思いがけず雪が降ったので平等院の投稿を先にしましたが、今日からは2月初めに行った山田池公園特集です。
花の少ないこの季節、鳥の名所でもある山田池公園は、冬場のお楽しみスポットとして私の頭にインプットされています。
今回は、そろそろ梅の花が咲いているのではという淡い期待もありました。
面積約74ヘクタール(甲子園20個分)の広さの山田池公園で何を見つけたでしょうか!?
第一回目の今日は、池にいた鳥たちです。
冬場だからか、池の水がかなり減っていました。
その池で最初に見かけたのがこのカモさん。
ブロ友さんのブログで何度も見せていただいていたのですぐに分かりました。
トモエガモです!
目の下から黒い筋が下に向けて伸びているのがなんともいえない雰囲気。
一度見たら忘れません。
ちょっと暗いですが、こちらはご夫婦でしょうか。
どうしてお互い反対向いてるの?
こちらの明るい茶色の鳥。
何かと思ったのですが、くちばしの根元の白い斑を見るとこちらもトモエガモ?幼鳥??
そしてもう一種類・・・
トモエガモの方にピントが合っていますが、白い特徴的な姿は間違いなくミコアイサ!
トモエガモと一緒に泳いでいました。
山田池公園では鳥が落ち着いて過ごせるように、休み場には近づけないようになっています。
大きめの写真はのぞき穴からたまたま見えたカモの写真というわけ。
広い池の真ん中を泳いでいる鳥はズームで撮ってもこんなミニサイズ・・・
それでもこのパンクな鳥を見ることができて幸せ~
右下はミコアイサのメスですね。こちらも初めて見ました!
その他にも・・・
昼寝中のマガモとカルガモ
写真を撮っていたら起きちゃった!
仲良く餌取中のオオバン
珍しく岸辺でお休み中のカイツブリ
ヒドリガモですね。ここではあまり見かけませんでした。
遠くで並んで泳いでいたのはマガモです。手前に一羽ミコアイサ。
こちらもとても遠くで泳いでいたカンムリカイツブリです。
左の冬羽はよく見かけますが、右は少し夏っぽい感じで頭が茶色です。
いかがでしたでしょうか。
この日は野鳥観察の団体さんや、大砲レンズを持った人たちを沢山見かけました。
近くに住んでいたら毎日でも行きたくなりそうな場所です。
明日は山田池公園で見つけた小鳥たちです。
【撮影:2025/2初 大阪府枚方市】
お買い物ついでの宇治川散歩、別の日です。
この日は大砲レンズを持った人たちが10人ほど集まっていたのですが、当方両手にコンデジとエコバッグ。
大人しく、堤防上の歩道を歩いて様子を窺うことに。
点々と水鳥の姿が見えています。
もうちょっと。
お~、オカヨシガモが沢山!
昼間なのでほとんど顔を体に突っ込んで居眠り中。
高水敷に現れたのは、
この間も見かけたホオジロです。
今度はお顔の黒い線がくっきり濃いオスですね。
シュバッと飛んで枯れた茎にとまったのはジョビタくん。ジョウビタキの♂です。
慌ててシャッターを押したのでピンボケですが、尾羽のツートンがオシャレですね。
最近、ジョビコちゃんしか見ていなかったので、久しぶりの出会いにときめきました。
今度は、私が歩いている堤防上の遊歩道の目の前にトコトコと・・・
お馴染み、ハクセキレイですね。
完全に町生活に馴染んで、駐車場や道路上など、どこにでも舞い降りてトコトコ歩いています。
シャッター押すのが遅れて、画面からはみ出る寸前でした。
あ、またジョビタ君!
じゃあね~、と去る前に挨拶してくれました。
その近くからこちらをじっと見ていたのは、
三毛猫ちゃんでした~
鳥さんすぐそばにいたのですが、さすがに捕まえられないでしょうね。
餌をやる人がいるのかもしれません。
そろそろ買い物しないと・・・と来た道を引き返し、宇治川に流れ込む川を渡ります。
四季折々色々な花が咲くのですが、今は枯草ばかりでちょっとみすぼらしい感じなのですが、
そんな時でも目は植物や鳥を探してしまいます。
あれ?
