甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

今年もよろしくお願いします ~ブラジル体操からサンダーまで~

2010-01-31 00:50:10 | Weblog
あけましておめでとうございます
……なんて言えない雰囲気になるほど放置してしまいました。
1月は忙しくなるとは思っていたのですが、まさかここまでとは。本当にすみません(深々礼)
お正月は親戚回り、それが終われば成人式、それが終わればテストとレポート地獄。
やっと一段落したと思ったら、もう1月も最後の日でした。
きなこ餅食べたのが、遠い昔のように感じられます……。
2月もほとんど更新できないのですが、今年も当ブログをよろしくお願いいたします!

さて、気になったことを順不同で思いついたことからだらだらと。

その① シチサン
ここにクリスマスシチサンの感想を書いたときに、「次回のシチサンは久々に行けそうです」なんて書いたにもかかわらず、結局8日も22日も行けませんでした。
8日はレポートに思った以上に時間がかかってしまって……行きたかったなぁ。
ただ、配信見ていたら、「これは行かなくてよかったかもしれない」と一瞬思ってしまったのは事実です(笑)
中村さんは愛されてるなぁ。
そしてお客さんはみんな空気が読めすぎ(笑)
22日も、会場で見ていたら面白さがひとしおだったんじゃないかと思いました。
田所さんのブラジル体操はなんなんですか?飛ぼうとしてるんですか?(笑)
そして、全く落ち着きのない関町さんの仕切りも面白かったです(笑)
なんでしょうねー、確かに落ち着きなかったですが、でも結構ちゃんと仕切れていたと思います。
関町さんは声がキレイなので、このまま二人とも仕切れるようになったら、ライスとってもいいんじゃないかと勝手に思います。
これからに期待!

その② 雑誌
久々にお笑いポポロを見ていて、なんか違和感。
しばらくして気付いた。
非吉本の芸人さんしか出てないじゃん!!
え?お笑い男子校とポポロは、完全にたてわけることになったのですか?
それは残念だなー。
いいじゃん、もう吉本だけのはマンスリーも男子校もあるのだから、ポポロに別に出てもいいじゃん!
それにしても、アイドル的な扱いをされているのって、やっぱり吉本勢の方が似合いますね。
やる側としても見る側としても(笑)

その③ レシア
いつか絶対やってほしいと思っていた、嗚呼、二人が登場!
しずるのネタって、本当に今までに見たことないパターンがどんどん出てくるのが魅力だなぁ。
よくこんなこと思いつきますよねー。
ずしゃるでやっていた放課後も、これと同じ系統なのかな。ぜひこちらも全国区で見たいです!
でも、まさかオチがあのまま放送されるとは思わなかった(笑)
ほんとサイテー!
でも好き(笑)

その④ オンバト
流れ星がもうOB扱いなことにショックを受けながらも、プレミアム楽しく見てました。
そしてトップリードのネタはまるでライスみたいだ。
どちらがいい悪いではなく、どちらも好き。

その⑤ テレビっ子
ライブに行けない日々が続くと、テレビに戻るわけで。
たまたま見たミリオンダイスと、ずっと楽しみにしていたアメトークで久々にこの方達を見て、
やっぱり好きなんだなぁとしみじみと実感しました。
生活環境が変わって、なかなか見る機会も減ってしまったけれど、やっぱりこの人達は別格だ。
「サンダー!」を聞いた瞬間、「懐かしい!」と笑ってしまう自分にあきれつつも、そんな自分を楽しんでいました。
今年は、去年よりもう少しこの人達に帰る時間を増やしたいです。



最後にお知らせがございます。
2009年のライブ感想で、書き終わったのにupしていないものがいくつかありましたので、先ほど挙げました。
この3つです。
 東京シュール5 ~村上プロデュース~ 
 神保町花月「『かつて』の意味」
 スラッシュパイルライブ
おひまでしたらどうぞ☆

そしてもう一つ。
2009年は、ライブの感想を書き終わった日に挙げていましたが、
2010年は、書き終わった日に挙げた後、2,3日したら日付を編集して、そのライブのあった日に感想を置くように設定しようかなと思っております。
これは、書き終わる日が前後してしまうとわかりづらいし、そのライブがあった日に置いた方が、私もお客様も見やすいかなと思ったからです。
でも、めんどくさかったらやめます(笑)
とりあえずしばらくは、それで様子を見てみたいと思います。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします!

