甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

モテキ、来た?

2011-10-20 01:43:02 | お笑い全般
「僕、モテたいんですよね~」
漫才の定番中の定番の導入。
かれこれ10年近くもお笑いファンでいると、冗談じゃなく、このセリフから始まる漫才をもう100本くらい見ているんじゃないでしょうか。
ですが私は、どうもこの導入が好きじゃないんです。
この言葉に続いて、「あ~、やっぱモテたいですよね~」なんて続こうものなら最悪。
というのも、どうしても「モテたい」って気持ちに共感できなくて。
そんなに、そ~んなにモテるのっていいものなのかなぁ?
もちろん、出来るだけ多くの人にとって、いい印象だったらいいなとか、仲良くなれたらいいなとかいう思いはあります。
でも、そんなに多くの人に、恋愛感情として好かれたいとまでは思わないなぁと。
(よって、ライスの「僕、彼女ができたんですよね」という導入はありです・笑)
ところが、最近その考えがちょっと変わってきてしまいました。
授業で仲良くなった男子の後輩が、なんだかやたらと私のことを気に入ってくれているようで。
恋愛とかそういうのではないと思うのですが、「先輩どんな研究してるんですか?」と聞いてくれたり、
私のプレゼンを見れば「すごいですね!」と褒めてくれたり……。
ことあるごとに話しかけてくれて、あぁかわいいなぁと思ってしまいまして。
モテるってこういう気持ちなのか……?(多分違います)
とりあえず、手始めにモテキを見に行ってみようと思います(笑)
……なんてどうでもいい話をしているんでしょうか。
しかしこの後も、どうせどうでもいい話しかしません(笑)

最近見たものリスト。

①トリオさん 赤羽はそのときどうしたクイズ
正直ねー、企画自体についてはちょっと色々文句をつけてしまいたくなります。
例えば、ロンハーみたいに、彼女がいるのに他の子とデートに行ってたりしたら、そりゃあ批難されてしかるべきだと思いますが(それでも私は苦手ですが)、
でも今回はそういうわけじゃないので、ちょっとかわいそうに思ってしまいました…。
別にデートしてたっていいじゃんねぇ。
それに終わり方も中途半端だし……。
言葉は悪いんですが、お金がある番組じゃないので、アイドルさんを呼ばずに手っ取り早くロンハーみたいなことをやるにはちょうどよかったのかな?
なんて色々言ってしまいましたが、でも放送自体は本当に面白かった!
今までのトリオさんの中で、一番好きな回かもしれません。
真剣に答えつつも、どんどん崩れて大喜利になっていく感じ。
「燃えよデブゴン」
「お前、なんつってんの?」
「赤羽ニホ」
「わかってるよね」
「肩にかついでホテルに連れてった」「それが正解だったらもう番組やれねぇよ!」(笑)
あ~面白かった(笑)
テレビと舞台は違うってことはわかってる。
この9人の地の力が面白いと言っても、ただそれだけを披露するようなシンプルな大喜利は、おそらくテレビでは受け入れられない。
だから、こういう場で、ちょっと変化球だけど、みんなの地のセンスが出せるような企画はすごくうれしかったです。

②Quick Japan ジューシーズDVD評
今回のQJのコラムで、ジューシーズのDVDについて紹介されているということで読んでみました。
すごく面白かったし、納得しました。
とてもよく見ていらっしゃって、特徴をとらえていらっしゃる方なんだなぁ。
そして、松橋さんが大好きな吉高さんが表紙の回に載るというミラクル(笑)

③Quick Japan さらば青春の光×うしろシティ
同じく、今回のQJ。
この二組の座談会、すっごく面白かったです!
松竹芸能が大切に育てているコント師二組(本人たちには全く覚えがないようですが・笑)
見開き1ページしかありませんでしたが、でもすごく読み応えありました。
特に「復讐さん」ってなに(笑)
これだけであと1週間笑える(笑)
設定に凝っていて、そしてお互いを認め合っている素敵な二組の関係性。
DVDが本当に楽しみ。

