甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

2011年ライブ総括&皆様への御礼☆

2011-12-31 21:00:00 | Weblog
本当に、一年が早すぎる……。
光陰矢のごとしと言いますが、矢よりも速かったんじゃないかと思うほどでした。
そんな一年を、ちょっと振り返ってみます。

1月 (5本)
  3日 東京シュール5 田所仁とお正月
  4日 さよなら、絶景雑技団
  5日 神保町花月『寅の微笑み、兎飛べ ~地に足なんてつけてたまるか~』
 14日 神保町花月『ぶす』
 29日 インテレクチュアル・プロパティ

2月 (3本)
  5日 犬の心トリビュートコント集
 13日 ネタ通
 28日 月刊コント2月号

3月 (1本)
 30日 神保町花月『せりざわ君、キミは間違っている。他』

4月 (2本)
  7日 うしろシティ・さらば青春の光ツーマンライブ 『うしろさらばの前向きツーステ』
 20日 KABUTO SP LIVE

5月 (4本)
  3日 神保町花月『武蔵』
 22日 我々はジューシーズ児玉を輝かせたい! ~児玉にやらせたい10の事~
 23日 角座若手開幕シリーズ 第6夜 うしろシティのライブ
 24日 無限大ドキュメント ~関町と児玉が挑んだミュージカルキャッツを追った100日の記録~

6月 (1本)
 15日 ライス単独ライブ『コモク』

7月 (6本)
  6日 ジューシーズ単独ライブ『みんながうらやむメカニック煮』
 16日 しずる池田が歌う
 22日 PRESENTS ~他人が作ったネタをやるライブ~
     週末月灯
 29日 しずる単独ライブ『POWER×POWER』
 30日 needs

8月 (7本)
  7日 ワラサンLIVE
 16日 ライストークライブ『耳愛撫』
 19日 オモロ怖い!怪談漫才&ホラーコント大会 ~怖~い話もやるよ!~
 23日 神保町花月『クリコの指輪』
 24日 木戸哀楽くん
 26日 キングオブコント準決勝
 28日 神保町花月『クリコの指輪』

9月 (2本)
  7日 ドラマ部課外活動
 25日 神保町花月『踊る脳事件 ~奇抜探偵・四条司の苛烈なる雪辱~』

10月 (4本)
 16日 囲碁将棋単独ライブ『湘南オクトーバー』
 25日 神保町花月『こらしめや』
 26日 うしろシティ単独ライブ『ヘラヘラ』
 30日 神保町花月『こらしめや』

11月 (4本)
  3日 文化学園大学学園祭
 12日 関町が歌う
 19日 神保町花月『今宵、』

12月 (3本)
 18日 コントバトルG1
 27日 神保町花月『WE KISS LOVESTORY』
 30日 ライストークライブ『耳愛撫』


今年のライブは、全42本でした。
これだけ見たら、結構行ってるじゃないか、そんなんだから就職決まらないんだって思われるかもしれないけど、
おととしが67、去年が52だったので、めっちゃ頑張って減らしたつもりです。
諦めたライブもたくさんあるんです。特に関町さん冠系は、全部行けなかったりして。
でも意外と行っちゃったかなぁ……。ちょっと反省ですね。
どのライブも面白くて楽しかったですが、特に印象に残ったもの、いくつか挙げてまとめてみます。

<ネタメインのライブ部門>
・さよなら、絶景雑技団
 2009年6月に行われた公演の再演。
 変わるものと変わらない大切なものを実感しました。

・月刊コント2月号
 CS放送で見ていた大好きなライブに、シュール5として出てくれるなんて!!
 コントのキャラクターが、久馬さんによって息を吹き込まれ、コントの世界を飛び出して動き回る姿、とってもわくわくしました。
 そして私にとっては、カリカ林さんをお目にかかる最後の機会となってしまいました。この時はまさかそんなことは思っていなかった。

