立春もまだ先の今の時期に「春」って何を寝ぼけたことを・・・ですが、お正月は「新春」と言いますよね。
ということで、春を探しに「外来種アンテナショップ」の山科川にお散歩に出かけました。
(まあ、旧暦ではお正月は立春頃なので「春」と言うのであって、新暦では真冬なので無理がありますが)
お~、咲いてる咲いてる!
2ヵ月前くらいから葉が出てきたニセカラクサケマン、ご近所では花は未だですが、いの一番に開花。
カラスノエンドウも咲いていました。
草紅葉をバックに、コウゾリナが咲いていましたね!
午後三時過ぎの寒い日だったので、お天気は良かったのですが開いていませんでした。
こちらはぐいぐい元気。
コセンダングサの花と実が沢山弾けていました。
そして初見のセイヨウカラシナの花がぽつりぽつり。
頑張ってるね~
なんと、土手の下の歩道を100mも歩かないうちに、これだけの花が。さすがは山科川!
この中で在来種はカラスノエンドウとコウゾリナです。
お散歩を続けます。
春の満開の花、秋の紅葉が美しいソメイヨシノも今は寒々と・・・
センダンの実もかなり食べられたのか、先の方には実がありませんでした。
時刻はちょうど15時頃で、もう日が傾いている気配。
年末に草刈りをされたのか、ここではほぼ花が見られませんでした。
その代わり目に付いたのが・・・
全部首を水に突っ込んでエサ取りをしているのは・・・
コガモです!
雄の方が大きいと伺いましたが、それほど差があるようには見えませんでした。
雌雄同数だったので、4組のご夫婦でしょうか。
他にも・・・
イソシギです。好きな鳥なので出会うと嬉しいです。
コサギもせっせと餌探し中でしたね~
冬は花が少ない分、鳥探しにも熱が入ります。
残り半分は明日!
【撮影:2025/1上旬 京都市伏見区】
黄昏時ってどんな時?
何気なく使っていましたが、goo辞書で調べてみると、
黄昏とは、
1.夕方の薄暗い時。夕暮れ
2.盛りを過ぎ、勢いが衰えるころ
語源は「誰そ彼(たそかれ)」。薄暗くなって人の顔が見えないくらいの時刻という意味だとか。
一年で一番昼が短い12月の黄昏時、買い物ついでに少しだけ宇治川沿いをお散歩しました。
まだ空は明るく見えますが、白い建物が赤みを帯びています。
夕日を浴びた皇帝ダリア、独特の色合いに目を引かれました。
こういう光景、何とも言えずしみじみとした気分になります。
オレンジ色に光る水道橋にはカワウが点々と止まっています。
高水敷を見下ろすと
ネコちゃん!
ジロジロ見ていたら、起き上がってどこかに行ってしまいました。
ノブドウの実が光っていました。
左手に何度も見に行った鷺山が見えていますが、今の時期は誰もいません。
中洲が赤く見えます。
草紅葉ですね!
ということでほんのちょこっと散歩でしたが、黄昏た気分になりました。
黄昏とは
3.物思いにふける(最近の使い方)
【撮影:2024/12中旬 宇治市】
コロナ禍の頃、外出もできず地元の宇治川ばかり散策していました。
特に、隠元橋下流右岸はオギが両側から覆いかぶさる道に色々な植物や鳥が見られ魅力たっぷり。
ひそかに「オギロード」と名付け、楽しんでいました。
ところが、2023年春頃から大規模な河川改修工事が行われ、オギロードはほぼ壊滅。
その後、工事は終わりましたが殺風景な道に変わってしまいました。
すっかりご無沙汰していたオギロードですが、11月末お散歩ついでに久しぶりに歩いて見ました。
その結果は・・・
スタート地点は、隠元橋から少しだけ下流方向に行ったところです。
朝早いので自分の影が長く伸びています。
そうそう、以前も写真を撮ったら自分の影がもれなく付いてきていました。
背の高いヨシの穂。懐かしいな~
おや、壊滅したと思っていたオギロードですが、両側からクズやオギが生えているではないですか。
道を歩いていたのは・・・
キジバトさんたちです。誰も来ないので、ノンビリ。
さらに進むとこんな感じ。道は広くなり歩きやすくなっていましたが、両側のオギは健在!
こんな感じで
なんだかちょっとホッとしました。植物は逞しいですね。
目を下にやると
あ~カッコウアザミが咲いてる!お久しぶりです~
以前と同じような花が咲いていてちょっとホッとしました。
ヨメナも綺麗!
堤防の上には紅葉したケヤキ
少し先の階段を登って、堤防の道を通り戻ります。
その時、上の方に何やら鳥の姿が見えました。
え、何!?あの白っぽいお腹は・・・
慌ててカメラで追うと、桃山御陵の方向に飛んで行ってしまいました。
ところがほどなくもう一羽、出てきました。間違いありません、ミサゴです!
しばらく待っていると、また宇治川の方に飛んできました。
今度は慎重に狙ってパチリパチリ。何とか姿が見えました!