④オンバト+
そのさらばが、今回のオンバトで披露したネタが本当に面白かった。
シリアスな導入からは全く想像出来ないような、くだらない展開(笑)
私の好みど真ん中でした。
さらばの魅力は、なかなか思いつかないような斬新な設定なのに、まるで中学生男子みたいなくだらなさだと思うんですが、それがとてもよく発揮されていた気がします。
森田さんの、何回やってもきれいにふっとぶところとか素晴らしかった(笑)
あと、結構テンション高く叫んだりするネタが多かったので、暗く影のある雰囲気の東口さんは新たな魅力でした。
あ~、本当にもっとネタ見たいな。

⑤ばちーんLive (10/14)
や→さできっちりがっつりウケた後、コーナーで全てを持っていく関町さん。
そして執拗な尾形さんいじりを繰り返す田所さん。
もう…関町さん、本当に、ケガだけには気をつけて頂きたい…。
でも、こうやって意外と体張って笑いをとっていくところがすごい。
この人が思い描いている芸人さんの姿って、こういうことなんだろうなぁ。

⑥パワー☆プリン
正直に言うと、あまり期待してませんでした。
でも実際に見てみると、かなり良かった。
あの豪華なセットにも負けていなくて、テレビの雰囲気にかっちりハマってる感じ。
いい意味で、舞台の時とは使い分けができてる感じがしました。
みんな演技上手いしね。
あとは、出来るだけ全員の出演回数を均等にしてほしいのと、もう少し一つひとつのコントを短くテンポよくしてほしいのと、変なコーナー増やさないでほしいのと、あまりセットを派手にしすぎないでほしいのと……注文多すぎですか?(笑)
そしてもう一つ、出来るだけ長く続いてほしいです。


なんだか一気に書きすぎてしまったー。
けど、久々に思ってること書けて楽しかったです。



……もっと頑張らなきゃいけないのかな?
努力が足りないっておもわれてるのかな?
ライブ控え目にしてるって言っても、それでもこうやってテレビや配信見たり、雑誌読んだり、ブログ書いたり、
そんなことやってる場合じゃないだろって思われる立場なのかな?
実際そうなんだろうけど、でも、なんか、もうそれでもいいや。
ちょっと疲れちゃった。
ちょっとくらい休ませてよ。
それすら許してもらえないなら、もうやっていけない。

この夏の想い出

2011-10-13 02:10:15 | Weblog
2011年、夏の想い出




本当に行ってよかったと思ったライス単独、
楽しくてはしゃぎたくなっちゃうようなジューシーズ単独、
関町さんの歌声に酔いしれた池田が歌う、
いつもと違う顔が見れたPRESENTS、
田所さんがスロット風イベントについてキラキラした目で語っていた週末月灯、
まだまだ成長する可能性を感じさせられたしずる単独、
笑いすぎて疲れすぎたneeds、
心からシチサンの復活を願ったワラサンLIVE、
今まで好きでいてよかったと思った耳愛撫、
暑い暑い真夏の昼間に開催された木戸哀楽くん、
グランジ主演のはずなのに関町さんが主役だったクリコの指輪、
キラキラ輝く夢の舞台だったKOC

レポートに追われ図書館にこもって乗り越えたこと、
ビアガーデンに行って無理してレモンサワーを飲んですぐに酔ったこと、
節電で冷房を弱めにしている中で飲んだジュースのこと、
熱闘甲子園を見ながら食べたアイスのこと、
つらくて仕方なかった実習のこと、
暑い中スーツで都内を歩き回ったこと、
太陽の光に反射して美しく輝く湖のこと、
333ライズを聴きまくってテンションあげたこと、