・文化学園大学学園祭
 アウェイの場所を、自分達の空気にして、笑いをかっさらっていくことのかっこよさ。
 とっても幸せな気分になりました。

・KOC準決勝
 大きな舞台に立ったライス、とても輝いていました。

<企画・コーナーのライブ部門>
・インテレクチュアル・プロパティ
 池田様の恐ろしいほどの振り幅。
 そして、関町さんと児玉さんのシリアスな演技に完全に魅せられ、その後数日間このことばかり考えていました。
 こんなに関町さんが好きになったのは、池田様のせいです。

・犬の心トリビュートコント集
 犬さんのネタを、尊敬している後輩達がカバーするという企画。
 素晴らしい茶番のなかに(笑)、各々の個性が出ていてとても興味深かったです。

・無限大ドキュメント
 関町さんと児玉さん、演技力という才能の最高の無駄遣い

・needs
 笑いすぎて疲れた(笑)
 MCしているライスが心から好きで、そして13期生がちょっと気になり始めました。

・ライストークライブ『耳愛撫』
 シチサンがなくなってから、ずっとずっと楽しみにしていたライスのトーク。
 1回目はKOC準決勝進出の喜びを、2回目はing3位の喜びを。
 偶然にも2回とも、飛躍のきっかけの直後に開催され、喜んでいる二人が見れて、すごく幸せでした。
 今後、もう少し頻度を増やしてくれると嬉しいな。
 月一という贅沢は言わないから、2,3か月に一回はやってほしいです。

<単独ライブ部門>
・ジューシーズ単独ライブ『みんながうらやむメカニック煮』
 去年も思いましたが、松橋さんはお笑いという枠を超えた、総合エンターテイメントに挑戦しているのではないかなと。

・しずる単独ライブ『POWER×POWER』
 しずるには「こうあらねばならない」みたいな固定観念は皆無で、様々なパターンのネタを、とてものびのびと楽しそうにやっているんだということが感じられました。

・囲碁将棋単独ライブ『湘南オクトーバー』
 「狭すぎて窮屈」と言われるほどの(笑)、そんなところ誰が気がつくの!?というほどの狭い話題ばかり。
 でもその狭さが、こんなに多くの人に受け入れられるように変換できるのが、囲碁将棋の何よりの強みなのですね。

・うしろシティ単独ライブ『ヘラヘラ』
 個人的にですが、うしろシティのネタは安定して面白いけれど、爆発力のあるネタはなかなかないなと思っていました。
 そんな中、この単独で見たヤンキーの面子は、元々が面白いのももちろん、そこから後半へどんどん盛り上がっていく形で、これは賞レースでの勝負ネタになるなと勝手に思ってしまいました。
 もちろん賞レースがすべてではないですが、でもさらにうしろシティに強みが出来たと感じました。
 最後の道案内と走馬灯も圧巻。これからがもっと期待なコンビです。

・ライス単独ライブ「コモク」
 震災の影響で延期になってしまい、予定より3か月遅れでの開催。
 それでも、心折れずにいいネタを磨き続けた、お二人の本気が光った気がした。
 「面白かったでしょ?」という言葉、ふざけて言ってた風だったけれど、でも本気だったと思う。
 もちろんだよ、すごく面白かった。
 好きになって幸せです。


もちろんいつもそうですが、今年は特に、一生忘れられない一年になりました。
3月に大きな悲しみがあった後、何かしたいのに何も出来ない、自分の無力さを痛感しました。
そしてその後も、自分の就職がなかなか決まらなくて、ライブに行っている場合じゃない、でもライブに行かなきゃ気持ちがつらくてやっていられないという状況で。
いつ何をしていても、私はこれでいいのか、こんなことをしている場合ではないんじゃないか、そんな思いに常に付きまとわれました。
それでも、ライブに行っている時だけは本当に心から笑えて、気持ちがすっと軽くなって、幸せだと感じることが出来るようになりました。
自分に出来ることなんてどうせなにもありませんが、でも少しでもこうやってお笑いのことを書いていくことで、いつか誰かが楽しんでくれれば、それが一番かなと思います。
その前に自分自身の就職ですね。もう少しだけ頑張ります。
今年も、こんなどうでもいいブログにお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!!
来年も、どうぞよろしくお願いいたします☆