「ゴメラ」 1月3日 東京シュール5 田所仁とお正月

2010-01-03 23:00:00 | ライブ感想♪
薄暗い照明の中、のろのろ登場する8人。
連れてこられた設定らしく、「ここはどこだ?」「何が始まるんだ?」などと白々しく言い合う(笑)
そこにスーツの田所さん登場。
出てきただけで笑いが(笑)
関町「スーツが大きすぎませんか!?」
今回はメンバーに4つのゲームをやってもらうとのこと。
シュール5の、この舞台のギャラをかけて。
田所「シュール5の舞台、一人一万円もらっています」
村上「言っちゃっていいんですか!?吉本は、大抵一舞台500円ぐらいっていうので通ってるはずなのに!」(笑)
この一万円が最初の手持ち金。
ホワイトボードが出てきて、そこに銀のマグネットが一人につき10個貼られている。
このマグネット=コインひとつが千円分。
このコインを集め、最終的に一位を決め、その人が自分の持っていたコインで今回のギャラが決まります。
ギャラを獲得できるのは1位の人だけ。
だから、負けてしまった人の分のギャラは、
田所「丁重に吉本にお返しします」
なぜ(笑)
田所さんは、「カイジ」をイメージしているみたいで、自分のことを利根川という。
(ちなみに、私は元ネタを知らないので、このままよくわかってない状態で書き進めていきますね!)
状況が掴めない人達の中で、泣き真似をしながら「やだよぉ~」と言い出す池田さん(笑)
大介「状況飲み込むの早い!!」

やんやうるさい演者達を注意する利根川、
利根川「黙れ、ゴメラ」
全員「え?」「なに?」「ゴメラって誰?」
どうやら利根川は、「ゴミめ等」と言いたかったらしいのですが、ラ行が全く言えていない!
全員「ゴメラってなに?」
もうこの時点でほんと笑いました~!!(笑)
アシスタントは、すっかりおなじみの遠藤逸人(笑)
遠藤さんは、以前このギャンブルゲームに参加し、負けて右手を切り落とされ、カスタマイズすることになってしまったそう(笑)
先輩達の優しさで、カスタマイズの機能を紹介。
しかしのっけから声が裏返る(笑)

<第一ゲーム 7カード>
・一人ずつ、1~6までの6枚のカードを手にする
・お互いカードを出し、数字が大きい方が勝ち
・ただし足して7になった場合は、小さい数を出した方が勝ち。(2と5だったら、2を出した人の勝ち)
・出したカードが同じならば引き分け。強制的に同じペアでもう一試合
・出したカードは回収され、一度しか使えない
・対戦相手は自分で指名
・対戦の勝敗は全員に知らされるが、誰がなんのカードを出したのかは知らされない(誰が何のカードを持っているかわからない状態)
・対戦した相手の情報を交換しあうのはOK(その時に嘘を言ってもいい)

細かい対戦結果は省いて、ざっと流れを

・早々に池谷さんと池田さんが組んで、情報を教え合う。
対戦が終わったら、
池谷「わかったぞ~!!」
と言って、急いで池田さんのところに戻り、二人で情報を教えあっていちゃいちゃ。かわいい♪

・多分押見さんvs林さんだったと思うのですが、
1を出した押見さんに対し、2を出して勝った林さん、すごすぎる!
そして1を出すことを読まれていた押見さん、とっても恥ずかしいことに(笑)

・大介さんが「オレの情報いらないっすか!?」と叫ぶも誰も反応しない(笑)

・なんだか絶望的に弱い雰囲気の関町さん

・林さんに情報を与えた関町さんだが、
林「関町くん、ありがとね!」と言って、自分の情報を教えずに去っていく(笑)
関町「利根川さん、あれ反則じゃないんですか!?」
しかし、利根川は騙された自分が悪いと言い放つ。
崩れ落ちる関町さん (笑)