思いがけない出会いに、テンションがにわかにアップ。
でも時間はあまりありません。急いで戻ります。
堤防から河川敷を見下ろすと、オギやヨシが光っていました。
下から見えていたケヤキですね。結構赤みが強くて綺麗です。
葉のアップ。
こちらはエノキの黄葉。ちょうどやってきたヒヨドリと共に。
ここは団地の公園です。紅葉・黄葉の光景を独り占め!
公園の後ろ側に宇治川があります。
ということで、今回の宇治川散歩はここまで。
歩きやすくなっていたので、春になったらまた歩きに行きます!
【撮影:2024/11末 宇治川】
朝早く出かけたので、平の沢池を出発した時点でまだ10時半にもなっていませんでした。
そこで、もう一か所紅葉が綺麗と紹介されていた場所に行ってみることにしました。
その場所とは・・・
南丹市美山町にある大野ダム公園。
上の写真は公園のわんぱく広場です。
大野ダム公園は、由良川水系の美山川下流にある大野ダムの周りに作られた公園です。
府道12号線沿いの大野ダムバス停横の駐車場に車を停め、公園に入りました。
道からも綺麗な紅葉が見えてこれは期待できそう!
(地図はこちら)
すご~い、散紅葉で道路が真っ赤!
山側の紅葉、微妙に色が違って綺麗。
こちらはふれあい広場。いいですね~
なぜかチガヤが風にそよいでる。なぜ今??
イロハモミジが多かったのですが、トウカエデも。
今年は紅葉が遅いですが、先の方から赤くなる様子もお洒落な感じですね!
この一帯は桜と楓が並んで植えられているところです。
春の桜シーズンも有名なお花見場所なんだそうです。
あ、やっとダムが見えました!ここのダム湖は虹の湖という名前なんだそうです。
イチョウも綺麗に黄葉していました。手前のサクラの木は完全に落葉していましたね~
さらに進んで時計台広場です。
日が射してきました!
樽が並んでいるように見えるのは、ゴミよけにダム湖に浮かべるダムフェンス。
さらに進むと虹の湖が見えてきました。
湖畔の遊歩道なのに意外と見えないのです。
ちなみにこの道はささやきの小径
やっとちゃんと虹の湖が見えました。なかなか綺麗ですね。
ダムも見えてきました。
ここにもサザンカが咲き始め。
ぐるっと回って紅葉見納め。
最後はダム湖と紅葉です!
最後まで見てくださってありがとうございました。
【撮影:2024/11/23 美山町大野ダム】
昨日の続きです。
京滋バイパス下を通って先に進むと、遠くに水道橋が見えてきます。
このところ、水道橋の上にはほとんど何もいなかったのですが、この日は・・・
わぁ!沢山いる!
手前と向こう側、両方にびっしりとカワウが羽を休めていました。
最近カワウの害(食害・糞害)が問題になっていますが、宇治川は沢山の魚がいるので大丈夫?
ちょっと心配です。
この先は高水敷を進めないので堤防上の道に上ります。
そこから川の方を見下ろした時に、赤い実を見つけました。
びっしりと付いた実、何かと思ったらマユミの実でした。
そういえば、上流にもマユミの木があります。
実がどんぶらこと流れてここで芽生えたのでしょうか。
なぜか野生化しているイチジクの木(右手)
この手前には広い遊水地があり、そこから川に向けて水が流れています。
ここは水深が浅いので、時々チドリなどの姿をみるのですが、この日は・・・
カモがいるようですね。
ズームで見てみると・・・
これでもよう分からん。もうちょっとズームで。
あ~コガモ(♂)!
以前は昨日ご紹介した工事中の場所によくいたのですが、危険を感じて移動したのでしょうか。
♀もいました。水に首を突っ込んで中に生えている藻を食べていたようです。
(くちばしからびろ~んと藻をぶら下げているコガモもいました)
この先で再び高水敷に下りる階段があります。少しだけ下りてみると・・・
イシミカワの実発見!
他は何もないので、また堤防に上り、サギ山の前の太閤堤経由で宇治駅へ向かいます。
説明板→ (手抜き失礼!)
ここから先は、宇治市が大枚はたいて作った「お茶と宇治のまち歴史公園」です。
私の市民税も使われているはずですが、有料の施設にはまだ入ったことがありません。
文句を言う前に、ちゃんと自分の目でみなくてはなりませんね。
今回も、初夏に茶摘み体験が行われるの茶畑を横目で見ながら、通過しました。
ちょうど花が満開!
白い花弁と、黄色い蕊がゆで卵みたいでいいですね~
ということで、さっさと通過し、宇治橋を渡りました。
ドン曇りなのでイマイチですが、晴れるととても綺麗な光景。
決して嵐山にも負けていません!といつも主張しているのですが(笑)
いつも渡っている朝霧橋です。
もう少ししたら、紅葉も進んでより綺麗な光景になることでしょう!
ということで今回の宇治散歩はこれにておしまい。
明日は道草日記です!
【撮影:2024/11中旬 宇治川】