いました(笑)
セグロセキレイさんと
イソシギさんでした~
そして、反対の河口側には・・・
何やら口からびろ~んと藻か何かの糸を垂らしたコガモくん発見!
この日は一羽だけでしたけど、ちょっとラッキーだったかもです。
ほんの15分ほどのお散歩、この日も楽しく歩きました。
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
オカヨシガモ
カモ科ヨシガモ属。冬鳥。上品な色合いで、最近あちこちでよく見かける。水面採餌のカモで、地元の池ではハシビロガモと一緒にぴたぴた水面を叩くように餌をすくい取っている姿をよく見かける。
ホオジロ
ホオジロ科ホオジロ属。留鳥。二度目の登場です。今回はオスで、名前の由来となった白い頬と、頭・過眼線・顎の黒のコントラストがくっきりしています。
ジョウビタキ
ヒタキ科ジョウビタキ属。冬鳥。なつみかん宅周辺を縄張りにしているのはメスで、じいちゃん庭で庭仕事していると、目の前の枝に止まり、尾羽を上下させて縄張り主張した後、堂々とミミズなど食べ始める。ブログでは、オスをジョビ太、メスをジョビ子と書いてます。
ハクセキレイ
セキレイ科セキレイ属。留鳥。スズメやカラスに次いでよく見かける鳥。チチッチチッと鳴きながら波のように上がったり下がったりして飛ぶ姿は誰でも見たことがあるのでは。背中が黒っぽいのでセグロセキレイと間違いやすいが、顔の真ん中に黒くて細い線(過眼線)があることで区別できる。
セグロセキレイ
セキレイ科セキレイ属。留鳥。ハクセキレイに比べて、背中・頭・胸の黒い所が繋がっていて、全体に黒い。
ハクセキレイほどは町に進出しておらず、川などで見ることが多い。
イソシギ
シギ科actitis属。留鳥。昔「いそしぎ」という短編小説を読んで以来、見たいと思っていた鳥だが、意外と地元の川でも普通に生息していることに気づいた。・・・って説明になってない?
【撮影:2025/1中旬 宇治川】
お買い物ついでのウォーキングはいつも宇治川。
冬場のお楽しみはやっぱり鳥さん!
堤防上の道から高水敷に下りて歩いて見ることにしました。
いますね~
カワアイサ、今回はご夫婦連れです。奥様の方が少し小柄です。
今回も残念ながら黒白に見えてしまいました。緑頭が見た~い!
おくさまのパンクヘアー、よくお手入れされているように見えますね。
でも、風が吹いてくると・・・
ボサボサ(笑)
とても柔らかそうなので、ナデナデしてみたいです。
目を川沿いに生える木々に移すと・・・
あ、鳥が止まってる!カメラを向けて・・・う~ん、遠すぎる。
少し近づいたら・・・あ、飛んでこっちに向かってきた!
私の前を通り過ぎて川辺の岩に止まりました。
ホオジロ(♀)です!
再び川沿いの木に目をやると
わ~枝の先でだれかが踊ってる!
アカメガシワの裸芽でした。ふわふわして柔らかそうですね!
色の少ない川辺に彩を添えていたノイバラの実。
その時また鳥が私の前を横切っていきました。
何とか頑張って一枚だけ姿を捉えた写真。
枝被りですが、モズですね!