・その関町さんと林さんの対戦が本っ当にすごかった!
その対戦の時、関町さんはすでにだいぶ対戦した後で、カードが少なく、1と4しか持っていなかった。それをおそらく知っていたであろう林さん。
林さんは、他にももっと数字の大きいカードを持っていたのに、あえて4を出す。
これで、関町さんが1を出しても→勝てるし、
もし4を出せば→引き分けになるから強制的にもう一試合出来て、
一気に関町さんを倒すことが出来るんですよね!!
結局関町さんは1を出したのですが、でもこれに気づいた林さん……エグい!!(笑)

・弱い関町さんのところには、みんなが「関町くん、やろうよ~」と言い寄ってくる(笑)
関町「僕、おサセじゃないですか」

・結局負け続け、全部のカードがなくなってしまった関町さん(笑)

・身ぐるみはがされ、カードもコインもなくなってしまった関町さん。
しかし情報だけはいっぱい持っているので、村上&大介と組み、情報を教えることに。

・家城さんと押見さんはさりげなく情報を教え合う。
そんな中、誰とも組まず、仁王立ちの林さん(笑)

・押見さんが池田さんに対戦を申し入れた時、池田さんは手元のメモと押見さんを見比べながら、
池田「えぇと…あなたが押見さん?」
押見さんが誰かもわからなくなってしまったのか!?と一同総ツッコミ(笑)

結局ゲーム終了時、コインの数はだいたい、林&大介が多く、他のメンバーはほぼ横ならび、村上さんがちょっと少なめ、関町さんに至っては2枚しか残っていませんでした(笑)
この第一ゲームが終わったあと、「あの時に何出してたの?」などと、あ~だこ~だ好き勝手に喋り出すプレイヤー達。
利根川が次に進もうと話しはじめても、誰も聞かない(笑)
急にキャラを降りておろおろする田所さん(笑)
田所「あ、あの、そろそろいいですか?あの、わかるけど、『あの時こうだったんだ~』とか言いたいのわかりますけど、そろそろいいですか?」


<第二ゲーム ○×クイズ>
・これから〇×クイズが出される
・この8人は、プレイヤー4人、裏切り者4人に分けられる
・利根川が、一人ずつに紙を渡す。プレイヤーには白紙、裏切り者の紙には〇か×、つまり答えが書いてある。
・全員で話し合い、一つの答えを出す
・正解ならばプレイヤーの勝ち、不正解ならば裏切り者の勝ち。つまり裏切り者達は、プレイヤー達を間違った答えに誘導出来たら勝ち。
・自分の立場しかわからない。(演者にもお客さんにも、誰がプレイヤーか裏切り者かはわからない)
・勝ったチームに負けたチームから1コイン移動。(本当はもっと大きなお金の動きにした方が面白かったのに、関町さんが前のゲームで負けすぎていたので、2コインにして今回負けたら早くも脱落してしまうから・笑)