全部、全部、忘れられないこの夏の想い出。
2度と戻らない、この夏の想い出。


神保町花月『踊る脳事件 ~奇抜探偵・四条司の苛烈なる雪辱~』

2011-10-05 01:14:48 | 神保町花月
ずっと気になっていたのになかなか見に行けなかった、奇抜探偵シリーズに行ってきました。
ひさしぶりに、見終わった後に色々と語りたい、考えたい公演でした。
いつもの通り、詳しいあらすじは楽屋裏ブログに任せて、自分の考えたことをつらつらだらだらと書いていきます。
ちなみに、普段だったら人物ごとに感想をまとめているのですが、今回はなんだかそれが上手くいかなかったので、
印象に残った台詞を中心に、好きなシーンをざくざくと取り上げていくことにします。
ただ一回しか見れなかったので、多分細かい言い回しは違っていると思いますがお許しください…。


・「お前は、一年前の事件の関係者か?」
 このお話って、観客側にとっては、時間軸がずれていて難しいのですが、
 実は煙山にとってはそんなに難しい謎ではない、というところが肝ではないかと、個人的に思っています。
 私達観客は、一年前の事件というのは透子が謎の死をとげた事件だと思っているけれど、
 Side-Bの煙山が言っているのは、夏芽が死んでしまった時の事件。
 この事件の主要な関係者といえば、自分と明子と四条くらいしかいない。
 そしてこの次の「女か?」でNOだったので、もうこの時点で、煙山は謎の声が四条だと確信を持ってたと思う。
 加えておそらく、四条も、煙山が自分が誰かということに気付いているのを、わかっていたと思う。
 わかってて、その後の会話続けてるんだと思う。
 そこには二人にしかわからない絆があるんだと思う。
 私は今回、この3作目しか見に行けなくて。
 もちろんこれだけでもすごくいいものを見たのですが、やはり今までの作品を見て来られた方にはさらに思うところがあったんだろうなあと。
 今まで共に事件を解決してきた二人が、対立してしまったから。

・「生涯一刑事、って感じの人でしたからねぇ」
 桂川が、煙山が刑事を辞めたと聞いたときに、意外だと言ったシーン。
 この台詞が、なんだかすごく私の印象に残っています。
 実際、煙山は一刑事だったってことなんだろうなと。
 刑事を辞めたけれども、真相を追い求めているという点では。

・「俺が誰かを当てろ」
 気持ちが高ぶってしまった煙山は、今まであいつに頼ってきた、でもそれじゃダメだって気付いたと半ば叫ぶように言う。
 だからこれは自分で解決しなければいけないことなんだと。
 (ここで、舞台後方を四条が走り抜ける演出も素晴らしかったなぁ!)
 それを聞いた謎の声は、少し沈黙した後、冷たくこう言い放ちました。
 この謎の声が四条だということを踏まえて思い返すと、なんだかたまらないものがある。
 四条に頼っていてはダメだ、と自分で全て決めて突っ走ってしまった煙山と
 自分は結局煙山という一番身近な人を救えなかった四条、どちらの思いを考えても切なくて。
 沈黙の間、四条は何を考えていたんだろう。

・「お前は俺を、恨んでいるか?」
 この質問に対して、四条は答えなかったし、煙山は答えを求めるのを途中でやめた。
 煙山は、聞かなくてもわかってると、四条が自分のことを恨んでいると決めつけているようだったけれど、
 でも、四条はあの質問で、本当にYESと答えただろうか?
 そう答えられるなら、すぐに言えたはず。
 だけど、すぐにそう答えられなかったのは、あれがYESかNOでしか答えてはいけないルールだったからではないだろうか。
 そんな簡単にどちらかと言える問題ではなかった。
 恨んでいる気持ちもあったかもしれないけれど、
 それよりも、何で自分に相談してくれなかったんだというもどかしさとか、煙山を止められなかった悔しさとか、自分を責める気持ちとか、
 そういうあらゆる思いがあって、ただ単に恨んでいるという言葉だけでは言い表せなかったんだと思う。