「サニーの日」 12月30日 ライストークライブ『耳愛撫』

2011-12-30 23:00:00 | ライブ感想♪
・どうもー、と登場。
 関町「いや~久しぶりですねぇ。いつぶりだっけ?」
 田所「え~っと……」
 関町「……あ、ライスで~す!!」
 最初からぐだぐだ(笑)

・関町「あ、8月以来ですよね?準決勝が決まって――」
 田所「え?違うんじゃない?」
 関町「いや、そうだよ!3回戦が終わったときに」
 田所「え~!?そうだったっけ?」
 田所さん何にも覚えてないな!!(笑)
 そしてやっと思い出したよう。
 田所「そっか、3回戦が終わって、準決勝に行けるってなった直後だったんだよね。
    じゃあ一応言っておきましょうか。決勝ダメだったんですよ~」
 関町「いや、みんな知ってるよ!!」(笑)

・なんなら審査員席にも座れなかったライス(涙)
 そして、事前番組にもほとんど映り込んでいなかったライス。
 関町「オレ、ジャルジャルさんの近くにいたのに!」(前回参照
 そして田所さんも、わざと舞台袖でかっこつけてバナナを見つめ、よしっ!と立ちあがっていたのだそう(笑)
 関町「それ、バナナがダメだったんじゃない?だって、他の人から見たら意味わかんないもん!」
 田所「『これ食えるかなー?』って?」(笑)

・関町さんに至っては、2700のネタを袖で見て爆笑している姿が映ってしまったと(笑)
 関町「恥ずかしくなっちゃってさぁ。他の芸人のネタ見て笑ってるなんて」
 うーん、確かにそうなのかもしれませんが、でも私はその姿も素敵だななんて思っちゃいました。

・関町「だから、今年テレビ出てないんですよね」
 厳しい現実……(涙)
 田所「爆笑ばちーんんんがあったじゃん!!」
 関町「うるせぇよ!!」
 それはダメ(笑)
 田所「うるせぇってどういうことだよ!?」
 関町「いや、今みんな笑ってたじゃん。そういうことだよ!!」
 田所「(笑)あの番組、いつ終わったのかも知らなかった」
 ふわっと始まって、ふわっと終わった番組だったと(笑)
 でも、あそこでのライスは結構いい評価だったと思うんですよねぇ。
 あんまりいい番組とは言えませんが、そういう意味では、もっと続いてほしかったな。
 色々な先輩芸人さんにライスのことを見てほしかった。

・つい数日前に行われた、ingというイベントの話に。
 ライスは、「来年ブレイクしそうな芸人」の投票で3位に。おめでとうございます!!
 その発表の時の話。
 10位からカウントダウン方式で発表していって、4位のジューシーズが2700票くらい、そして3位のライスが2900票くらい。
 喜んでいたけど、2位のパンサーが6000票、
 そして1位のエリートヤンキーは……10000票!!もうダントツ。
 関町「ちょっと、さっき喜んでたのが恥ずかしくなっちゃったよね」(笑)
 それくらい圧倒的な票数だったと。
 (こちらに詳しい票数がありました。ありがとうございます!)
 田所「もう、3位以下なんて団子よ」
 関町「10000票なんて、どういう手法を使ったんだろうね?」
 「手法」(笑)

・関町「俺らなんてあれでしょ、『1位になったら面白い枠』でしょ!?」
   「俺らとトンファーはそうなんだよ!!」
 トンファーに失礼です(笑)
 そしてこのランキング上位5組は、記者会見に出席させてもらえたのだそう。
 (その記事がこちらですね!ナタリーさんいつもありがとうございます!)
 田所「でも、記者会見なんて全然慣れてないからさ」
 関町「そうなの!緊張しちゃって」
 慣れてないあまり関町さんは、床に置いてある記者さん達のボイスレコーダーをずっと踏んでしまっていたのだそう。
 関町「あのレコーダー、多分ぼふぼふって音しか入ってないよ」

