一応昨晩までの作業のまとめです。
注文していたMengModelドイツ帝国歩兵セットが今週火曜日に届きました。
箱の裏側に簡単な説明図があります。
中身はこんな風に大小のランナーが各1枚です。
で、予想と違っていた部分がいろいろと・・・。
什器類のパーツにはフィギュアの手が一体成型されていたり、
ガスマスクも他の用途のわからない雑嚢(手榴弾ケース?)と一体成型されていたり・・・。
単品のライフルが一丁だけ付属していたので良しとしときましょう。
でも、使いたかった機銃のバイポッドにも手が・・・。
なので削りました、ちょっと失敗の図。
んでもって、なんとかリカバリー中の図。
とりあえず機関銃完成の図
ガスマスクはもうひとつこんなのがありました。これならなんとか分離出来るかも?。
強制分離処置を行い少し着色してみました。
1ヶあれば十分でしょう(汗)。
あとヘルメット、ひっくり返った状態で放置させたいので、1ヶだけ中身をくり抜きました。
これも1ヶあれば十分。
少し寂しいかもと思い急遽これを購入。
なんと396円(税込み)!、財布に優しいです(笑)。
でも、あんまり使える場所がなかったり・・・とりあえず2ヶだけ重なった感じんび削って接着。
塹壕の方ですが、泥濘演出を狙って試しにこれを使ってみました。
ラベルの通りですがクレオスのウェザリングペーストウェットクリア。
中はかなりドロッとした透明のゲル状液体です。
さっそく塹壕の底の部分に塗布してみました。
塗れた感じですが、これは乾燥前の状態。
で、乾燥すると・・・
う~~む、いったいどこへ消えてしまったのでしょうか?・・・クレオスのこれは塗料の一種なんでしょうね。
木粉粘土に吸い込まれてしまうようです・・・軽くツヤだけでも残ってくれれば良かったのですが・・・、
部分的に2~3回塗り重ねてみましたが結果はたいして変わりません・・・。
因みに乾燥時間は普通の塗料よりは遅いですが、厚く塗りましたが1~2時間程度乾燥します。
でも、今更ジェルメディウムやレジン系の乾きの超遅い素材を使う気にはなれないので、このまま行きます。
上層の地面の方は少しだけ乾いた感じに見えるように色を少し調整しました。
ご覧の通りせっかくの土嚢を設置するスペースがありません、残念。
エポキシパテで作った方がリアルに出来るはずですが、こんなもんで妥協します。
本日段階でここまでですが、なんとか締め切りに間に合いそうです。
ちょいショボいかもですが・・・(笑)。
>パーツにはフィギュアの手が一体成型されていたり<
手がフィットしているのは、そのまま組み立てるのには良いですが、
小道具を単独で転用するとなると、キビシイですね(^^;
ガスマスクなんか、一体化しているのを見るとどこがどうなっているのかサッパリ(笑)
よくあそこまで分離されたと思います。
土嚢セットのチョーリーズナブルな価格に驚きました。
しかしこれは置く地形などによって変形するので、ちょっと使い辛いです。
ワタシもM48のキューポラに土嚢を載せようと思っているのですが、やっぱり自作しかないですか💦
>クレオスのウェザリングペーストウェットクリア<
恥ずかしながら、こんな製品が出ているとは知りませんでした。
木粉粘土って本当によく吸い込みますからね、サーフェイサーとかで下地塗りしてもスポンジのように塗料を吸収して経済効率悪いです。
乾燥土壌にするには適してます?けど、それ以外では何か手を考えないと、と思っています。
中華キットのフィギュアは始めてなのでよくわからないのですが、雑嚢?とガスマスクが一体成型されていたりするところは昔のタミヤみたいな感じでしょうか。
でもタミヤが銃器とフィギュアの手を一体成型しないのも何か哲学があるのでしようね。
>ガスマスクなんか、~~~~よくあそこまで分離されたと思います。<
ガスマスクはたまたまですがうまく分離出来て良かったです。
一次大戦にガスマスクは欠かせないと思うので、こんな状態だとしてもあるのと無いのでえらい違いで、この貴重なマスクパーツのためにこのキットを買ったと言ってもいいくらいです(笑)。
考えようによってはずいぶん贅沢な使い方ですよね。
>土嚢セットのチョーリーズナブルな価格に驚きました。<
タミヤMMナンバー25です、相当初期のキットですから・・・そのせいで形状のバリエーションがほとんどありません。今なら潰れたりしたのとかいろんなバリエーションがセットされるのかもしれませんが、MM黎明期のキットなので、しょうがないかもです。
やっぱりエポパテで自作するのが一番良いです。
>こんな製品が出ているとは知りませんでした。<
ここ2~3年くらいの間にクレオスからはいろんなマテリアルが出ているようです。
ウェザリングペーストシリーズの存在はクレオスのHPで知りました。
このシリーズにはタミヤのテクスチャーペイントに近いようなのとかいろんなのが豊富にあるようです。今のところ私は使うつもりはありませんが・・・。
>スポンジのように塗料を吸収して経済効率悪いです。<
確かにほんとによく吸い込みます。ダイソーからはあと石粉粘土というのが売られていますが、こちらの吸い込み加減がどうなのか気になります。そのうち使ってみようと思います。
石粉粘土に塗装する際は出来るだけ溶剤などでかなり希釈した状態でぬりつけるのが経済的で良いです。私はテクスチャーペイントを水でかなり薄めて使ってます。