・「止めてほしかったのかもしれない」
 ここすごく好きでした。整理された部屋に、『踊る脳』というメモだけが残されている感じを想像すると余計に。
 きっと、止めてほしかったんだと思う。
 加えて、このたった一言だけで、四条が真相に辿り着いてくれることを信じていたんだと思う。

・「言いたいことが山ほどあるんだ」
 竹下が煙山を逮捕する時の言葉。
 四条と同じように、竹下も悔しかったんだと思う。
 自分で全て決めてしまって、何の相談も無しに犯罪に手を染めるという方法を選んでしまうなんて。
 これは1作目から見ている人は、思うところがよりあっただろうなぁ。

・「あの、先生、僕変なこと言ってるかもしれませんが、いつか煙山さんが罪を償った時は…」
 「その時は、ここでこきつかってやるつもりだ」
 このお話って、決してハッピーエンドとは言えない。
 誰も救われない、誰も勝利者ではない。全員がどうしようもない気持ちを抱えている。
 けれど、この言葉を聞いたときに、なんだか希望を感じたんです。
 絶望の中に差し込んで来る一筋の光という感じ。それでもどうにかして未来を信じたい感じ。
 これ、どこかで思ったのと同じような感覚だなと思っていたら、同じく福田さん脚本の雨プラでした。


最後に個人的な笑いどころメモ。

・四条のポーズは、宗助に言わせると「あーいとぅいまてぇーん!!」のポーズ(笑)

・宗助「へんなくせ…えんあくえ…円楽さん」
 四条「だとしたら円楽さんではないよ」

・謎の声「たこやきー!たこやきー!」←ぷよぷよの連鎖

・竹下「し、四条大橋!天気がいい日は水面に映るぜ!」←棒読み

・河村隆一が終わった時にはXJAPANになります

・謎の声の「食べんでよ~」推しはなんだったのか

・「そーれそーれそれよっしゃー!!」

・サイケデリコ推し(笑)超懐かしい!当時よくマネしてたなぁ。

・「気合いの入ったー!」「はいはいはい!!」「女同士」「やるときゃやりましょ!!」
 これも懐かしすぎる!!
 ひっさしぶりに聞いたよ(笑)
 囲碁将棋及びその界隈のライブに行ったり、トークを見たりしているといつも思うのですが、
 彼らのネタがリアルタイムでわかっているのって、私ぐらいの年齢の人がギリギリなんじゃないでしょうか(笑)
 今の中高生達、青色7なんて絶対知らないでしょ(笑)

シリアスなシーンが多かったけど、監禁シーンでの煙山と謎の声とか、笑いもたくさんあってよかったです。
そしていちいち、「そこチョイスしてくる!?」というのが面白くて(笑)


最後にもう一つ、印象に残った言葉。
犯人当てに入る時の、「四条司です!」の後に、文田さんがさりげなく言った言葉。

「これで最後かと思うと、寂しいものがありますが…」

四条としてではなく、素の文田さんがさらっと言ったところが、余計にぐっときました。
きっと文田さんにとっても、とても思い入れのある3部作だったんだろうなぁ。
私は今回しか見に行けなくて、本当に残念で。もっと見たかった。
いつかまた、四条さんと煙山さんに会える日を楽しみにしています。


キングオブコント2011 裏総括

2011-10-03 00:52:46 | お笑い全般
一日置いて、総括を見返してみるとなんか……すごい暗いですね(笑)
もう少し冷静に、そして客観的に書ければよかったのですが、自分のもやもやした思い全部書いてしまいました。
そしてその結果、脈絡なくてすごくわかりづらいですね。本当にすみません。
まぁ、気を取り直して、裏総括はテンション上げて書いちゃいます!

