舞台は修景池のほとりに移ります。
夏の間、ヨシがガマが一面に繁っていた池、冬の間にすっかり茶色く枯れ枯れに。
私が行った時、次のシーズンにむけて、これらがちょうど刈り取られた頃でした。
赤い服の作業の方が、ヨシを束ねて運び出されようとしているところです(多分)。
それより気になるのが手前の恐竜君。
こんなところで見張り番をしていたのね~
鳥ではなくて、恐竜を見つけてしまいました。
「悪かったな!」
その時、横の枯れたガマの山の上にちらりと動く影が・・
あ~何か鳥さんがいるようです。
慌ててズームで見てみると・・・モズ(♀)でした!
フワフワ綿毛がまだ残る枯草の上で何を狙っていたのでしょうか。
私のカメラに気づいたのか、ラクウショウの方に飛んで行ってしまいました。
私も追いかけます!
あ~、枝の陰に入ってしまった・・・とりあえず証拠写真に。
ボケボケですね・・・
ガッカリしていると、後ろのムクゲ園で何かが動きました。
鳥さん?
振り向くと、なんとまたまたジョビ子ちゃんが!
さっき見たのとは違う鳥で、ここを縄張りにしているようです。
くちばしの上に綿毛のようなものが付いています。
じろじろ見ないでよ!
少しずつ移動はしますが、遠くには行きません。
「だからくちばしの上の綿毛が気になるんやってば。」
「アタシだって気になってるんやから、ごちゃごちゃ言わんといてよ」
とはいえ、綿毛がますます気になるらしく、木の枝でごしごしくちばしをこすって・・・
取れましたわ!
スッキリしたから、いくらでも撮ってちょうだい。
「ちょ、ちょっと、撮ってちょうだいって、なんでそんな不機嫌な顔してるんよ。」
「あ、そう?じゃあこれでどう?」
スッキリスマートにポーズを決めてくれたジョビ子ちゃん。
最後は後ろ姿を披露してくれました。
白い紋と、尾羽の絶妙な色合いが、渋い中にも粋な和装のようでいいですね~
すっかりジョビ子ちゃんと遊んでしまいました。
とはいえ、そろそろ本格的な曇り空に・・・
最後は植物園のエントランス前の池から花の広場まで流れ落ちている水の階段の方へ・・・
目的は、前回ほとんど咲いていなかったあのお花たちを見るため。
今回は沢山咲いていました!
そう、スノードロップです~
テンペルセコイアの林の下一面に結構な等間隔で植えられていて、足の踏み場もないほどでした~
そして、いろんな葉をご紹介したシクラメンも・・・
一部ですが、咲き始めていました!
シクラメンは野生種ではありませんがロケーションがいいので、すごく素敵でした。
こことは違う小径の脇には沢山のクリスマスローズが植えられています。
もう咲いているかと思ってそちらも通りましたが、まだ白いのが少し咲き始めただけ・・・
本番はこれからですね。
こちらもクリスマスローズと思ったら、交配種だそうです。「ヘレボレス」と属名が。
そっくりなので違いがよく分かりません。
こちらは毎年この時期に咲くエリカ。
今年は寒いせいか花がまだ少ないですが、ピンク色が温かくていいですね。
ここまで来たらもう少しで入り口にある緑の館です。
まだ温室を見ていませんでしたが、余りに寒いのと、お腹が空いたので・・・
中にある「フォー・ザ・ライフカフェ」という去年できた喫茶店でケーキセットをいただきました。
ロールケーキのボリュームがありすぎですが、昼食代わりにちょうど良かったです!
ということで今回の宇治市植物公園特集はこれでおしまい。
え、温室は?と思われるかもしれませんが、今回はパス。
またいつかまとめて温室特集しますね~
次の冬になるかも・・・ですが(笑)
【撮影:2022/2/19 宇治市植物公園】