甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

キングオブコント2012 総括

2012-09-30 23:17:45 | お笑い全般
今年もやります、KOC総括。本当に楽しかったです。
毎年そうですが、以下好き勝手に書いていきます。
よろしくお願いします。


今回とても思ったのが、芸人さんと、一般の人の好みって違うのかなぁっていうことでした。
あまり型にはめるような考え方は好きではないので、自分自身もそうしないように普段から気をつけているのですが、
でも今年はなんだか、それを強く感じずにはいられなかった。
というのは、トップリードは去年も今年も、結構一般の人の評価は高くて、「なんでトプリがあんな点数……」
と言っている方を多くみかけたからです。
私自身も、そう思いましたし。
なのでこうなると、結局好みなんじゃないかって思えてしまうのです。
トプリはとってもドラマチックで、どんどん展開して行って、最後はきれいに収束するみたいなストーリー性あるコントが魅力的だけれども、
でもそういう要素を、芸人さんは求めてないんじゃないかなぁなんて。
これはあくまでも私の勝手な憶測ですが、芸人さんはテレビのバラエティとかに出るようになったら、
じっくり自分達に時間を割いてもらえることなんてなくて、瞬発的なコメントが求められるようになる。
だからみんな、そうやって、一瞬で自分の空気にできるようなワードとかフレーズとかに重きをおいているんじゃないかなぁ。
なんて、そんなことを思ってしまいました。
ただ、去年に引き続いて今回も、私はトプリ本当に面白いと思ったし、
たっぷり4分っていう時間がないとできないコントを見せてくれてよかったと思います。

そういう点では、さらばは芸人さんに受けそうなネタを選んで、
きっちり照準を合わせてきたんだなぁという感じがしました。
そう言ってしまうと他のネタは面白くないみたいな言い方になってしまいますが、そういうことではなく。
正直に言って、私はこの2本のネタは、ちょっとしつこいかなぁと思って若干苦手な部類に入るんです。
(ちなみに私がいちばん好きなさらばのネタはこちら。)
でも、きっちりハマるネタを作り上げてきたんだなぁと。
「なゆた!なーゆーた!!」とか、「いたとん!!」とか、
思わず言ってみたくなるフレーズもりだくさん(笑)
そして、私がさらばで好きなところは、森田さんはコントっぽくていかにも面白い演技をするけれども、
東口さんはブレずに、淡々と自分のポジションを貫いて演技してるところだったりするので、
1本目の平然と単位を振っていくところとかわくわくしたし、
2本目で、東口さんがニヤッとしたところで笑いが起きて、なんだかすっごく嬉しかったなぁ(笑)
終わった後、お二人の「また2位だった」ってツイートを見て、思いだしちゃった。
6年ほど前、そういうコンビいたよー。
関西の賞レースでずーっと2位ばっかりで、同期のフットボールアワーにずーっと1位取られてて、
でも最後にM-1っていう大きな舞台で逆転した人達がいたよー。
優勝も夢じゃない場所にいるよね、って強く思う出来でした。

しずるを見ていて、本当に、ネタ選びの難しさを感じてしまいます。
考えてみたのですが、歴代の優勝者の人達って、2本を同じような系統のネタでそろえてきているのかなぁと。
そんな中でしずるは、2本とも全然系統の違うものを持ってきていて。
こんなに色々なパターンのネタができるっていうことはすごく強みだし魅力だと思うのですが、
KOCという舞台では、なかなか加速がつきづらくて、どうしても2本目が期待に対して低くなってしまうのでしょうか。
ただ、どちらも本当に面白かったと思います。
1本目は単独で見たのですが、多分その時には10分くらいやっていたものを、ぎゅっと4分にまとめて。
ネタの世界観は失わないまま、ここまで賞レースに向けてしっかり改良できるのってすごいと思う。
あと、ネタ終わりに松本さんもおっしゃっていた通り、絶対に間違えられないネタですよね。
それを生放送の大舞台でやるというのはとても勇気がいると思いますが、それだけ自分達に自信があるんだろうなと。
2本目は、また1本目とのギャップがすばらしい(笑)
世界観たっぷりのネタと、古典的な笑いを追及しているネタという(笑)
もうね、しずるはネタが面白いことと、技術があることは周知の事実だと思うので、
後はなんというか、有無を言わせないほどの勢いだけだと思う。
それをどう追及していくのか、その過程を見届けたいです。