・でも3位嬉しかった、投票ありがとうございますと。
 関町「ねぇ~、みなさんの右手を使っていただいて」
 田所「右手って(笑) わかんないよ、足かもしれない」
 そう言って、足でだるそうに投票するジェスチャーをする二人(笑)
 
・ingでの田所さんの出番は、私服ダサい芸人のファッションショー。
 ライスは神保町があって、田所さんがいつ着けるかわからないため、ファッションショーの中でも一番出番が遅かったそう。
 田所「だから、出た時に「来たー!!」って」

・私服センスある芸人さんが、ダサい芸人さんをプロデュースするということだったそうなのですが、田所さんに用意されたのは和服!
 (こちらもナタリーさんに写真がありました
 関町「だからさ、もう手足のダメさを隠すには、和服しかないってことじゃない?」
 田所「そう、手足が短いから、和服が似合う体型なんだろうね」
 関町「こんなずんぐりむっくりなの」
 今神保町の稽古で、LLRさんと一緒のライス。
 そこで、田所さんと伊藤さんが並んでいるのを見て、
 関町「オレと福田さんに、なんて呼ばれてるか知らないでしょ?『骨太―ず』って」
 思わず肩を落として笑う田所さん(笑)
 関町「『ここに押見さん入ったら完璧なのになー!』って」

・そして関町さんが、かたつむり林さんの書いた、劇団たけしという寸劇。
 なんと、到着してから出番まで5時間待ち?だったそうで
 関町「だから、もう出ていくとき緊張しちゃってさぁ」
 そんな関町さんを田所さんが追求。
 この寸劇は、ギャングの戦いみたいなやつで、関町さんはそのボス役。
 なのに、登場してきたときに歓声が上がって、それが嬉しくなってニヤニヤしちゃった関町さん(笑)
 これを田所さんが再現していたのですが、もうおっかしくて!!
 歓声が上がった瞬間、下を向いて、「わぁっ」と顔が変化したのを必死に隠してる感じが(笑)

・その寸劇は、林さんがたけしさんの昔のキャラ?で登場するんだけど、お客さん若い子ばっかりだから、みんな知らなくて全然ウケない(笑)
 関町「出オチが全然ウケないから、もうおかしくなっちゃって」
 にやにやしながらやってたそうです。

・田所「おまえさあ、最近、てっぺんだけ茶髪にした?」
 え~!?なにそれ!!(笑)
 しぶしぶ?認める関町さん。
 なんでも、最近白髪が生えてきたそうで、
 (田所「え~……」←引いてる)
 その白髪染めをお母さんの美容室でやてもらったそう。
 ところが、お母さんが色を間違えて茶色っぽくなった上、染めてる途中で他のお客さんが来て、そちらを先にやっちゃったから、どんどん色が入って行っちゃったと。
 で、田所さんが関町さんの髪をわしゃわしゃしながら、「うわ、ひどいよ!」と。
 その通り、うしろを向いて、頭を光の方に向けてみると、本当にてっぺんだけ茶色!
 「うわー」と引く客席(笑)
 関町「プリンみたいになってるってこと?」
 田所「いや、逆プリンだよ。上だけプリンで、下全部カラメル」
 聞いたことない(笑)
 早くちゃんとした黒に染めなおさなきゃ、と思っている関町さん。
 関町「だってさぁ、コントやる時とか、邪魔じゃん?」
 客席「邪魔?」
 関町「いや、キャラがあるからさ」
 コントがあるから、キャラが固定されちゃうのは嫌らしいのです。
 なんか、当たり前のことかもしれないけど、この人の最優先事項はやっぱりコントなんだなぁって、かっこいいなって思った。

