甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

「ぱちゃんぱちゃん」 11月14日 ナガモノ

2009-12-02 23:14:27 | ライブ感想♪
とりあえず、やったこと一覧。

・漫才
・コーナー
 たたいてかぶって&ジェスチャーゲーム
・芝居
・ナガいものに巻かれる
・閻魔様
・漫才+コーナー
・芝居+ナガいものに巻かれる
・閻魔様アゲイン
・ちゃんぷる(全部混ぜる)

コーナーの間には、メンバーが章吾さんのお店で打ち合わせしている様子が流れました。
「ナガモノって何やるんだよ?」というテーマで話し合っている、グダグダ&悪ノリのしょうもないVTR(笑)
章吾さんは奥の厨房で仕込みしていて、話し合いに参加しない(笑)
赤羽さんは食べてばっかり(笑)
その話し合いで挙がった案を、みんなが想像しているという設定でした。つまり、この舞台上で行われていたことは、全てこの打ち合わせしているみんなの頭の中の想像といった感じでいいのかな?
コーナーでの関町さんの行動、児玉さんの言動まで全て計算のうちだったみたい。
全体通して茶番ってことか(笑)
それぞれについてちょこっと書きます!


・漫才
 7人で並ぶ。端から端までが長すぎ。
 章吾「長すぎたかおるさん」
 あ~、あらためてこのメンバーの中にはツッコミがいないんだなぁ。


・コーナー
 田所さんMC
 たたいてかぶってじゃんけんぽんのピコピコハンマーがナガモノ(柄の部分が長い)
 ジェスチャーゲームは、長い棒の先に白い軍手がついてる。手がナガモノ。
 痴漢のジェスチャーでの児玉さんがリアルすぎる(笑)
 「サル」のジェスチャーした章吾さんが面白過ぎる。
 で、あの、田所さん。
 MCっていうのは、マイクフォローも必要だと思うのですけれども。
 他の人が喋ってても、マイクをずっと自分の口元にあててました(笑)


・芝居
 大介は幼い頃に両親を亡くし、弟の周太と二人で暮らしていた。
 しかし、貧乏な生活では周太が不幸だと考えた大介は、周太を養子に出すことを決意する。
 友人の児玉は、それで本当にいいのかと大介に問いただす。
 その部屋へやってくるアパートの大家(章吾)。家賃を滞納していることに文句を言って去っていく。
 「だから言っただろ?周太はこんなところにいない方が幸せなんだ……」
 そこへ帰ってくる周太。(半そで半ズボン!本当に小学生みたいでかわいい・笑)
 作った紙飛行機を、児玉お兄ちゃんの顔面にぶつける(笑)
 大介は切り出した。
 「お兄ちゃん、ちょっと仕事で、遠くに行かなきゃいけなくなったんだ……」
 ノックの音。
 養子の仲介人(田所)と、引き取る金持ちの家の夫婦(夫:関町、妻:赤羽)がやってきた(この赤羽さんのインパクトがすごい!黒いドレスに身を包みサングラス・笑)
 周太は別れ際に、自分が作ったトンカチを大工さんの大介に渡す。
 「お兄ちゃん、お仕事がんばってね!僕もがんばるから。またいつか、一緒に牛丼とか食べに行こうよ!」
 妻は言った。
 「周太君、優しい子なのねぇ。でもうちに来たら、そんなばっちぃもの触っちゃダメ!」
仲介人は言った。
 「それでは、今からあなたと周太君は、一切関係がなくなります」
 彼らが周太を連れて立ち去ろうとした時、大介は叫んだ。
 「ちょっと待ってください!……やっぱりこの話、なかったことにしてください!!」
 怒りのスイッチが入ってしまった仲介人、
 「冗談やあらへん!!」
 急に関西弁に!(笑)
 「家賃はどうすんねん!?」(もう本当に面白かった。ヘタにもほどがある・笑)
 話を聞いていた大家が現れる。
 「あんた、大工さんなんだって?じゃあ、このアパート直してくれよ。ここの壁なんて、もうぱちゃんぱちゃんだ」(このタイミングで放りこまれる「ぱちゃんぱちゃん」が面白くて面白くて・笑)
 (笑いをこらえ切れなくなって袖に引っ込もうとする児玉さんを引っ張り出す林さん・笑)
 「工事の報酬は……そうだなぁ、この家にずっと住んでいいっていうのはどうだ?」
 「なんだこれは!どうなってるんだ!」と仲介人に詰め寄る夫に対して、「か、帰るしかあらへん」を繰り返す仲介人(笑)
 彼らが出ていった後、抱き合う大介と周太。
 大家と児玉は、それを微笑ましく見ながらその場を離れた。