>乾燥土壌にするには適してます?けど、それ以外では何か手を考えないと、<
そうですね。ファンド(粘土)系の素材は多かれ少なかれ吸い込みの問題が発生してしまいそうな気がします。石膏なんかも良く吸い込みますしね。
思い切って表面をエポキシパテなんかでコーティングしてしまうとか・・・。
試すのにもかなり勇気が要りそうです。
でも本気で泥濘を作るとするとやはりレジン系の材料を使うしか無さそうです・・・。
でも今回のように銃器を単独で使いたい場合では大きなお世話で、余計手間がかかってしまって悔しいですね。
>強制分離処置を行い少し着色してみました。<
え、元の写真を拝見してこれがガスマスクだとは全然わかりませんでした。
よくぞここまで、修正できるのはすごいです。
土嚢セットは、静岡ホビーショーのタミヤブースで箱なしランナー付きを90円で買いました。
拙作の3.7cmPACK35/36のディオラマで使いました。
単調な平面なら積むだけで済みますが、塹壕の高低差があったりする場所には使いにくいかもしれませんね。
>ラベルの通りですがクレオスのウェザリングペーストウェットクリア。<
これ、私も仕入れています。独ソ戦のぬかるみ状態の足回りに使おうと思って買いました。
結構ドロっとしているので表面に残りそうな気がしますが、案外染み込んでいってしまうのですね。
ピグメントの上からだと染み込んで効果があまり出ないかもしれませんね。
タミヤテクスチャーペイントを乾燥させた後なら染み込まなく効果が出る気もしますが・・・。
使う時はプラ板などで試してみようと思います。
第一次大戦のフィギュアは初めて見ましたが、第二次大戦のよりも迫力というか凄味みたいなものを感じます。
兵隊が逃げた後、置き去りになった装備が散らばった塹壕という設定ですね。
土も良い感じになってきたと思います。
水で泥濘んだ感じは木工用のボンドを少しだけ水で薄めて使うという方法もあるかな・・と思います。(無責任な思いつきですみません。)
ちょっと精密さを求める中華キットらしくない気もしますが、普通にフィギュアとして製品化されている訳なのでユーザーに優しい対応と言えるのではないでしょうか。
惜しむらくはちょっとモールドが甘い感じなのが残念です。
>元の写真を拝見してこれがガスマスクだとは全然わかりませんでした。<
すみません、それは私の写真の撮り方が悪いのと説明不足のせいです。
元のガスマスクがわかりにくいのはフィルター部分が別パーツになっていて、分離後にそれを取り付けたせいでわかりにくくなりました(汗!)。
>箱なしランナー付きを90円で買いました。<
それ凄いですね。静岡出張の役得ですね(笑)。
>塹壕の高低差があったりする場所には使いにくいかもしれませんね。<
たぶん今回については設置スペースが狭すぎて普通の積み方が出来なかったせいかと思います。
最初にちゃんとレイアウトを考えておけば良かったのですが、行き当たりばったりの成行きでやってしまうとこうなってしまいます(汗)。
>タミヤテクスチャーペイントを乾燥させた後なら染み込まなく効果が出る気もしますが<
吸い込まれてしまうのは、ベースにしている素材が木粉粘土だからです。
テクスチャーペイントも希釈はしていますがたっぷり塗り込み完全乾燥してからウェットクリアを塗布しました。
たぶん普通の塗料と同じでプラ素材に塗ればしっかりウェットな質感になるのだと思います。
転輪や履帯などの足回りなら大丈夫ではないでしょうか。
粘土系の素材や石膏の類だと吸い込まれてしまうという事です。
なのでウェットクリアをジオラマの地面に使うのはなかなか難しいような気がします。
地面をプラ(パテ類も含め)で作るのは相当難しいと思いますので・・・。
乾燥に物凄く時間が掛かって使いにくいですが(冬場なら2~3日以上)、やはりジェルメディウムが一番効果的だと思います
まいどながらなんちゃってな出来ではありますが、完成まであと一歩となりました。
>第二次大戦のよりも迫力というか凄味みたいなものを感じます。<
確かにこのキットの箱絵は迫力ありますね。第一次大戦は基本が生身の白兵戦ですから凄みも自ずとと言ったところでしょうか。
>置き去りになった装備が散らばった塹壕という設定ですね。<
そうなんですが、仕上がりはちょっとショボさが拭えないかもです(汗)。
うまく行けば明日あたり完成画像をアップできそうなので笑ってやっていただければと思います(笑)。
>水で泥濘んだ感じは木工用のボンドを少しだけ水で薄めて使うという方法もあるかな<
水溶き木工ボンドは植生の固定他に多用していますが、水で薄めると吸い込まれてしまいます。
木工ボンドを使うなら薄めずそのまま使った方が良いかもしれません。
ジェルメディウムを使えばそれなりに湿った泥濘になると思いますが、いかんせん乾燥に物凄く時間がかかる(2~3日)ので使い難いのでした。
WebModelersにはもうひとつ過去作の飛行機(イギリス代表)もいっしょに投稿しようかと思ってます。
誤解を招きやすい部分でしたので、修正させていただきます。
誤:石粉粘土に塗装する際は出来るだけ溶剤などでかなり希釈した状態でぬりつける
正:木粉粘土に塗装する際は出来るだけ溶剤などでかなり希釈した状態でぬりつける
申し訳ございませんでした。