と、その前に。再び告知をさせていただきます。
以前もご紹介させていただきました、一般のお笑いファンの方々が制作したお笑い雑誌、fan*fun。
そのKOC特集号が発刊され、僭越ながら私も寄稿させていただきました。
今回は、KOCという大会そのものの魅力について書かせていただいているのですが、久々に書くのにすごく時間がかかりました。すごく苦労してしまいました。
頭の中にアイデアはあるのに、それを文章として具現化して整理する作業が、本当に大変で。
自分の考えを人に説明することの難しさを、改めて実感していました。
……その作業をきちんとやらなかった結果が、昨日の総括です(笑)
ただ、やったからと言っていい文章だとは言えないですが(笑)
今回、つい冒険心が働いてしまって、ちょっとした政治に対する皮肉も織り交ぜたりして書いているのですが…あまり上手くいかなかった…。
慣れないことはするものではありませんね(笑)
そんなわけで、一応告知させて頂きましたが、私の文章なぞお読みにならなくても全然大丈夫です!
それよりも、ファンの皆様による好きな芸人さんの考察やファン座談会、K-PROの主催者児島さんへのインタビュー、そして、ファイナリストとなって話題沸騰のラブレターズへのインタビューなど、見どころ満載!
なんと、お笑いナタリーにも取り上げられています!!
普段は有料ですが、今回は無料公開となっております。
こちらから、ぜひお読みになってみてください☆


それでは裏総括!


・「今年は飲むものがなくなってしまいました」
 それによって、あのかっこいいCMもなくなってしまい本当に残念です…。

・OPVTRで、本当に一瞬ですが、2700のキリンスマッシュに爆笑している関町さんが映ってる…感動。

・毎年思っていますが、審査員席の並び順誰が決めたんだろう

・毎年思っていますが、どこに誰がいるかを探すのが、ウォーリーを探せみたいで楽しい(笑)

・今回は結構、事務所ごとに一緒になっているんですかね?
 うしろさらばの並びが本当に嬉しい!!
 ジューシーズはぱっと目を惹かれちゃうなあ。

・浜田さんに振られると解散してしまういわくつきの席にアルピーが!(笑)

・今立「トップとわずかに400点差!」

・ラバガ大水さんに予想外のキャラが(笑)
 「そうですね、主に地方に行ったときに…」

・決勝進出者発表の場でロバートが呼ばれた時、笑顔で拍手している金子さんがかわいすぎて…

・「接しやすい~」

・ラブレターズの煽りVTRで、決勝進出者が発表された時に、喜んでいる阿佐ヶ谷姉妹の姿を見てなんだかぐっときたよ

・その煽りVTRの最後がとってもとってもかわいい!!
 「はじめまして、ラブレターズです!よろしくお願いします!」きゅん☆

・そこから、あのトラックが流れ始めた時のわくわく感ったらなかったなぁ(笑)

・「浜田さんだよ!!浜田さぁ~ん!!」
 「わぁ松本さぁん!!」
 「こんな緊張、ないですよぉ……にしおかちゅうがっこ~う♪」
 ダウンタウンとの絡みにおいて、一番結果を残したのはラブレターズだと思います(笑)

・これを見ていて思ったんだけども、KOCって、優勝とか賞金とかいうのはもちろんですが、
 4分サイズのネタを2本も全国放送で出来て、しかもダウンタウンに見てもらえるっていうのがすごいことですよね。
 本当に、決勝に進出するってこと自体が大きいなぁと思います。

・2700の煽りVTR、八十島さんの「リズム」発言にウケている芸人勢の声(笑)
 いいなぁ、こういうのが楽しみでKOC見ているのよ

・2700のネタ終わりの審査員席、爆笑している池田さん、あきれたような笑顔を浮かべる向井さん…(笑)

・ミスターメタリック、すごすぎ!!こんなネタどうやったら思いつくんだ(笑)
 ただこれは、登場シーンを集めた動画サイトを見ている、という状況がイメージできないとなかなか難しいのかなぁと思いました。
 「これだけ呼ぶなら私を仲間に入れたらどうだ!」

・鬼ヶ島の発表の時、満面の笑顔の大川原さんがとても素敵でした

・いやしかし、今改めて考えてみると、プレッシャーすごかったんだろうなぁと思います。
 煽りVTRでも「人力勢3連覇なるか!?」と言われ、おそらく事務所の方からもすごく期待されていたんだろうなと。

・豚いじりに対するコメントが一つひとつ秀逸!