その、有無を言わせないほどの勢いで、一気に優勝まで駆け上がったバイきんぐさん。
ネタの元々が面白いのはもちろんのこと、二人の間とかテンポとかがもう、
完全に会場の空気をつかんでいましたね。
「なんて言えばいい!?」なんて、あの空白の長さが少しでもずれていたら全然違うと思う。
お笑いって、同じネタをやっていても、その日の雰囲気にだいぶ左右されてしまう。
前見たときはおもしろかったのに今日はなんか…って時も結構ある。
それをつかめたというのは、やっぱり今まで16年間積み重ねてきたものがあるからなんだろうなぁ。
本当におめでとうございました!!

そして最後にうしろシティ。
もうとにかくね、素晴らしい結果だったと思います。
ちょっとこのインタビューを参考に色々書かせてもらいます。
この中で「あのネタやらないの?って言われるかもしれない」っておっしゃってますが、
もうまさに、まさにそれを思っていました。
6月の単独の時に、美容室のネタが本当に面白くて、楽しくて、斬新で衝撃的で、
そして、この後にも色々なライブでこのネタをかけていると聞いていたので、
私はもう、これを準決勝に持ってくると信じて疑っていませんでした。
ところが準決勝でやらなかったと聞いたので、正直に言って、
「なんでー!?もったいない!!」と思ってしまって。
でもその理由が、このインタビュー読んでわかった気がする。
私は、『変幻自在のコント職人』(by新進気鋭)ってキャッチフレーズの方が彼らを的確に表していると思うんだけど、
KOCでは『学生服の泣き虫ボーイズ』っていうキャッチフレーズにしたことの通り、
今回は、こういうコンビですっていう名前を売っていくステップだったのかなぁと。
私、今回のKOCを見た後に色々と検索していたのですが、
びっくりしたのが、世の中の人って、案外コンビ名とネタを結び付けられないんだなぁって。
特にうしろシティなんて、2本とも同じ系統でそろえてきたのに、
それでも「どんなネタやってた人達だっけ?」って言ってる人がいて。
まぁ、コントって「はいどーもー、○○でーす!名前だけでも覚えて帰ってくださーい!」
という段階がないので、普段からお笑いを見ていない方には無理もないのかもしれませんが。
とにかく、そういう風に、普段自分達を見ていない人達に向けてやるわけだから、
2本の雰囲気をそろえてきたのは、どういう人達なのかを出来るだけ印象づけるという戦略だったのかなぁと。
その点では、最高に結果を残したと思います。
無駄のないストーリー運び、愛されるキャラクター、
金子さんの自由奔放さ、阿諏訪さんのキラーフレーズ。
特に、「知らないもので知らないものを作るなー!!」と、
「今が変われるチャンスなのかもしれない」がハマったのは嬉しかったなぁ!
今回、自分達のことを知ってもらい、多くの人を味方につけるということは成功したと思うので、
次はぜひ、学生服だけじゃないんだってところを見せて行ってほしいなぁと思います。
美容室以外にも、最近の2回の単独を思い出しただけで、
あのネタやってたらどうだっただろう、このネタも決勝の舞台でやってるところが見たいなぁと、
どんどん思い浮かぶほどいいネタがたくさん。
実際に披露したネタは2本だけども、それ以外にも十分戦えるほどのストックがあるからこそ、
決勝という大きな舞台に進出できて、そして輝けたんじゃないかなぁと思います。
軽々しく来年とか言うのも無責任ですが、でもこの二人ならきっと大丈夫な気がする。
今年、確実に打った布石を大切にしながら、
来年、彼らの新しい面を決勝の舞台で見せつけてくれるのを、楽しみにしています。



