Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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初プラモは?

2021年01月03日 14時40分35秒 | プラモ(その他)
ブログの2日連続更新なんて未だ一度もなかったような・・・これもプラモのおかげやね。
が、いつも最初に手を着ける時の踏ん切りがなかなかだったり、初動に必要なエネルギーが一番大きいとか・・・。
実は昨年のクリスマスにこんなのが着荷。

プラッツ(ドラゴン)1/72 ハインケルHe219A-7ウーフー
松本州平氏考案の「買うたやめた音頭」が頭の中で鳴り響く中つい勢いでポチッ、なんとなくAFV系を物色していたのに・・・これを作るぞという明瞭な目的なく通販サイトなど見るもんじゃないです。それと「買うたやめた音頭」はちゃんとフィジカルに踊らんとあかんようです(笑)。
何故これを衝動買いしてしまったかというと今ひとつちゃんと作れなかった過去のリベンジ。
おおよそ30年前に勢いだけで作ったのがコレ、同じくドラゴンのA-0。

いくら筆塗りだからってこりゃちょっと酷い。
そんなこんなで自分からハードル上げちゃったせいでなかなか手を着ける勇気が・・・しばらく積みプラ熟成が必要、やわらくしないとね(って意味不明)。

ならば初プラモは代案を探さねば。
てなことで、ちょっとばかしの実験を兼ね古い完成済モデルのレストアを試みようかと・・・。
で選択したのがコレ。

40年以上前、就職したばかりの頃に作ったもの。転職、結婚など幾度の引っ越しと311を生き延びた健気なやつでございます。
昨年からのアフリカ戦線繋がりもあるけど、選択の一番の理由は元からデカールがないので、張替用を調達する必要がないって事でありました。

さっそく埃払いの大掃除。兵隊さんがちょっとオーバースケールでジェリ缶の持ち手がおかしいけど、この歴史的キットに敬意を表し各パーツはこのまま使うのが良いかも・・・「木を見るな、森を見ろ」って事で・・・それただの手抜きとちゃうの?(笑)。

その他の化石化した完成済キットはいろいろと塗装実験というか練習台として再利用が良いとか。


本日のBGM

セロニアス・モンク「ストレイト・ノー・チェイサー」1966~67年の録音。
生粋のジャズピアニストと言って良いのかどうかは知らんけど、コンプレックスも含め色んな意味でクラシックの影響を受けている60年代以降のジャズピアニストとは大事な違いがあるような・・・。
ともかくモンクのユニークさはその天然さの中にある調性感の崩れ方にあるんやね。
クラシックでの調性感の崩壊は意識化されたものやけど、モンクの演奏は無意識にそれが行われていると言ってよいと・・・要するにテクニカルなものだけでは音楽は絶対に語れないという見事な証明やないかと。
どっちにしても明日から仕事なんで、ゆるく壊れておいた方が良さそうという事で(笑)。
あっそうか、今年はほんまにこういうゆるい壊し方が大事なんやろな。