あぁ~、普通にいい話だったぁ(笑)
話はベタでしたが、すごく楽しませてもらいました。
特に、最初の林さんと児玉さんが本当に上手くて。一気に切なくなって、一気に引き込まれていきました。
その一方、ところどころに仕込まれた笑いの爆弾にまんまとやられました(笑)
田所さんの関西弁なんなの(笑)
この後のVTRで、田所さん自ら関西弁についての釈明。
仲介人は関西出身で、普段は標準語で喋っているけれど、ヒートアップすると方言がでてしまうんだそう。
そんなキャラ設定いらないとみんなから責められる(笑)
そして章吾さんのぱちゃんぱちゃんですよねぇ~あぁ面白かった。
というか、これ誰が脚本&演出したんだろう。超気になる。
ちゃんとしたツッコミはいないけれど、ちゃんと仕切り出来る人はいないけれど(笑)、演技力は折り紙つき。
いつかこの3組で、神保町やってほしいです。
近いうち必ず、絶対。


・ナガいものに巻かれる
 金田さんに電話。
 松橋「ナガモノに、入りました~!」
 金田「は?え?」
 村上さんに電話。
 松橋「もしもし?あなたはどなたですか?」
 村上「村上です」
 全員「どっちの?」
 村上「あ、村上健志です」
 お客さんが吐いたみたいな声が聞こえる(笑)
 遠山さんに電話。
 松橋「もしもし?」
 遠山「あ、もしもし、遠山ですけども、今携帯が壊れてしまいまして、どなたかわからないんですけれども……」
 これに付け込んだ松橋さん。
 松橋「社員のワタナベです!お前前回、AageからBageに落ちたけど、そのことどう思ってるの?」
 遠山「え?そのことですか?……う~ん、まぁ、そうですねぇ、いろいろ……」
 電話を切る松橋さん(笑)
 数秒後に電話かかってくる。
 松橋「遠山さん、ジューシーズの松橋です!」
 遠山「う~~~わ、なんだよ、ふざけんなよ!!」


・閻魔様に扮した児玉さん
 「う~んと、どっちにしようかな~う~ん、地獄!」


・漫才+コーナー
 長い手でツッコミ


・芝居+ナガいものに巻かれる
 先ほどの芝居の、大介が「ちょっと待ってください!」というところからスタート。
 仲介人が「家賃はどうすんねん!?」といったところで、大介さんが「友達がなんとかしてくれるかも……」などと言って、電話をかける
 電話の相手は遠山さん(笑)
 大介「あの、家賃払ってください!」
 遠山「え?」
 大介「家賃が払えないと、僕らバラバラになっちゃうんです!」
 関町「今いくら持ってるんだ?」
 遠山「1万2000円くらい……」
 近くにいる佐藤大さんにも聞いてみることに。
 大介「家賃払ってください!」
  大「はぁ?なに言ってんのお前?」
 関町「今いくら持ってるんだ!?」
  大「今の関町だろおい」(笑)
 その後、田所さんが喋った時に関町さんと勘違いされてしまい、「関町ふざけんなよ」と怒られる(笑)
  大さんの所持金は140円(笑)


・もう一度閻魔様
 児玉「う~んと、どうしようかなぁ~天国かなぁ~う~ん、あっ、今のムカついたから地獄~」


・ちゃんぷる
 閻魔様の恰好をしたまま芝居する児玉
 コーナーMCの田所
 大介と周太がたたいてかぶってじゃんけんぽん
 端で漫才始める章吾&赤羽
 豚の生肉をもってうろうろする関町(こんな件なかったじゃん!!)


・最後のVTRでは、「ナガモノ」という名前にとらわれすぎているからきまらないんじゃないかということになり、タイトルを変えようと言いだす。
 赤羽さん案の「カエルの卵って気持ちわるいよね」に決定(笑)


ここからちょっと長めのエンディング。
そもそもこのナガモノは、4月のツアーの時に章吾さんが提案したのが始まり。
それぞれのコンビ、トリオで波いろに出てもダメだったでしょ?だからこうやって7人で集まれば何か出来ると。
ナガモノを続けていったらナガスギモノになって、長すぎたかおるさんになって、
ナガスギモノが集まったらデカモノになって、
デカモノが集まったらハコモノになる。
関町「もうそれあるよ」(劇場のこと?)
松橋「今のところ形状の話しかしてない」
田所「ハコモノの後はどうなるの?」
章吾「ハコモノを経験したら、そりゃぁもう、ホンモノになってるでしょう」
客席「おぉ~」
全員「いや、おぉじゃないって!!」
でも章吾さんは休止してしまう。だから、「一旦ハミダシモノ」。
……何これ?(笑)