順位をつけるものである以上、どうしても勝者と敗者ができてしまうのは仕方ないことで、
そしてどうしても納得できない評価があることも仕方ないことだと思う。
こんな低い評価なわけないのにな、って思うことだってある。
だけど、コントって本当に多様だから。
どんな衣装にするか、どんなセットにするか、どんな演技にするか、どんなセリフに、ストーリーにするか。
人それぞれ好きなコントの形がある。
きっと、今大会を見た人、それぞれの個人的キングオブコントがいると思う。
今回、たとえ評価が低くて、残念だと思っても、その人が好きなものを信じて行けばいいと思う。
だから、どの芸人さんも、どのファンの方も、なんら恥じることも、落ち込むこともないと思います。
響くべき人には、きっと響いていると思います。
例え一人でも、このコンビ初めて知ったけど面白いなぁ、
DVD借りてみようかなぁ、ライブに行ってみようかなぁって、
そう思っていたら、それが何よりの収穫なのではないでしょうか。
……なんて、8月後半から9月の頭まで、尋常じゃなく落ち込んでいた人間が言うことではありませんね(笑)


色々と思うところはあるけれど、決勝進出者発表の直後に、夜ふかしの会・砂川さんが言っていた
『本当に夢と希望がつまった大会なんだ』
って言葉がすべてだと思う。
今年も本当に楽しかったです。
全ての出場者のみなさん、本当におつかれさまでした!!




キングオブコント2012 [DVD]
クリエーター情報なし
よしもとアール・アンド・シー


私とライスとうしろシティ

2012-09-16 00:21:09 | お笑い全般
うしろシティ、KOC決勝進出、本当におめでとうございます!!
本当に嬉しかったなぁ。
それと、ツーマンやったり、DVD出すタイミングも同じだったりと、
かねてからなにかと一緒に動くことの多かった、さらば青春の光とも同時に決勝に行ったというのも、なんだか感慨深いですね。
KOCのCMみたいな番組で、発表の瞬間のお二人の姿を見て、ちょっと泣きそうになっちゃいました。
ということで、せっかくの機会なので(?)、私とうしろシティの出会いについてちょっと書かせてもらおうかなぁなんて。
あの、ここから、本当にどうでもいい話を書きます。
なので、最後まで読み終わっても「だからなんだよ!」と言わない方だけ、先に進んで頂けますようお願いします(笑)
あと、なんかリズムがいいのでこんなタイトルにしましたが、ライスのことはほとんど書きませんのでご了承ください(笑)

そもそもの私とうしろシティとの出会いの原点は、今から約6年前にまで遡ります。
2006年9月のオンエアバトル。
そこで、ナナイロというコンビがオンエアを獲得しました。
全国餅つき選手権大会という、斬新な設定のとても面白いコント。
そしてそのネタで、初登場オーバー500という、華々しいデビューを飾りました。
次のオンエアの上京の見送りも、とっても面白かったんです。
私はすっかり彼らのファンになってしまいました。
とは言っても、その頃の私は17歳。
まだ自由にライブに行けるような感じではなくて、オンバトの放送を楽しみにするしかなかった。
ところがナナイロは、それから4連敗を喫した後、解散してしまいました。
もっとネタ見てみたかったなぁ。
すごく残念でしたが、だからといってどうすることもできず、次第に彼らに対する興味は薄れて行ってしまいました。

時は流れ、2009年の10月。
ある日の深夜、私は「爆笑トライアウト」という番組をぼーっと見ていました。
(一時期、オンバトの体制が変わってたんですよね)
その日の放送はどうにもハマるコンビが少なくて、なんだか段々飽きてきてしまって、
携帯をいじりながら流し見。
そんな私の耳に飛び込んできた、ネタ前のアナウンサーさんの煽りコメント。
『ドラマチックコントで、前に出ろ!うしろシティ!!』
…普段、そんなこと思わないんです。
ところがこの時だけなぜか、このコメントがすごく癪に障るような感じがして。
「ドラマチック(笑)コントとか(笑)もうその枠の芸人さんはいっぱいだよ(笑)」とか思ってました。
今思い出してみても、なんで自分があんなにひねくれていたのかわからない(笑)
まぁとにかく、そんなことを思っていたんです。
でも、いざ彼らのネタが始まると、もうすごかった。
斬新な設定で、最初から一気に引き込まれて、そして予想を裏切る鮮やかなオチ。
まさに「ドラマチックコント」としか言いようがありませんでした。
(ちなみにこの銀行強盗のネタ、また見たいと思ってるのにその後見る機会が全然なくて、ちょっと残念…)
「すごいコント見た!」と、あまりにもテンションが上がりすぎた私は、他の人の評判が気になり、
普段ほとんど見ない某掲示板をのぞいてみました。
そしたらそこに、一人の人がこう書き込んでいた。
「うしろシティの覆面かぶってる方を、どこかで見たことがある気がするんだが…」
それに対するレスは、なんと、
「ナナイロ」
「元ナナイロの金子」