・そう言えば、昔関町にキャラをつけようと必死になっていた時期があるライス。
 関町さんの背中に羽を生やしたり、シルクハット被ってステッキ持って、チャップリンみたいにしたり……。
 思い出し笑いで爆笑している田所さん(笑)
 田所「当時は本気でそういうことやってたからね!!」
 でも時々、関町さんはキャラをつけたいなと思う時がある。
 そうすれば、ライブでもテレビでも、そのキャラに合ったことをしゃべればいいから楽じゃないかと。
 田所「でも、チャップリンのキャラだったら喋れねーじゃん!!」(笑)

・前回からの4カ月、ほとんど何にもなかったよねと。
 田所さんは、誕生日があったけど、なんならその時も何にもしてくれなかったと。
 関町「えっと、何日だったっけ?11月――」
 客席「え~っ……」
 田所さんは「あ~っ」という顔をして、客席に向かって
 田所「うわ……やっちゃったね?」(笑)
 いや、覚えてる覚えてる!と必死に弁明する関町さん。10月28日ですね。
 関町「じゃあさ、オレの誕生日覚えてるの?」
 田所「……。」
 関町「てめぇ!!」(笑)
 となりつつも、もちろんちゃんと覚えてました。
 田所「3月2日でしょ?」
 関町「そう、サニーの日!!」
 こうやって語呂で覚えてるのだそう。
 関町「だからさ、仁の誕生日も、11月28日だったらいいなって思ってたの。そしたら、いいニヤニヤの日、みたいな。そうやって覚えられるなって思ってたら、11月だって覚えちゃったの。でも一回そう思ってから、あっ10月だってすぐ気付くから」
 田所「……すーげぇ喋るなぁ」(笑)

・誕生日、ライスは神保町があって、田所さんは何も言っていないのに、
来た芸人さんに突然「ありがとうございますー!わざわざ買ってきてもらっちゃって」といって私物をもらうというノリをやっていたのだそう。(こちら参照)
 みんな忘れていて、私物を取られて「ちょっとー!」みたいになっていたのだけど、
 松橋さんだけは、「ごめん、忘れちゃってた」と。
 そして、その日たまたま自分用に買っていたマフラーを、「これあげるよ」とそのままプレゼントに!
 松橋さん素敵だなぁ!
 田所「……でも、そのマフラーなくしちゃったんだよね」
 客席「えぇ~っ!?」
 さいてー(笑)
 更に、その時の神保町で一緒だったグラビアアイドルの田代さんが、「ごめんなさい、知らなかったんです」と言って、
 次の日に下着をプレゼントしてくれたのだそう!
 田所「……それ、神保町に置いてきちゃった」
 さいてー(笑)
 結局、置き忘れたことにすぐ気付いて、その日のうちに神保町に一応電話して確保しておいてもらったそうなのですが、田代さんには忘れたことがバレてしまったそうです。あーぁ。

・関町「ダメだよそういうの!女性は、こういう人嫌ですよね。だから彼女できないんだよ」
 結構言葉端折っていますが、でも本当にこんな感じのこと言ってて、関町さんものすごい角度に話進めるなぁって。
 だって、この話から彼女出来ないに連想した人、会場の中にほとんどいなかったと思うよ!!
 関町さんがだから彼女できないって言った時、お客さんそんなに納得してなかったよ(笑)

・田所「オレ、別に彼女ほしくないもん」
 関町「いや、そりゃウソだ!!それは卑怯だよ!!」
 田所「なんでだよ、ホントだって!!」
 こうして、仁は彼女欲しいくせにカッコつけてるんだと言う関町さんと、本当に欲しくないんだと言い張る田所さんの言い争い勃発
 田所「お前はどうなんだよ!?」
 関町「オレは、ほしい!!オレは彼女ほしいよ!!」
 いさぎいいなぁー(笑)
 田所「彼女ほしいのにいないんだったら、お前の方がかっこ悪いじゃん!」
 関町「お前、それはずるいぞ!!」
 あー言えばこー言う二人(笑)
 田所「だって、オレが彼女ほしいって言ってるところ見たことある?楽屋とかでも言ってないじゃん」
 関町「だからこそ、ガチっぽいじゃん」
 田所「言わないからこそって?(笑)」