ここで田所さんが、「まぁ、こんなこと言いたくないんですけども……」と切り出しました。
「林が、手紙を書いてきたんだって」
ということで、林さんからの手紙の朗読。
うろおぼえですが、こういう感じでした。

5年前、あなたに出会ってから、あっという間でした。
しばらくあなたのツッコミが見れなくなると思うと、寂しいです。
あなたを生んでくれたご両親に感謝します。
お誕生日おめでとう……児玉智洋さん

というわけで、児玉さんへのお手紙でした(笑)
いやでも、最後ボケにしたかっただけで、本当は章吾に向けてみたいですよ、と田所さん。
お返しで歌え!と章吾さんにけしかけるみんな。
ここで流れてくるLove is over!!
もうこのイントロが流れてきただけで、自分でも引くくらいボロボロ泣きだしてしまいました。
私、多分章吾さんを舞台で見るのは、とりあえずこの日が一度最後だったんです。
家を出る時に、今日は例えどんな演出があったとしても泣かないでいようと思っていたし、その前の林さんの手紙のところが茶番オチだったので、全く泣くテンションではなかったのですが。
それでも、頭で考えるより先に、なんだか本当に寂しくなってしまいました。
……ところが、気持ちよく歌っている章吾さんを突如止める田所さん。
田所「しんみりさせてんじゃねぇよ!!」
理不尽(笑)
章吾「なんなんだよ!歌えって言ったり、やめろって言ったりさぁ」
そんな章吾さんに、
松橋「映像さん、お願いしま~す!」
スクリーンに出されたのは、

告知
2011年11月14日
「カエルの卵って気持ち悪いよね」
開催決定!

客席みんな、えぇ~?(笑)
2年後、もうライブやること決まっていますから、だからそれまでに帰ってきてねというみんなからのメッセージ。
赤羽「だから、この日児玉さん32歳です」(笑)
でも、この日みんな空いていなかったらどうするの?
田所「いや、2年後ですから必ず大丈夫」
でも誰かが売れたら出来なくなるんじゃ?
松橋「大丈夫、俺らはんにゃくらい売れてると思うけど、必ずやるから」(笑)
田所「俺らは、ずっと劇場守ってるから」(笑えない)
林さんはGO皆川と組んでいるかもしれないらしい(笑)

最後は、章吾さんの一本締め。
客席全員立って、章吾さんの掛け声に合わせて、よ~っ、パンッ!
キレイに揃ってて気持ちよかった。
全員、深々とお辞儀したまま、幕は閉まっていきました。


章吾さんが、ナガスギモノがどうだこうだと言っていたところ、正直よく理解はできませんでしたが(笑)、章吾さんはたぶん、私たちが思っているより、ずっとずっと、大きな構想を描いているんだろうなということが伝わってきました。
言葉では説明しきれないような。
だからこそ、その構想を実現できないまま休止期間に入ってしまうのは残念で残念で。
けれどその分、また復帰してくれた時に、この続きを期待したいです。

ジューシーズはお願いだから売れてください。
そして、さっきは「(笑えない)」と書きましたが(笑)、本気でそう思っているわけではないです。
劇場を守っていくことが、どれだけ大変か。
「続ける」っていうことが、どれだけ大変か。
いつもは当たり前すぎて意識してないけれど、今回、章吾さんがこういうことになって、なんだか気付かされたような気がするんです。
だから、本気で劇場を守っていくって決めたのなら、本気で頑張ってほしいです。
……でもやっぱ年1くらいでエンタに出たりしてほしいなぁ(笑)

2年後、みんなはどうなっているのでしょう。
その時までに、章吾さんには戻ってきてほしい。
けれど、人に結論を求めるだけじゃだめですね。
私も結論を出さなくちゃ。
就職か、院なのか、はたまた留学なのか(これはたぶんないけど)
私も2年後、胸を張って自分の進路を決めて、すがすがしい気持ちで、「カエルの卵って気持ち悪いよね」に行きたいです。

2年後、ジューシーズが爆発的に売れていますように。
2年後、ライスがずっと劇場を守って、ファンを楽しませ続けてくれていますように。
2年後、章吾さんが帰ってきて、納豆をかきまぜてるかたつむり二人が見れますように。

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2 コメント

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みよんさんへ☆ (夏実)
2009-12-07 00:41:56
コメントありがとうございます!
結局ナガモノの意味はわからずじまいの、茶番にあふれた素敵なライブでした(笑)
そうですね、ぜひ2年後のライブ、この7人がそろった状態で、実現させてほしいです☆
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Unknown (みよん)
2009-12-03 08:21:13
レポ、ありがとうございます♪

んで、結局『ナガモノ』の意味はぁぁぁ~~?(爆爆)らしいな~(笑)

2年後のライブ、ぜひ実現して欲しいです♪


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