……もう衝撃的でした。
私がかつて好きだったナナイロ。
そのコンビを解散した金子さんの、新しいコンビが、うしろシティだったんです。
まぁ言っても、大した話じゃないですよね。
私の好みのネタをやってくれてたコンビが、新しく組んだコンビも、私好みのネタだったというだけの話。
ただ、金子さんがコンビを組み直していたことも知らなかったので、すごくドラマチックに感じてしまったんです。
何にも知らなかったのに、またここで出会えた、また再会できたって。
私はすぐに勘違いをするので、「あぁ、これは運命なんだ……」と思っていました(笑)
そして、そのまま、うしろシティのことを色々と検索。
すると、2日後に彼らが出演するライブがありました。
で、なんと出演者の中には、たまたまライスの名前もあったんです!
私は頭がおかしいので、「あぁ、これはやっぱり運命なんだ…行けってことなんだ……」と(笑)
(その時に行ったライブがこれでした)
おそらく、後にも先にも、知って2日後に、そのコンビを見ること目当てでライブに行くことなんてないだろうな(笑)
まあ、ライスがいたからなんですけどね。

そこから、ライスをメインで追いつつも、ちょこちょことうしろシティのライブにも行くようになりました。
でも見て行くうちに、だんだん印象が変わっていって。
初めて見たネタが、オチでどんでん返し、みたいな感じだったので、他のネタもそうなのかと思っていたのですが、
そうではなくて、むしろオチで全部持っていくようなものは特殊でした。
それよりも、全体のストーリーや感情で動かされるような感じ。
ポップでハートフルで、言ってしまえばベタなところもあるけれど、絶対にそれだけでは終わらない、
新しい切り口の見せ方と、端々に光るキラーワード。
売れてほしい、というよりも、きっと売れるでしょう、という人達。
売れるかなぁ、というよりも、売れなきゃおかしいよ、と思ってしまう人達。
だからそれが評価されて、とっても嬉しい。

片や、かわいらしくて、華があって、ポップでハートフルなコントが基調で、
事務所にもメディアにも推されに推され、
先輩たちにも「うしろシティはどうせ人気なんだから」とやっかみ混じりのいじり方をされ、
一世一代の大きなチャンスをつかんだコンビ。

片や、 ビジュアルも微妙だし、華もないし、ブラックやホモネタコントが多くて、
事務所にもメディアにも徹底的に推されず、
同期たちにも「ライスはいつになったら売れるの?」といういじり方をされ、
なかなか賞レースでチャンスをつかめないコンビ。

こうやって並べてみると、何から何まで正反対ですね(笑)
ただ、最大の共通点は、
二組とも感情に訴えてくる、素敵なコントをしてくれるってこと。
他の人にはできない、彼らにしかできない、素敵なコントを見せてくれるってこと。
どちらを応援しているのも、とっても楽しいです。

うしろシティは、非吉本の東京界隈のライブに通ってる人なら、大体みんな好きなんじゃないかって思ってしまうほどの人気者。
そんなライブシーンの人気者が、お茶の間の人気者になるチャンスが、ついそこまで迫ってきてるのかもしれない。
さぁ、ドラマチックコントで、前に出ろ!


「オシャレが止まったよ!」 9月4日 ライスのシチサンLIVE

2012-09-06 01:35:21 | ライスのシチサンLIVE
前回の復活から2ヶ月。
一回きりの復活じゃなくて、またやってくれることが本当に嬉しくて、
わくわくしながら渋谷に向かっていました。
本当に自分の気の持ちよう次第なんだけど、シチサンがある日は、
街がきらきらしてるように感じてしまいます。

考えてみれば、レギュラー時代のシチサンの時って、リピート配信があったからすごく便利だったんですよね。
生で見に行った後、大筋の感想を書いて、
その後リピートを見ながら細かい言葉やくだりを拾って感想書いてたんです。
なので今回は、発言が正確じゃないし、うろ覚えですが、
自分の好きだったくだりを書き出して、最後に全体の感想でいきます。