・今欲しくないだけで、後から欲しくなるかもしれないと言う田所さん。
 そこからしばらく、田所さんの結婚観の話になったのですが、やっぱり理想は同級生じゃないかと。
 マンガみたいに、隣の家に住んでるような?
 関町「よくあるやつね。『誰もお前のハダカなんか見たくねーよっ><』って」
 この一瞬だけの、一言だけのセリフが本当に上手くて!!関町さんって本当に何でもできるんだなぁ。
 田所「例えば、20代の後半になってから出会った人とってなったら、出会ってから結婚するまでのスパンが短すぎるじゃん!」
 あー、これは確かに納得できるかも。
 田所「だからみなさん、同窓会とか大事にした方が――」
 関町「そうですね。……まぁ、俺らが恋愛の事語ってもね、何お前らが言ってんだみたいな」(笑)
 それにしても、同級生がいいという田所さんの話を、高校の時の同級生と5年付き合っていて、別れた後も4年間も好きで居続けて、諦めきれなくて、クリスマスの夜にヨリを戻そうとしてこっぴどくフラれ、その後結婚するからもう電話かけてこないでと言われてしまった関町さんはどんな思いで聞いていたのだろうかと思うと、なんか……心が痛い(笑)
 いやしかし、改めて文字にしてみると、全体的にとんでもないな(笑)


・こんな感じでトークは終わり、前回と同じようにロケ企画のVTRに。
 前回の耳愛撫終わりで、ライス二人にやってほしいことを募集したところ、いくつかメールが届いたそう。
 そのうちの一つ。
 「50人で鍋をしたいのですが、その鍋を探してきてください」
 関町「イタズラでしょこんなの!!」
 ということで、探してきたVTRを見ていくことに。
 黒い上下の服を着たスタッフさんがモニターを運んでくるのですが……。
 あれ、どこかで見覚えがある人が!?
 関町さんが「ちょっと!」と、その人のサンバイザーを取ると、囲碁将棋根建さん!!

・関町さんは最近、よくいごしょのトークライブにゲストで出ている。
 根建「なんなら最近は、呼んでないのにくる!」(笑)
 そこで、根建さんがその代わりに今回来るということになったそう。
 関町「ずっと前から、『関ちゃん、今度耳愛撫行くから』って。そしたら本当に来た!」
 ということで、根建さんも一緒にロケのVTRを見ていくことになりました。

ここからはVTRの内容をざっと。

・今回二人がやってきたのは、浅草かっぱ橋。
 業務用の調理器具とか、看板とか、お店をやるためのものがいっぱいそろっているところでした。
 ここで50人用の鍋を探します。
 関町「絶対ウソだろ、そんなの!いたずらだって!」
 田所「じゃあお前は、お客さんがウソついてるっていうのかよ?」
 関町「……。」

・最初に訪れたのは、業務用のナイフとか、包丁とかが売っているところ。
 田所「ほら、こうやってね、小さめのものから、人を殺すものまで……」←ダメです

・色々な看板が置いてあるお店では、でっかく「亭」と書かれた看板を見つける。
 関町「お店やるときにさ、『あと「亭」だけたりないんだよな~』ってって時に…」
 田所「そんな時ある!?」

・駄菓子屋さんでは、ペットボトルいっぱいに入った、麦チョコボールを発見。
 なつかしいなー!!
 あまりの懐かしさに、このライブの帰りに無印で麦チョコ買って帰りました(笑)

・他にも、うまい棒30本入りパックを発見。
 それと、うまい棒をスライスして食べられる器具みたいなのも売ってました。
 あれ前から知ってて、少し気になってます。

・二人が何気なく歩いていると、何か違和感に気付いて振り返る。
 その下には……おおきいエビのお寿司!?
 VTRを見ていた根建さん、
 根建「これは置いたな!!これはわざとだろ!!」
 田所「いや、本当なんだって!!」

・このお店は、よく飲食店の店頭とかにある食品サンプルを作っているところ。
 さっきの大きなエビのお寿司も、ここで作ったもののよう。
 食品サンプルの製作体験が出来るということで、ライス二人も挑戦してみることに。