・トップリードの二本目、どうしてどうしてこんなに点数が伸び悩んじゃうのかなぁ。
 こんなに素敵なコントなのになぁ。
 すぎさんのコメントに涙…。

・インパルスの得点表示、ここで変化球にしてくるなんて(笑)

・ここで突然ですが、しずる池田様の、KOCにおける名言集
 <2009年>
 東京03の点数を見て、
 「絶対負けだもんな~」

 <2010年>
 しずる一本目のネタ終わりに審査員席を見ながら、
 「結構ウケてたと思うんですよねぇ~(ニヤリ)」

 しずる二本目のネタでスベり、低い点数が出た時に審査員席を見ながら、
 「そ~んなに面白くなかったですか!?」

 <2011年>
 インパルスの二本目終わり、
 「衝撃の一発でしたよ!!」
 池田様の、KOCにおけるコメント力の高さはなんなんでしょうか(笑)

・「どうしたの~ぅ?恥ずかしいの~ぅ??」

・キメ顔で客席を見つめるホスト野田

・かまいたちの時に笑顔の松橋さんが映っていたかわいい

・2700のCM前に、私の大好きなコートで衣装を隠す姿が!!
 あのコートの下は、もうキリンさんとゾウさんの格好なんだよね…
 まさかあの後に、あんな衝撃的なネタが流れるとはみんな思っていなかっただろうなぁ、みたいな(笑)

・そして、予想以上に賛否両論を巻き起こしたキリンスマッシュ。
 個人的には、賛否両論を巻き起こしたというだけで勝ちな気がします。

・2700がネタ終わりでダウンタウンのところに来る時に、ツネさんが先に来ていたけれど、
 その時に出水アナが小声で「ぞうさんがまだ…」って言ってませんか?(笑)

・ツネ「何が面白いかわからない」
 それなのにあんなにキレキレで踊れるなんて、なんか怖い(笑)
 本当のマリオネットは、あの野田ではなく、ツネさんなんじゃないでしょうか。

・ロバート本当におめでとう!!


……と、いうことで、だらだら好き勝手書いてきてしまいましたが、ここで裏総括終了させていただきます~。



最後にちょっとだけ……。
「準決勝に行ったら、あれでしょ?テレビ出れるんでしょ?」
進出が決まった時、そう嬉しそうに話していた関町さんを微笑ましく見ていたのですが、まさかはずされてしまうなんて思いもせず……。
本当に残念でした。
見きれを楽しむことも、コメントで注目される可能性もなくなってしまったなんて。
ご本人達がどう思っているのか気になった。
ただ、そういうことを言ってくれる人達でもありませんし、思っていることがあっても言ってくれる場も最近はなかなかありませんし。
そんな中、KOC本番と時間が丸かぶりしていた「先手文田、後手根建」に、関町さんがゲストで出られていたと聞きました。
審査員を外されたと知った根建さんが、「関ちゃん、出る?」と電話したところ快諾したそうです。
なんだかこれを聞いて嬉しくなりました。
この方は、場所に関わらず、ただただ楽しいことが好き、お笑いが好きなんだろうなぁって。
そして、誘ってくれた根建さんありがとう。
ちなみに、「仁は何してるの?」と聞かれた関町さん曰く、「パチスロ行ってるんじゃない?」ということだったそうです(笑)
それはそれでブレてなくて、素晴らしい気がします(笑)
信じてるから大丈夫。
来年はきっと、あのスタジオの中にいるよね。


色々な思いはありましたが、でも結局、今年もとても楽しかったです。
賛否両論あると思う。
悔しい思いやもどかしい思いをすることもあると思う。
けれど、審査員席の芸人さん達の笑顔を見ているときが本当に幸せ。
そして、色んな人が同じものを見て、楽しんでいるというこの一体感が幸せ。
来年も楽しみです。ありがとうございました!!