そろそろ買い物を・・・と戻ることに。
香箱座りでおくつろぎ中のネコちゃんに癒されました。
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
カワアイサ
カモ科ウミアイサ属。冬鳥。二度目の登場です。メスは見ての通り金色のパンクヘアー。一度見たら忘れない。夫婦で行動していることが多いが、宇治川上流では集団行動も見られる。
ホオジロ
ホオジロ科ホオジロ属。留鳥。宇治川沿いで冬~春によく見かけ、特にオスの春のさえずりはとても美しい。カシラダカとちょっと似ているが、胸が淡い茶色なので区別できる(カシラダカは白)。メスは全体に色が薄め。
モズ
モズ科モズ属。留鳥。肉食系。小さい体で虫やカエルどころか、鳥や哺乳類(!!)まで食べる。空中から獲物に襲い掛かる姿は、まるで猛禽。いちどだけ庭で「はやにえ」されたことがあります(カマキリでした)。
【撮影:2025/1中旬 宇治川】
京都御苑を離れ、ほんの少しだけ賀茂川を歩きました。
最初に目に着いたのが・・・
あら
ヒドリガモが陸上でせっせと採餌中
何を食べているのかと思ったら、その辺の緑の葉をパクパク。フレッシュサラダですね。
不思議ですが、ほとんどオスでメスはほんの一羽だけでした。
地元のキンクロハジロも数えたら圧倒的にオスが多いです。
いいお天気。水面に雲がぷかぷか。
そして、水鳥が一羽
カワアイサくんです!賀茂川でよく見かける鳥です。
水に緑が映って綺麗です。でも日陰なので綺麗な緑の頭が見られなくて残念!
それに、パンクヘアーのカワアイサ嬢(夫人)の姿も見えません。
川とは反対側に目を向けると、まだ黄葉が残っている木がありました。
なんでしょうか。
特徴のあるまだらになった樹皮。
翼のある実も残っていますね!
そう、大好きなアキニレです~
もうちょっと餌がなくなったら、この実を食べに小鳥がやってくることでしょう。
出町柳から京阪電車で帰ることにして、出町橋を渡ります。「鯖」の道標は何だ?
なるほど~
ここが鯖街道の入口だったのですね(左)。そして、向こうに見えている山は大文字山です(右)。
下流方向に賀茂大橋が見えています。そして下にあるのは
前に渡って落ちそうになった亀の飛び石です。
昔はぴょんぴょん飛べたのに~
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
ヒドリガモ
カモ科ヨシガモ属。冬鳥。雄は頭から嘴の根元にかけてベージュの帯があるのが特徴。顔が可愛い。頭が台形なのが他のカモと違うそう。集団で陸に上がってその辺の草を食べている姿をよく見かける。
カワアイサ
カモ科ウミアイサ属。冬鳥。体形がマガモなどとは少し違って細長い。雄の頭は緑色に光る構造色だが、暗いと上の写真のように真っ黒に。頭の後ろが少し突き出しているように見える。
【撮影:2025/1中旬 京都市】
山科川散歩の続きです。
歩いていると、前方に紅葉した木が見えました。何でしょうか。
鮮やかなオレンジ色に紅葉したこちらの木はユキヤナギです。
例年少しは気の早い花が見られたりもするのですが、今年はなかったですね~
川を見ると、マガモのご夫婦。雄の頭はいつ見てもツヤツヤして綺麗です。
そして、前方の電線で見たものは・・・
遠目にびっしりと鳥が止まっているのかと思ったら、半分くらい碍子でした。
鳥の部分をズームで撮影してみると
ムクドリの群れです。
鳥よけと思われるトゲトゲを避けるように止まっています。
それにしても、トゲのない普通の電線も沢山あるのに、何を好き好んでここに止まっているのか・・・
ひょっとして以前からここに止まりたがって糞害など問題になったのかもしれませんね。
(この下が歩道になっています)
道を渡り、さらに進むと右手より川が合流している場所が見えてきます。
ここのお楽しみと言えば
石を渡って対岸に渡れること。増水していたら難しいですが、この日の水量はとても少ない。
ということで、私も渡ってみることにしました。
石が蟹さんになっています。
鴨川デルタの飛び石に比べたら石の間が狭いので難なく渡ることができました。
それにちょっと寒いけど落ちても少し濡れるくらいです。
(ちなみに、ここで一昨日投稿したカワセミを見ました)
無事対岸に渡り、今度は左岸を歩いて戻ります。
ここにも色々な木々が見られるのですが、この時期はお寒いもの。
まっくろくろすけのようなモミジバフウの実を見上げるばかりです。
川の方に目をやると・・・
きりりとしたお顔のアオサギ君。
やはり、冬は鳥さんですね!
ということでこの日の山科川お散歩はここまで。
今度歩くのは花がもう少し咲いた頃かなあ~
【撮影:2025/1上旬 京都市伏見区】