それぞれに紙が配られ、自分の立場を確認。
問題は、
「世界で初めてエベレストの登頂を生中継したのは、日本テレビである。○か×か」
…難しい!
それぞれが自分の考えを喋っていきます。
池谷「見たことある気がするけど、日本テレビかどうかわからない」
村上「こういうややこしい問題って、ひねりすぎてると○、みたいな法則があるんですよね!」
関町「なんか違う気がするんだよなー」
などなど。
しかし後から考えると、これには何の意味もなかったんですよね。
で、本筋とは全然関係なく印象に残ったところ。
関町さんと押見さんが隣に並んでいたとき、二人ともシュール5Tシャツを着ていたこともあって、
家城「あの二人、コンビじゃないですよね?」
村上「(呟くように)……勝又?」
あ~ほんっと笑った!!(笑)
制限時間の10分が過ぎ、答えが決まらないので、多数決で決めようということになる。
グーを出したら○で、チョキを出したら×になる。
いっせいにみんなが自分の思う方をだしたところ…関町さんだけ○、あとはみんな×
関町「僕、このゲームでも孤立してるんですけど!!」(笑)
じゃあ×でいいですね、という雰囲気になったとき、
押見「いや、違うんですよ」
と言って、答えを書くためのペンとスケッチブックを奪い取り、○を書いて、
押見「っていうことは、こういうことなんですよ」と言いながらスケッチブックを出す。
私、最初全く理解出来なくて、押見さん何やってるの?と思ってました。
押見さんと、押見さんのやってることを理解した家城さんの説明で、やっと理解できた。
プレイヤーの4人は、答えがわからないから、大体半々になるはず。
でも裏切り者は、多数決の場合、誤答に導きたいから誤答を選ぶはず。
だから、この多数決の反対が答えだ!と。
この押見さんの推理が正しいんだ、っていうことがじわじわわかってきて、押見さんはプレイヤーで、
本当の答えは○なんだっていうことにほぼ確信が持てました。
でもここで家城さんが、
家城「そこまで読んでいるんだったらもうわからない!!」(こうなることまで予想して、本当の答えは×なのかもしれない)
とパニックになり、そこからもうみんなでわちゃわちゃ。
村上さんが、「押見さん今更そんなこと言うなんて怪しい!!もうダメですよ!!」とあおり、スケッチブックを取ろうとして、でも渡さない押見さん。
しかし結局押見さんはみんなを説得できず、×と書かれたスケッチブックが利根川の手に渡る。
答えは、○
つまり裏切り者チームの勝ち!!
喜んでいるのは……村上さん、大介さん、林さん、池谷さん!!
押見「オレ、池谷が嘘ついてるのすぐわかった……普段あんなに積極的にしゃべらないもん!!」
っていうか、関町さんずっと裏切り者チームだと思ってた……。
だって、なぜかやたら積極的に喋ってたもん。
っていうか、押見さんと家城さんがこの多数決のカラクリに気付いたとき、関町さんと池田さん、もっと積極的に主張しなよ!(笑)
これ、お客さんにも答えがわかってなかったっていうのが、なんとも面白かった。
自分も誰が犯人か探りながら見ることが出来たのですが、でもこれを知った上で、もう一度最初から見てみたいです~!

このゲームが終わった後も、みんなわちゃわちゃ喋り出す。
田所「あの、みんな、わかるけど……そ、そんな話すことある?」おろおろ。

第三ゲームが始まる前に、利根川からの指令。
「それぞれ、自分が信頼できると思う人と、ペアを組んでください」
「もうそういうのいいよ~」と座り込む家城さん。
結局できたペアは、
池谷&池田
村上&大介
家城&押見
そして、林&関町!!(笑)
ペアを組めと言われたとき、笑顔ながらも威圧的に、関町さんの肩を抱く林さん(笑)
林「大丈夫、もう嘘つかないから!!」
絶対信用できない(笑)


<第三ゲーム 花とナイフ>
「今までで一番単純なゲームです」と言い切る利根川。

・ペアになって向かい合い、右手にナイフ、左手に花を持つ
・その手を後ろ手にして、「せーの」でお互い花を出せば、二人ともその時点で決勝進出
・しかしもし自分がナイフを出し、相手が花を出せば、相手は脱落。自分は相手のコインを総取りして決勝進出
・両方ともナイフを出せば、両方とも脱落。コインは勝ち残った人たちで山分け

なんて、なんて性格の悪いゲームを思いつくんでしょうか……(苦笑)
そしてここがこのゲームの肝。
このゲームのみ、コインの譲渡が認められる。
たとえば、今関町さんはコインを1枚しか持っていない(負けすぎ・笑)
この状況で決勝進出したところで得がないので、脱落覚悟でナイフを出す可能性が高い。
その場合、林さんが「俺のコイン何枚あげるから、絶対ナイフ刺さないで」と交渉することができる。
ただし関町さんは、コインをもらった上で刺してもいい(もうこのルールが性格悪さの極み!)

家城さんが「何で新年早々騙し合いをさせるんだ」と責めると、人が憎しみあっている姿を見るのが楽しくてたまらないという利根川。

まずは、池谷さんと池田さんから。
最初からずっと組んでいちゃいちゃしていたので、大丈夫だろうとは思っていたのですが、みんなは去年池田さんにだまされたことが忘れられない。
家城「池谷、だまされるな、刺せ!!」(笑)
しかし池谷さんは、「大丈夫だよねぇ~?」と笑顔で。
そして、ホワイトボードを見て、自分のコインが池田さんより2枚多いことに気付いた池谷さんは、
池谷「俺の多いなぁ……1枚あげるよ!」と笑顔であっけらかんと言う。
あまりのいい人具合に、会場からは驚きと感嘆の声。
そして、手を後ろ手に組んで、
「せーの!」……
二人とも花!!
笑顔で抱き合う池田さんと池谷さんを見て、すごくほっこりした。
一心不乱に拍手しちゃいました。
たぶん、池田さんは他の人だったらナイフ出してたんだろうな(笑)
でもさすがの池田さんも、池谷さんの前ではって感じだったみたいです。