キングオブコント2011 [DVD]
よしもとアール・アンド・シー



キングオブコント2011 総括

2011-10-02 02:15:50 | お笑い全般
今までで一番、楽しみだったはずのKOCでした。
でも今までで一番、ほろ苦い思いをしたKOCでした。

私は、二日目だけですが、準決勝を実際に見に行きました。
そこで見て感じたこと、そして今まで芸人さんを見てきた自分の少ない経験からではありますが、本当にいいメンバーがそろったなと、
決勝進出者の名前をみてわくわくしていました。
それなのに、実際のKOC本番、特に私がわくわくしていた、いわゆるライブシーンの芸人さん達のウケがいまいちだった。
すごくショックでした。悲しいというより、衝撃的でした。
なんでこんな風になっちゃうんだろう。
もっと面白いはずなのに、普段もっとウケているはずなのに。
特にトップリード。
オンバトチャンピオン大会の時に見たような、あの圧倒的な勢いは影をひそめ、なんだかすごく小さくまとまってしまっている感じがした。
本当はもっとお客さんを惹きつけられるはずなのに、なぜかその勢いが伝わってこなかった。
どうしてそうなってしまったんだろう。
こんなにいいコントなのに、なぜ点数が伸びないんだろう。
ライブとテレビでは、同じことをやっているはずのにどうしてこんなに差が出てしまうんだろう。
準決勝で面白いっていうだけじゃ、通用しないんだろうか。
テレビでもウケるように、寄せたネタを作るしかないんだろうか。
でもそれによって、その芸人さんの持ち味が失われることになったらどうするんだろう……。
何日も前からずっとこんな感じのことをぐるぐる考え続けているのですが、何一つ答えは出ないままです。

何が嫌だったかって、
あの一度しか見ていないのに、トップリードはつまらないと思われるのが嫌。
あの場しか見ていないのに、準決勝で本当に正当な審査だったのかと思われるのが嫌。
そして、あの放送しか見ていないのに、舞台の芸人達はこんなもんなのかと思われるのが、本当に本当に嫌。

……嫌だ嫌だと言っても、仕方ないことだとはわかっています。
実際、自分がその立場だったら、一度見てつまらなかった人をもう一回見てみようとは、まして舞台まで足を運んでみようとは、なかなか思わないしね。
けれども願わくば、その人達に、今回見た芸人さん達との接点がもう一度あればと思います。
ほかのところで見た時には、今回の印象と全く変わってくるかもしれないから。
加えて、例え今回、いい結果を残せなかった人達も、結果がすべてなのではなくて、
たった一人でも今まで彼らを知らなかった人が「面白い!」と思ってくれれば、それでいいんじゃないだろうかと、少し冷静になってきてそう思えました。
もし一人でも、今まで知らなかった芸人さんを好きになった人がいれば、その人の世界も、芸人さんの世界も、きっと広がるはずだ。

そして自分が心がけなければいけないことは、あまり揺れないことかなと考えています。
誰かがつまらないと言ったから、自分もそれに引きずられてつまらないと思うのか?
そうじゃなくて、誰がどう言ったからではなくて、自分が面白いと思ったかどうかだ。
今回のKOCだってそうだと思う。
どんな評価でも、どんな状況でも、自分が面白いと思ったから好きなんだという、当たり前のことから離れないようにしたいと思います。
今までで一番、ほろ苦いKOCでした。
でも今までで一番、大事なことを確認させてもらったような気がするKOCでした。



キングオブコント2011 [DVD]
よしもとアール・アンド・シー