・教えてくれるお姉さんと、もう一組の女性二人組と一緒に体験。
 レタスとエビのてんぷらを作っていたのですが、これが本当にすごくて。
 お湯?の中に、ロウを流し込み、薄く広げた後、一気にお湯にくぐらせると、一瞬で鮮やかなレタスが完成!
 関町「すごいですね、食べられそうですよね!」
 先生「いや、食べられないですよ」

・で、これをやってみる二人なのですが、なんかいびつだったり、レタスを巻くのが上手く行かなかったり。
 田所さんに至っては、なぜか手持ちのハンドバッグみたいになってしまう。

・先生がロウを流し込むときに「もっと出しちゃっていいですよ」とか言うのを聞いて、
 「セックスアピールだ!」と興奮する関町さん。
 田所さんは、「もっと入れちゃっていいんですか?」「こんなに出してるのに?」などとギリギリの発言。
 もうなんか…やってることが中学生(笑)

・そして、目的の鍋を探しに。
 入ったお店には、大きな調理器具がいっぱい。
 大きなしゃもじを手にする田所さんを見て、
 関町「ポストヨネスケ」

・そして、そのお店で大きなお鍋を見つけました。
 浅釜というところ。
 買わないなんて言わないよね?と、さりげなくいたずらを制して終わったVTRでした(笑)



その後はプレゼント抽選。
二人が作った食品サンプルをそれぞれ2名様に、
それ以外の方にはロケ中の写真をプレゼントでした。

最後に関町さんからのご挨拶。
関町「来年、ライスも囲碁将棋も飛躍の年に出来たらね。
   来年もきっと、面白いことが待ちうけてると思いますので、温かく見守って頂けたらと思います。
   本日はどうもありがとうございました!良いお年を~!!」


あぁ、もう、本当に楽しくて幸せだった。
終わった時からずっと、楽しすぎて体の力が抜けて、なんだかふらふらしながら歩いてました。
今回思ったのは、出来ればライスはずっと変わらず、このままでいてほしいなぁということでした。
私は元々チュートリアルのファンだったのですが、
私が彼らのことを好きになった時、彼らはもう「友達」ではなくなっていました。
幼馴染コンビで、友達から始まった二人。
でも、相方というのは、友達とは違うようで。
福田さんが「友達だった頃に戻りたい」と言っていたのを聞いたことがあります。
一緒にご飯食べたり、出かけたりするなんてもってのほか。
ついには、二人が一枚の色紙にサインをする時、福田さんが徳井さんからペンを受け取る時に、絶対に手が触れないように気をつけるそうです。
そこまで気になるものなの!?(笑)
一般人には到底理解しづらい、相方という特殊な関係のことを、彼らから初めて知りました。
で、その後ライスに出会ったわけですが、この方々は、まだ友達段階なんだなと、そう感じていました。
いつか、チュートみたいに相方になるんだろうなと。
……でも出来れば、ライスはこのままでいてほしい。
相方には変わりないけれど、出来るだけ友達に近い相方でいてほしい。
今回のトーク見てて思ったんです。
誕生日を覚えているかどうかで一喜一憂したり、彼女ほしいんだろ!?って言い争うなんて、
普通のお笑いコンビ、普通の「相方」の関係では考えられないんだろうなぁって(笑)
まるで高校生の友達同士みたいで。
こういう話をしている二人が好き。
こういう雰囲気の二人が好き。
だから、時が経っても、出来ればずっと変わらないでほしいなって思います。
どちらかが持ってくるエピソードをどちらかが聞いている、という形じゃなくて、
一つのテーマを一緒に話していく、ライスのトークが好き。

関町さんの最後のあいさつ、素敵だった。
でもね、見守るのもいいけれど、もう一歩深いところで。
いつか、頂上からの景色を、一緒に見たいんだ!
一年間、大好きなあなた達をたくさん見られて、幸せでした。
今年一年、本当にありがとうございました~!!

