまま具現化している。


まぁ~こんな廃墟な場所も市内に点在している。右側はどう見ても建設中に放棄されたビル。クレーンまでそのまま放置されているのがジャカルタらしくて良い(?)。

市街地の光景(その2)

滞在した期間はラマダン明けの連休中(日本のお盆休みみたいなもの)だったため、街中は人も少なく一般の商店や市場もほとんどが閉まっていた。写真が閑散とした感じになっているのはそのせいだったりする。


下は有名なスラバヤ通りの骨董品屋街にあった中古レコードショップ。
どんなタイトルがあるのかじっくり見ればよかったのだが、アナログレコードを愛好する人も地元に居るのだなとちょっと嬉しくなる。それにしてもカセットテープの在庫が半端ない。


骨董品屋街そのものは上記の理由で大半はシャッターを降ろしていたが、↓こんなものを発見。



下はジャカルタ市の交通局が運営する路線バス、バスウェイと呼ばれている。

専用レーンを走るのである程度交通渋滞から開放されている。鉄道式のプラットフォームがあり切符を買ってから乗る。
写真だと綺麗に見えているのだが、さほど旧式なバスでもないのに実際はかなりボロボロで汚い。
下町を走るミニバス同様に音も相当うるさい。ただし冷房は完備している。
実は乗っていたバスが明らかにクラッチのトラブルとわかる故障で途中他のバスに乗り換えを余儀なくされた。なんとかギリギリバス停(プラットフォーム)まで辿り着けたから良かったものの、出入り口にはステップもなく元々がハイデッカータイプの長距離バスがベースになっており床の高さが路面から1.5メートル以上もあるため変な場所で止まっていたらどうなってたかと思うのだが、インドネシア人のことなので、後続のバスをそのまま横付けして乗客を移乗させたりしたのだろうか。それはそれで面白そうな光景であるが・・・。
とにかくインドネシアの人達はメンテナンスが大嫌いなのに違いない。
下はバスウェイのチケット。

運賃は1回乗車につき3500ルピア、日本円にするとおおよそ35円である。
現地の感覚として高いの安いのか?。


お次はジャカルタ郊外にあるインドネシア全土の名所旧跡を集めたようなテーマパーク。

何故か「なんちゃってシンデレラ城」が・・・。

で、↓その中にある交通博物館。

左上の写真、港の光景を模した池があったようなのだが水が抜けってしまっていてなんとも間の抜けた光景に。
でもともかく、珍しい機関車がいっぱい展示してあった。

動輪が5個もある機関車に、なんと珍しい路面機関車も。

↓更にダイハツミゼット!、やはりこれがトゥクトゥクの原型だったのだ。

下側の写真が今の街を走るトゥクトゥク。左がインドネシア国産で右のは新型でインド製らしい。
タイのトゥクトゥクのようなお洒落な雰囲気はまったくない。ボロくてうるさいのがジャカルタ流。

いろいろありますが、とりとめなくそんなこんなのジャカルタ旅行でした。



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2 コメント

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不思議な (k-koh)
2012-08-30 10:56:38
おつかれさま、というか楽しまれたようで良かったですね(^^)
でも新婚旅行以来の海外だとか、どうしてジャカルタなのでしょうか。何か特に魅力が?

確かに日本ほど貧富の差が少ない国はまれなのでしょうかねー。今後は分りませんが・・・。

ミゼットから派生している車があるなんて面白いです。日本の古い車や列車はまだまだ海外では健在なようですし。

私は生きているうちに、キレイな南国の海を見てみたいです。。(^_^;)
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ジャカルタは面白いです (Choro-Poo)
2012-08-30 21:30:24
k-kohさん、こんばんは。
そんなに海外渡航の経験はないですが、やっぱり今は東南アジア方面が面白そうです。
あえて中国、韓国を除くと強調したりして(笑)。

>どうしてジャカルタなのでしょうか。
実は私の愚息がジャカルタ在住の日本人子女のための学習塾に再就職したため、まぁ一応は暮らし向きを確かめてやろうというのが動機でした。
子供を旅行のダシに使っただけの事でありました。おかげでガイドに不自由しませんでしたが(笑)。
ちなみに愚息は学生の時から鉄道マニアの繋がりで数回インドネシアに渡航し、現地での友人関係や鉄道関係を軸にしたネットワークをかなり構築していたようです。
なんでもジャカルタのターミナルの駅長や鉄道局の車両工場の関係者とも故意にしているみたいです。
親があまり持ち合わせない行動力に驚いたりしております。

>確かに日本ほど貧富の差が少ない国はまれなのでしょうかねー。
あ~、なるほどそうとも言えるのかなぁ~?、
と言うより日本の場合は裕福な人達のスケールが外国に比べるととても小さいという意味でそう言えなくもない?

私が思うのはちょっと違ってまして、
日本の場合貧富の格差は歴然として大きいのに、社会的な生活のうえでの価値基準なり「暮らし」のための諸条件みたいなものが、
生活意識も含めて画一化し過ぎてるんじゃないかと思うのです。
だから収入が少ないなら少ないなりの生活が出来ない、従ってリストラされただけで即自殺に追い込まれる。みたいな過酷な社会環境になっていると思えるのです。
貧富の格差は歴然としてあるのに社会環境が画一化され過ぎているため、少し収入が減っただけで極端な生活苦が産れるそんな昨今の日本の閉塞感は尋常じゃないと思ってます。
まずもって心が極端に病んで来ていると思うのですが・・・。

ジャカルタに行って解放感を感じたのは、確かにどこに行っても汚いです、臭いです。
でもそんな事はあまり気にしてないと言うか(気にしているゆとりがないとも言いますが)
とにかく何をやっても生きてりゃいいんだよ、あるいは変な言い方ですが「生き抜くことに命がけ(肯定的に)」というような根源的な価値観が貫かれているように感じたからかもしれません。
それは今の日本が過去のある時期から完全に捨ててしまった社会的価値観だと思います(もしかするとある意味意図的に)。
意外にも東京よりジャカルタの方が社会の弾力性が大きいのかもしれませんね。

日本の社会や企業はある時期からコンプライアンスと社会貢献をさかんに口にするようになりましたが、
確かにそういう部分を意識するのはしないより良いに決まってますが、一方で社会をどんどん薄っぺらく過酷な方向に向かわせているような気がするのは私だけでしょうか。

>私は生きているうちに、キレイな南国の海を見てみたいです。。(^_^;)
是非に、なんとかそうしていただければ私も嬉しいです~♪。
ウチの場合はカミさんが海嫌いなもので、せっかくのインドネシアなのに海は一度も見ませんでした。

雑文長くなりまして申し訳ございません(笑)。
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