前説はTEAM BANANA。
山田「普段、ブロキャスさんのライブとかだと、『吉村さーん?』「かっこいいー!!」とか言って声出ししてもらうんです。
   だから今回は、『仁さーん?』「かっこ――」……」
二人「違いますねー!!」
山田「じゃあ、『関町さーん?』「かっこ――」……」
二人「違いますねー!!」
なんて愛のある前説なんだ(笑)
そんなわけで、結局声出しは、
二人「関町さーん?」
客席\ぶすー!!/
二人「仁さーん?」
客席\滑舌わるーい!!/
ということになりました(笑)
女性コンビってこともあって、メメの時を思い出しました。
その雰囲気を引き継いでくれてる感じがして、なんだか嬉しかった。


・nottvの話題からスタート。わーん、見たいなぁ。
 なぜかデブキャラになっている関町さん(笑)

・水面を見ながら、
 関町『オレ…落ちるわ……』
 超かっこいい(笑)
 田所「オレが死ぬからみたいなテンションで」(笑)

・スタッフさんも笑わせたくなっちゃう、関町さんの芸人病。
 関町「本当は仁にも言いたくない」
 田所「でもオレは落ちるだろうなってわかってたもん」
 関町「だから言ったの」
 ここがなんか好き。

・せっかく落ちたのに、スタッフさんに「しめて!しめて!」と言われてしまう。
 落ちること求められてない(笑)

・関町「だから最近のテレビって面白くないんですよ」
 って言った時の、客席の引き具合ったら半端なかった!
 みんな関わりたくない感がすごい(笑)
 田所「僕は言ってないですよ、こいつが~!!」
 明らかなごますり。
 でも、わかります、わかりますよ、
 最近のテレビは規制が強くなっちゃったってことですよね、ね!?(笑)

・お昼の情報番組で落ちたらマイナスなんじゃないか(笑)
 関町「確かに、そういうところの芸人さんって面白いこと言ってない」
 なんで今回の関町さんは、こんなにぶっこんでくるの(笑)
 田所「何で急に毒舌になったの?」
 関町「ナチュラルに出ちゃったんです」
 そっちの方がダメだよ(笑)
 でも、言いたいことはわかりますよ、
 情報番組で、芸人さんに別にウケを狙ったコメントは求められてないってことですよね、ね!?(笑)

・フェスでのトータス松本さんのMCを受けての、バナナのフリ、また見れてすっごい嬉しかった!
 関町『それじゃあ見てください、バナナ!!』
 田所「ぜってぇウケねぇじゃんそんなの!!」
 そうだと思うけど、一回でいいからやってみてほしい(笑)

・田所さんの旅の話で、3人体育座りして花火を見た、というところで、
 関町「保護されなかった?」
 なんか私これがツボでツボで(笑)

・そしてKOCの話。ふにゅー。ふにゅーっ。
 本当は何にも聞きたくないくらいだったんだけどな、ふにゅーぅ。
 まあ何も触れないのも不自然ですしね。
 関町「すみませんね、みなさん。決勝行けなくて」
 ……これ、最初は「は??」って思っちゃった。
 私はもうKOC関係の自虐は本当に聞きたくなくって、そういうのだったらやめてほしいなって。
 でも、そうじゃなくって、本当に決勝に行く思いだったのかなって思ったら、
 余計になんて言ったらいいかわかんなくなっちゃった。

・ほぼ密着みたいになっていたVTRの映像だけでも回収したい。
 関町「戒めとしてここで流しましょう」
 ぜったいやだ。
 やだけどちょっと見たい(笑)
 だからいつか決勝行けた年に解禁してください(笑)

・関町「僕はもう見えてますから」
 田所「お、来年のビジョンが?なんですか?」
 関町「お前から言えよ(笑)」
 田所「なんでだよ!!オレ何も見えてない!!」
 なにこのくだり(笑)

・そして懐かしのレシート!
 レシートやるってなった時の、客席の盛り上がりがなんかすごく嬉しくて。
 これが1年半の重みだよねぇ。

・答えがわかった時の、
 田所「服のレシート1枚もないじゃん!」
 関町「オシャレ止まったよ!!」
 とか、こういう細かい言い回しが好き。

・そして、ずーっと待ってたセリフ。
 「コーナーの方にまいりましょーう!!」
 1年半聞けなかった、大好きなセリフ。

☆そんなこんなでここからコーナー

・私、「眠りスト」が大好きなんですけど、あれ?みなさんそんなでもないですか?(笑)
 あと、「ファイナリスト眠りスト」にも爆笑してたんですけど、みなさんそんなでもないですか?(笑)