神保町花月 『今宵、』

2011-12-12 23:50:42 | 神保町花月
だいぶ時間が経ってしまったのですが、少しだけ感想残してみることにします。
申し訳ないのですが、ほぼライスのことしか書いていません。
いつもの通り、あらすじは楽屋裏ブログにお任せし、好き勝手つらつらと。

今回のお話は、ストーリー自体はなんというか実がなくて(笑)、ただただ同じところを延々とループしていくという。
でも、その時間感覚失われる感じが、今の私にはとても心地よかったです。
頭の中空っぽにして、色んなこと忘れて、自分自身も夢の中にいるような気持ちで見てました。
なんだか今は、サクセスストーリーやハッピーエンドは見たくないという、ゆがんだ精神状態だったので(笑)
加えて、ただただ麻雀やりたいというちょっとダメな感じが、とても気楽に見れました。

ライス中心の話になってしまって申し訳ありませんが、結局やっぱり、神保町の話になると関町さんに尽きます。
今年のライスが出る神保町は、全て関町さんが主演で、
なんならグランジ班でもジューシーズ班でも、なぜか関町さん主演という異常事態で(笑)
それはもちろん嬉しい限りだったのですが、今回こうやって、久しぶりに2番手で動いているところを見るのもとても楽しかったです。
家城さんに振り回されながらも、結局言うとおりにしてあげる優しいところも。
そして黒木さんの夢を叶えてあげようと必死になるところも。
2人のシーン、本当に良かったなぁ!
黒木さんがもうすぐ死んでしまうと言いだした時の、あの沈黙があってからの関町さんの「……え?」がたまらない。
咳込んでお茶を飲むところの意味合いが、全く変わってきてしまうのも見もの。
それなのに、話として重苦しくならないところは本当に微妙なさじ加減なんだろうな。
そして、黒木さんのブログを拝見して、なんだかぐっときました。
重い思いを誰にも言わずに一人で抱え込み、最後まで「やるんだよ!!」と必死に麻雀を実現させようとした、
人の良さみたいなのが自然とにじみ出てくる関町さん、すごくいい2番手だったと思います。

田所さんは、これもまた、こういう田所さん久しぶりに見たなぁという感じで。
女の子とラブラブ、といった感じは、最近は関町さんの専売特許のようになっていたので(笑)
いつぶりか考えてみたら……10年計画ボーイズ以来??
関町さんには強気でいけるのに、彼女にはでれでれで気持ち悪くなるところ、とってもよかったです(笑)
もっとそういうシーンあってもいいくらいでした。

そして今回とてもわくわく・ぞくぞくしたのが、何度もループされるシーンの掛け合いでした。
特に一番好きだったのが、田所さんがせっかく彼女を連れてまで戻ってきたのに、一人足りないということを知って怒りだすところ。
「今一人足りないんだよ」
「はぁ!?どういうことだよ」
という、ライス二人の応酬のところ。
このシーン、結局3回行われたと思うんですが、全く同じように、まるで映像を流しているかのように演じられる二人を見て、ぞくぞくしました。
お芝居なのに、映像のようにまるっきり同じに再生できるところ。
加えてなんというか、無機質な感じがすごくよかったです。
まるで感情や温度が感じられない、淡々とした演技。
感情を爆発させて激昂するシーンだって上手い二人なのに、あえてそれを押し殺して、まるでロボットみたいに演じられるところ。
今まで気付かなかったのですが、私はライスのこういう無機質なところが結構好きなんじゃないかと、今更思うようになりました。
例えば、セリフを一文字変えてみようのネタでの、あの淡々とセリフを言っていくところとか。
そして例えば、転換のネタで何度も繰り返される、「今月厳しいんだ来月でもいいか?」「お前先月も同じこと言ってたからな」の応酬。
こういうライス、好きだなぁ。
改めて、振り幅の広い人達だと実感しました。

色々な意味で「久々」が多いお芝居でした。
とても楽しくて、そして本当の夢みたいな雰囲気が心地よかったです。