次は村上さんと大介さん。
この二人のコインの枚数はほとんど変わらない。
村上「コイン、どうする?」
大介「じゃあ全部くださいっ!!(笑)」
ナイフを持つ手が、わなわな震えだす村上さん(笑)
そして勝負の時。
せーの……
二人とも花☆
大介さんは、お世話になっている純さんは刺せないって感じのことを言いながら抱き合ってました♪

次は押見さんと家城さん。
押見さんは絶対刺さないと言っているのに、家城さんは怖くて仕方なくてパニック。
家城「うちらだけ、余りもの同士なんですよ!!」
  「自分は花を出して、ナイフを出された時の感情が想像できない!!」
押見「大丈夫ですよ、刺さないって言ってるじゃないですか!!」
こんな感じで散々やんややんや言う家城さん(笑)
そして、
家城「自分で自分のこと刺すっていうのはルール違反じゃないですよね!?」
疑心暗鬼の極み(笑)
そしていよいよ勝負の時。
せーの……
二人とも花☆
安心する二人でしたが、今までのペアみたいに抱き合ったりせず、未だに信頼できないのか距離が縮まりませんでした(笑)
この対戦の時だったかな?
確か家城さんが、人間としては絶対刺さないけど、2割くらい、「刺したら面白くなるかもしれない」
という、芸人としての感情が出てきてしまってややこしいと(笑)
本当にそうですよねー。
ただの対戦だったらというのと、実際お客さんが目の前にいて、ショーとして見せるものとは違いますもんね。

そして最後に利根川が一番楽しみにしていた林、関町。
林さんは、もう最初から関町さんにコインあげるよ、と。
関町さんはその林さんの言葉をのみ、せめて今のところブービーの村上と並ぶくらいはほしい、と。
その通りコインを6枚くらい渡した林さん。
 林「いい?頼むよ!?本当に大丈夫??」
関町「はい、大丈夫です」
そしていよいよ勝負の時。
せーの……
二人ともナイフー!!
照明が真っ赤になる舞台上(笑)
しかしそれでも、
村上「照明の赤が足りない!!」
それくらいの衝撃ってことらしいです(笑)
う~わ、新年早々、リアルに地獄絵図を見た気がしました(笑)
騒然となる舞台上。
これはひどいと口々にいうみんな。
ところがその中で、家城さんが、ある人を指摘。
家城「二人がナイフだした瞬間、池田が『やった~!!コイン山分けだ~^^』って!!普通すぐにそんな思考にならないでしょ!!」
池田さんってやっぱりなんかいろいろおかしい(笑)
舞台上の人達は、「もらっといて刺すなんてひどい」と関町さんを批判する雰囲気に。
そして、みんななんとなく「林さんは刺しそうだな」と思っていたことが判明(笑)
そうですよね、多分その前の家城さんの言葉もあって、林さん刺しそうだったんですよね。
だから関町さんは、正当防衛だったと思います(笑)
ただ、それが芸人さんとして正しいのかはわかりませんが(笑)

というわけで、決勝進出は6人。
もっと少なくなるかと思った、と呟くように言う利根川。
その言葉に反応した押見さん。
押見「世の中、お前が思っているような人間ばかりじゃないからな!!」
これ、本当にかっこよかったぁ。
しかし利根川は「偽善者の集まりですね」で片づける。

林さんと関町さんは罰ゲーム。
上半身裸で、胸に「ノーギャラ」と書かれ、後ろ手に縛られ、ゲームをガヤっていなければいけない罰。屈辱的。


<第4ゲーム コマ投げ>
ひとつくらいお正月らしいことを、と。そして今回は「もう騙しあいとかじゃないです」とも。
・箱の中にコマを入れる
・箱から遠い順に1~10の小さいパネルがおかれ、どこから投げるかは自分で選択
・その距離をコインで買うことになる
こんな感じ