・起こしに行く時の関町さんが、なんでこんなに可愛く見えるのか不思議なくらい可愛い

・みんなの寝起きがそれぞれでホントに面白い。
 硲さんが飛んだあと舞台上でもう一回ごろごろして寝ようとしてたのが、すっごく気持ちわかる(笑)

・寝起きで完璧な即興芝居を見せる林さんすごすぎる

・寝起きのリアクションすら嘘くさく感じられる熊谷さん(笑)

・松橋さんを起こそうとして抱きついてる関町さんがかわいすぎて……
 それで起きてきた松橋さんは誰だかわからない(笑)

・「オシャレが?」「とま……」
 倒れ込んだデンペーさんを抱きかかえながら大笑いしている田所さん(笑)

・村上さん寝起きひっどいな!!
 それで、関町さんの起こし方が手慣れてるななんて思ってしまいました。
 さすが10年来の付き合い(笑)

・寝起きで意味もわからずリレーさせられた後、
 関町「お祝いのおにぎり作って!!」
 お祝いのおにぎりって何(笑)

配信では、重さんがピラミッドに乗った辺りで終わっていたのかな?
その後、舞台上に巨大風船が持ち込まれ、みんなで押し付け合って、
最終的に重さんの頭上にきたあたりで、関町さんが持ってる棒で風船をついて割れる!
そしたら、その衝撃で村上さんが床につっぷして倒れる。
林「し、死んでる……!!」(笑)
そして起き上がって気付いた村上さん。
村上「ピラミッドの時、オレいらなかったよね?」
多分村上さん以外、みんな気付いてましたよ(笑)

ぼそぼそ文句を言う重さんに、
関町「そんなこともあろうてー!!」
重さんのとび蹴りをくらって、華麗に倒れる関町さん(笑)

田所さんが、告知ありますか?と聞いてるのに重さんは全然動かない。
みんなが、重さんいつもの告知いいんですか?と聞いても、
重岡「あれ嘘だもん」(笑)
そして、以上で終演ですとなったあと、ライス二人がどうぞという感じで、帰るのを促す。
ゲストのみなさん、のろのろと帰っていく(笑)
最後の重さんは、「え?本当にこれで終わりなの?10分くらいしか出てない!」
逆に喋りたくなっちゃったらしく、
「終わった後、しばらく上で喋るわ!!」
なんて言いながらハケて行きました(笑)



最後にライス二人だけが舞台に残って、二人一緒に深々と頭を下げて、客席の拍手のボリュームがぐっと上がって。
顔を上げた田所さんは満面の笑みで、関町さんは客席に手を振りながらハケていって。
幸せだった。胸がいっぱいになった。
溢れそうになる涙を必死でこらえながら、思い切り拍手してた。
本当に、心の底から嬉しかった。
好きでよかったって思った。

ずーっと引きずってた。
私は、結果がどうあれ何も変わらないつもりでいる。
ただ、ろくに見たこともない人に、つまらないとか、この程度の実力なのかとか。
事務所にもメディアにも世間にも、面白くない人達だと思われるのが、
すごく嫌だったし、怖かったんだ。
これからそんな一年が始まるのかって思ったら、本当に苦しかった、耐えられなかった。
でも、もういいや。もうどうでもいいやそれは。
誰がどう思おうと、そんなこと知らない。
私はライスが好きだし、面白いって思ってるし、
幸せをいっぱいもらってるし、これで十分だ。
もちろん、活躍の場がもっと広がれば嬉しいけれど、
だけど他の人がどう思うかを気にするのはもうやめます。

こんなすがすがしい気持ちで、ホールを出れるとは思っていなかった。
幸せでいっぱいで、また楽しく応援していきたいって感じた。
帰り道、渋谷の駅構内に入る前に振り返って、賑やかなスクランブル交差点をぼんやり眺めてみた。
キラキラ揺れるネオンと、たくさんの行き交う人達を見ながら、
この街で今一番幸せなのは私なんじゃないかなって、
そんな勘違いをしながら、渋谷を後にしました。