甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

7月8日 ライスのシチサンLIVE

2012-07-10 00:36:39 | ライスのシチサンLIVE
もうすぐ、ライスを本格的に追うようになって4年が経つのですが、
たった1時間半で、今までの4年間を一気に振り返ったような感じがしました。
走馬灯を見たことがあるわけじゃないけれど、なんだか走馬灯みたいって思ってしまいました。

以下、だらだら好き勝手に感想を書いていきます。
最初にお断りしておきますと、以下本当に頭のおかしい文章が続きますので、もう読まなくていいです。
じゃあなんで書いてるんでしょうか。自分でもわかりません。
こんな私がライスのファンでごめんなさい。
こんな頭のおかしい人間が、こんな気持ち悪いブログをやっていて本当に本当にごめんなさい。



渋谷に着いたとき、シチサンレギュラー時代のことを思い出した。
2週間に一度、渋谷に通ってたあの頃のことを。
シチサンが一つの生活リズムみたいになっていて、色々頑張った末にあの場所に行けるって思っていて。
シチサンの日の渋谷は、いつもと違う景色に見えた。
いつもネオンきらきらな渋谷だけど、この日はさらに街が輝いているように見えるんだ。

登場してから、フリートークで話すことが決まらなくてふわふわする感じは、初期のシチサンを思い出した。
何の話しましょうかねぇ、何話せばいいんですかねぇで時間が経っていく感じ。
ちょっともったいないよと思いつつも、そうやってまったりしている時間が好きだったりする。

田所さんが話し始めた時に、関町さんのリアクションがおかしいのは、後期のシチサンを思い出した。
まだ盛り上がるところじゃないのに、異常にリアクションが大きいところ、前も何回かあったなぁって。

関町さんの女の子座りを見て、キリ・バト単独での、父親の葬式のネタを思い出した。
確か二人ともああいう感じで、畳に座り込んでいて、座り方も一緒で、田所さんはスーツ、関町さんはお母さん役だから女性の喪服。
で、関町さんの女の子座りでスカートがめくれそうになって、必死に直してたのとか。
この一回以外の場所でこのネタを見たことないし、自分でも忘れかけてたのに、
あの二人の姿を見たときに一瞬でこのネタが思い浮かんでしまった自分に、ちょっと引いてる。

関町さんが落ち込むことが多いって言ったとき、いつかのシチサンでのカレンダーの話を思い出した。
関町さんが、ケータイのカレンダーをずーっと送っていくと、何年も先の日時が表示されて、なんだか怖くなるって言ってた話。
あぁ、私、その頃の「未来」に今いるんだなぁなんて。

ポップコーンもポッキーも、指紋認証ゲームも、みのちゃんがレギュラーで来てくれるのも、昔のシチサンそのまんまだった。
私は正直、お呼ビンゴがあまり好きじゃなくて、それはこの時にもこの時にも散々書きましたが、
でも今となっては散々文句言いつつ、結局帰る時には楽しかったって言って帰る、その一連の流れも含めて楽しかったりする。
あとはやっぱり、「ピンポーン♪」って鳴った時の盛り上がりは、 他の何にも代えられない。

スターが登場してビンゴが完成するっていうのは、もうまさにそのまんま、章吾さんが来てくれた時のことを思い出した。
ライスって、奇跡起こしちゃうんだよなぁ。
というより、みんなが協力して奇跡を起こさせてくれるような、人望があるんだろうなぁ。

そしてこのときもう一つ、ライスのことを「タブーに切り込んでいく人達」って思ったことを思い出した。
前に、ライスのシチサンがなぜ面白いのかなぁって考えた時、私なりの結論は、タブーに切り込んでいってるから、というものでした。
普通だったら、「これはダメでしょう」「これは無理でしょう」と思われるところに、果敢に挑んでいくからこそ、
斬新で人気のある企画が色々と生まれたんじゃないかなぁって。
今回だって、普通はスター呼ぼうなんて思わないと思う。
ライスには、タブーに切り込んでいってるという意識があるのでしょうか。
きっとないんだろうなぁ。
彼らの中にあるのはおそらく、「面白いか面白くないか」「盛り上がるか盛り上がらないか」という軸だけなんだろうなぁ。
スターが来た時、すごく盛り上がって、感動もしたけれど、でもそれと同時に時の流れも感じてしまった。
スターと岡部さんは、もうそれぞれの道を歩いていて、完全に昔に戻ることはないんだなって。
ライスはシュールだとか言われていて、シュールとはつまり非現実的という意味だけれども、
実は彼らが突き付けてくるのは、残酷なまでの現実だ。
それでも、岡部さんが照れながらも嬉しそうだったので、よかったのかな。

配信用の収録が終わった時、拍手がなかなか鳴りやまなくて、京橋単独のエンディングを思い出した。
あの時もそうだった。拍手が鳴りやまなくて、思わず隣にいたお友達と顔を見合わせて、「すごいね!」って言い合って。

そして最後の最後。
プレゼント抽選も終わって、ありがとうございましたーとみんながハケていって、
最後にライス二人だけが舞台に残って、田所さんがはじけるような笑顔で客席を見てくれて、改めて二人で深々とお辞儀をして。
その時、客席の拍手のボリュームが、ぐっと上がったんだ。
同じだった。
Aage時代の一旦最終回の時と、レギュラー最終回の時のこと、思い出さずにはいられなかった。
でもその時よりも、さらにさらに熱い想いのこもった拍手だった。
まさに、「言葉がなくても届くもの」でした。
言葉がなくても、あのお辞儀だけで伝わってきたし、
私たちの想いも、きっとこの拍手で伝わっているって感じることができた。

終わった後、色んな気持ちが複雑にまざりあって、どうしたらいいかわからなかった。
飛び跳ねたいくらい嬉しくて、でもそれと同時に終わってしまったのが寂しくて、
感情を全身で表現したいくらい楽しくて、でも次はいつなのだろうと考えるとふさぎこみたいくらい悲しくて。
わけわからなくなって、センター街を駆け抜けた。
走りながら、あぁ、籠の城の時と同じことしてる、って思った。
あの時も、すごいもの見た、って思いながら、感情が抑えられなくて、意味もなく神保町駅までの道を走ってた。
またここから始まる。
またここから、4年目が始まるんだ。

1年半もやってなかったって考えると、長かったんだなって思うんだけど、
実際見てみると、そんなに開いた感じがしなかった。
いい意味で、昔の雰囲気そのままだった。
だからちょっと安心した。
寂しくて仕方ないけれど、でもきっといつかまたね、頑張っていればまた会えるから。
ここに来れば幸せが待っているから、また会いに来ればいい、それだけのことだ。

もう何度も言っているけれど、改めて言わなくてもいいくらい明確なことだけど。
ライスのこと、ずっと見続けて来れてよかった。
ライスのこと、好きで居続けて来れてよかった。