凹 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 

確かに騙し合いではないですが、これはこれで頭使う感じ。
池谷さんも言っていましたが、中途半端にコインを買ってしまうと、結局失敗してしまったら意味ないし。
これも簡単に。

・押見さんが7という中途半端なところ選んで失敗(笑)
 大介「だっせぇ~!!」

・このゲームで失敗して脱落した人も、林関町と同じ罰を受けなければいけないと言われた押見さん、
 押見「オレ、あそこまで悪いことしてないって!!」

・家城さんは大胆に9とか買っていた気がする
 投げる前に、ぶつぶつと「うちのおじいちゃんもおばあちゃんもコマが好きで、小さいころからやってたんですよ」みたいなことを呟く(笑)

・村上さんが負けた時の罰ゲームで出てきたとき、あまりの肌の白さに、客席のあちこちから
 「白っ!」

最後は大介さんと家城さんの一騎打ちで、家城さんが決めて勝ち!!
……なのですが、この時点で家城さんはコインが1枚=1000円分しか残っていない。
そこで利根川からの最後のチャンスを受けることに。


<最終ゲーム 倍率じゃんけん>
・利根川とのじゃんけんに勝てばギャラが増える
・しかしその増える率が、何を出して勝つかによって変わる
 パーで勝てば全額 (8万円)
 グーで勝てば2分の1 (4万円)
 チョキで勝てば3分の1 (2万6千円)

このルールを聞いてから、下を向いて腕を組んでうろうろ歩きだす家城さん。
利根川はゆさぶりをかけるように喋ります。
「僕はパーを出しますよ。全額持っていかれるのはしゃくですし。チョキで勝たれてもそんなに悔しくはないですから」
家城さんはその言葉を聞いているのかいないのか、うろうろ動き回って、
「決めました!」
勝負の時。
……
家城さんはパー、そして利根川はグー!!
なんと家城さんの完全勝利!!
拍手喝采の会場、みんなで喜ぶ家城さん、そして崩れ落ちる田所さん。
田所「あれだけ揺さぶったら、チョキ出すと思ったのに……」
家城さんは、最初からパーを出すことを決めていたそうです。
それは、こうなることを読んで裏の裏をいったのか、それとも利根川の言葉を信じて単純に出したのか。
後者なような気がしてきました。本当に素直な人なんだろうなぁ。

最後の最後で仕切る人がぐだぐだになったまま、田所仁とお正月は終了でした!

やっぱシュール5っていいなぁと思うのは、それぞれがそれぞれの立場を確立して、みんなが個性を出し合っているからなんだと実感しました。
純粋頭脳派押見さん、
悪い頭脳派村上さん、
ピュアな家城さん、
自由な大介さん、
雑魚キャラを演じる池田さん、
本当に雑魚キャラになってしまう関町さん、
いい人すぎる池谷さん、
悪い人すぎる林さん。
全員が全員、それぞれの立場でこんなに持ち味を出しているからこそ、面白いんだろうなぁと。
それがなかったら、ただそこら辺のお兄さん達がゲームやっているだけでしたもんね。
当たり前だけど、そうならないように、ショーとして成立しているのはすごいなぁと思いました。
この場にポイズンがいたらどうなっていたんだろう。見たかったなー!

私はカイジを見たことがないので、終始「ライアーゲームみたいだな」と思って見ていました。
意地の悪いゲームの数々。
でもそんな状況にもかかわらず、最後の最後に利根川を負かした家城さんには、会場全体で拍手喝采でした。
気持ちよかった~!!
まさに、ナオちゃんがライアーゲーム事務局を見返した瞬間って感じでした。

利根川、いや、田所さんは言いました。
「偽善者の集まりですね」と。
でも、私はそうは思わない。
人を信じることって怖いことだけど、でも、それを乗り越えた姿は本当にすがすがしいし美しい。
笑顔で抱き合っている池田さんと池谷さんを見たとき、そう思った。
世の中は、あなたが思っているような人間ばかりじゃないですよ。
ライブが終わった後、「楽しかった!」とか、「田所さんってすごい!」とか思うと同時に、こんなことを考えてしまった私は、
心底ライスファン、ひいてはお笑いを見るのに向いていないのでしょう(笑)
なんで私、ライスが好きなんだろう。
どうやら2010年も、この人達に踊らされるみたいです。